ヨーロッパでコロナのロックダウン後初のロードレースがドイツで行われた。
このレースは今後のレースの一つの形となるかもしれない。かなりクローズドされたレースだったが、やれば出来ることを示してくれた。
ドイツのペンテコステ( Pfingstsonntag)のGPコースで行われたレースにはコンチネンタルチームの40人が参加して122kmのコースで行われた。
Nach 35 Runden auf dem Sachsenring
まず、スタートはみんなソーシャルディスタンスを保って準備。
午前10時に一斉スタート。観客はなしでゲートは全て閉じられている。
各チームは一人の監督だけが入場可能。最少人数での開催を目指した。
バラバラにスタートしても、一緒にはなるんですけどね。選手はこのサーキットを35周する。
3.5kmのコースだから、何回も回っていたら数が数えられない。まあスタート、ゴール地点には多分、あと何周の表示くらいはあったと思いますけど。
後ろにはサポートカーも見えますね。
コースの途中にも、係員が少しいるだけ。カラーコーンを並べるのが大変だったかな。
レースは、P&S Metalltechnikのトビアス・ノルデ(Tobias Nolde)が独走。2位となったImmanuel Starkは25秒の差で2人で追う。
だが、チーム戦略でImmanuel Starkは引かない。最後にチームメイトのノルデに追いついて二人でフニッシュ。
優勝したのは、トビアス・ノルデ(Tobias Nolde)21歳。2019ドイツU23で5位となっている将来有望な若手ライダー。
チームの監督Lars Wackernagelは
私たちが今は競争に向けて取り組んでいなくても、彼らはレースでよくトレーニングしていたことを示してくれた。
彼らはトレーニングのほとんどない1週間の休憩から来たので、それに応じて新鮮だった。トビの勝利に特に満足しています。
レースの許可は火曜日で日曜日にはレース。
短い準備期間でも、サーキットなどではレースが出来ることがわかる。スタートだけが特殊で、あとは普通のレースだった。
コロナの最中にレースをしたのは、ベトナムのHTVカップに続いてドイツが2番目だ。
ドイツ国内では、他のサーキットでもレースを計画していくだろう。少しずつでも実績をつくることが必要だ。
レース前も徹底されて対策されており、表彰式も少し距離をとってやってましたね。
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