アンドレ・グレイペルは、Israel Start-Up Nationとの契約が12月に満了するにもかかわらず、2020年の終わりに引退するつもりはないと言う。
チームとは、1年契約でシーズンをスタートしたが2月に肩を骨折しまい戦線離脱。レースも中止となったのは不幸中の幸いだと言うしかないけど。
グレイペルはまだ肩のリハビリを行っているが、フルフィットネスは戻っており、後はレースで確認するだけだ。
2021年はフルシーズンで走りたい
Starting to sit like a bike rider on my @FactorBikes again…. pic.twitter.com/AcXqWx3e6m
— Andre Greipel (@AndreGreipel) May 18, 2020
私はまだリハビリで忙しく、それはまだ進行中だ。今は外で乗っているが問題はない。
リハビリはあと1か月ほど続く。肩はそれほど気にならないが、私は完全な力を取り戻したことを確認したい。
私たちは皆レースをしたいが、人生にはもっと重要なことがいくつかあることを知っている。再起動するのは良いことだが、不確実性があるため、プログラムについてはまだ何も述べません。
チームはレーススケジュールを立てておりヨーロッパでのトレーニングキャンプも計画をしている。実際にチームの幹部と話合いの出来る状態にならないとレーススケジュールも決まらないだろう。
アンドレ・グライペルは、サントス・ツアー・ダウンアンダーでシーズンをスタートしたがトップテンフニッシュが3回で勝利はなかった。
これまでダウンアンダーでは18回優勝しており、2018年の勝利が最後であり更なる勝利が欲しいところだが、来シーズンも契約出来ていないと走れない。
ツール・ド・フランスで11回のステージ勝利を獲得しているグライペルは、2021年までキャリアを継続することを期待している。
今シーズンは私たちが欲しかったシーズンではなかった。来年まだ自分が走れることを願っている。
フルシーズンを走り終えた後にだけ立ち止まりたい。素晴らしいクラシックキャンペーン、そしてうまくいけばツール・ド・フランス。
私はそのような美しい方法でキャリアを終えたい。
アンドレ・グライペルはチームメイトのリック・ツァベル(エリック・ツァベルの息子)や、ニリルス・ポリッツと良く一緒に走っている。
プロライダー3人にレベルの高いメンバーなどで走っていれば、チーム練習のようなもの。あとはレースを走るだけだ。
Greipel Fight ALSキット
アンドレ・グライペルの母親はALS(筋萎縮性側索硬化症、ルーゲーリック病としても知られている)でなくなっている。
ALSは治療法も見つかってなく不治の病。彼はALSの認知を広めるために様々な活動を行っており治療の為の研究資金を集めている。
6月3日の世界自転車デーに「世界一周」チャレンジをSTRAVAで作成。これは、地球を周回するために約40,075kmを移動することを目標としている。チャレンジはその後4日間実行される。
私たちは常にALS研究のために何かをすることに熱心です。私たちはALSの認識を高めて貰いたいと思っており、Stravaのアイデアを思いつきました。
私はドイツのStravaの連中を非常によく知っており、そこから話が始まった。
Israel Start Up Nationのキットを提供するKatusha Sportが参加し、グライペルのデザインとイベントの限定版キットの制作を支援した。売上からの収益は、治療法のないALSの研究に資金を提供する。
Katusha Sportは素晴らしいジャージを作成してくれた。彼らのおかげで、キット販売の15%がALSの研究に寄付される。
キットは現在注文可能で、7月1日から利用可能になる。コロナウイルスのパンデミックにより、多数のリスクグループが存在することが示されている。
ALSの人がウイルスに感染すると死亡するリスクはとても高い。
現在、Greipel Fight ALSキットはKatusha Sportsで入手可能で、ジャージの小売価格は70ユーロ、ビブショーツは90ユーロ、レースキャップは15ユーロ。
「世界一周」Stravaチャレンジは6月3日に実施され、4日間となっている。Stravaの中でチャレンジで探してみるのだけど、まだ見つけていない。見つかれば追記したい。
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