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2022 ジロ・デ・イタリア第6ステージ  フェルナンド・ガビリアを襲う2度目の不運

海外情報
Photo credit: Benson Kua on VisualHunt.com
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ジロ・デ・イタリア第5ステージでは、リアディレラーの不調とリードアウトのマキシミリアーノ・リケーゼを失うという不運に見舞われたフェルナンド・ガビリア(UAE Team Emirates)。

 

第6ステージでは、あわや大落車につながるような行動をとってしまった。

ワザとした訳ではないが、これでフェルナンド・ガビリアは大きな代償を支払うことに。

 

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落車は回避

こちらは問題のシーン

 

フェルナンド・ガビリアは、Team DSMのケース・ボルと接触してフェンス際まで押し込んでいる。もう少し詳しく見てみよう。

 

YouTube動画より 以下同様

 

先頭はGroupama – FDJのジャコポ・グアルニエーリ。この時点でフェルナンド・ガビリアはカレブ・ユアンの後ろ。

その隣を、Team DSMのアルベルト・ダイネーゼがケース・ボルをつれて最後の引きを見せにいく。

 

 

ここで、ガビリアは前に出たアルベルト・ダイネーゼの後ろに入ろうとする。ただ、無理やり割って入った感じがしないでもない。

まだ、ゴールまで300m近くあり、向かい風が吹いていたので前に上がる必要はなかったと思う。

 

 

バランスを崩したフェルナンド・ガビリアは、ケース・ボルを押し込んでしまう。これで二人共落車しないのが凄いところだけど。

結局、フェルナンド・ガビリアは、この行為により152位に降格。更に、500スイスフランの罰金とポイント賞の13ポイントを没収された。

 

UAEのファビオ・バルダート監督は、ステージ終了後、Eurosportの取材に応じ、この出来事について次のように語っている。

何が起こったのかは分からないので、彼に話を聞く必要がある。ガビリアはダイネーゼがスタートすると同時に回り込もうとした。

残念なことに、スプリントではそういうことが起こり得るんだ。二人とも何が起こったかを表現したがらなかった。

向かい風でとても速いスプリントだったから、彼らは皆、最後の1メートルで出てこなければならないことを知っている。

そして、それが実現した。スプリントは、そういうものなんだ。

 

一瞬の判断なので、間違うこともある。ゴールまでの距離を考えれば、まだ動くべきではなかったと思う。

よく見ると、カレブ・ユアンも一瞬足を止めている。最後まで冷静な判断をして飛び出さないといけない。

 

こちらはラスト1kmからのフル動画

 

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