ツアー・オブ・オマーンで今シーズン3人目のイエローカードが出た。
今シーズンの一人目はRed Bull-BORA-hansgroheのダニー・ファンポッペル。
二人目はMovistar Teamのイバン・ロメオ。ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ第4ステージで、Alpecin-Deceuninckのジャンニ・フェルメルシュと接触して落車させてしまった。
そして、3人目はまたしてもMovistar Teamでルーベン・ゲレイロがイエローカードとなっている。
ツアー・オブ・オマーン第2ステージのゴール前の落車
Ivan Romeo et Ruben Guerreiro (Movistar) ont écopé d’un carton jaune. L’Espagnol est pénalisé pour avoir poussé Gianni Vermeersch sur le Tour de la Communauté de Valence. Le Portugais paie son sprint sur la 2e étape du Tour d’Oman.https://t.co/uoAtyKW9Qtpic.twitter.com/Q8PaMjCkXC
— Le Gruppetto (@LeGruppetto) February 10, 2025
第2ステージでは、みんなが休憩している時にSoudal – Quick Stepの ルイス・フェルファークが最後は独走態勢に。
誰もが捕まると思っていたのを奇跡的に逃げ切りを果たした。
その、勝利が決まった後ろでスプリント中に奇妙な落車が発生。
頑張る必要もないように思うのだけど、5位以内ならばUCIポイントが獲得できるのでそうもいかない。
この時に、Movistar Teamのルーベン・ゲレイロはイエローカードを受けている。動画を見返してもホイールにハウスしたようにしか見えないのだけど。
ただ、これでMovistar Teamは二人もイエローカードを受けたことになる。UCIのルール変更で結構厳しい状態に。
UCIルールは下記の記事に書いているけど、危険な走りをするリードアウトと、補給ゾーンで危険な走りをする選手に対してイエローカードが出されること。
- 1日のレースまたはステージレースで2枚のイエローカード:失格+7日間の出場停止(最後のイエローカードの1日後からスタート)
- 30日間にイエローカード3枚:14日間の出場停止(最後のイエローカードの翌日から起算)
- 1年間にイエローカード6枚:30日間の出場停止(最後のイエローカードの翌日から起算)
Movistar Teamのルーベン・ゲレイロは、あと一回で失格になる。さらに7日間の出場停止処分となると相当重い罰則となる。
ルーベン・ゲレイロは、現在ツアー・オブ・オマーン第4ステージで総合8位。最終ステージは、登りゴール。勝負を決するのはアフダル山。山脈を構成する石灰岩にちなんで名付けられグリーンマウンテンとして知られている。
ゴールする前に、失格となる訳にはいかない。
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