ジロ・デ・イタリアの第2週を終わって、マリアローザはGroupama – FDJのブルーノ・アルミライルが着用している。
本人も誰も想像していなかった事態だ。総合2位のゲラント・トーマスに対するタイム差は1分8秒。
折角与えられたチャンスなので、できる限りマリアローザをキープする考えだ。そのためにも、ティボー・ピノのことは無視して走ると言っている。
失うまでは
Maillot Rose x Journée de Repos 🤝 pic.twitter.com/YB1b7LW0ms
— Équipe Cycliste Groupama-FDJ (@GroupamaFDJ) May 22, 2023
最終週はティボー・ピノを完全に無視するつもりだ。彼と一緒にステージ優勝と良い順位を目指す。
私はできるだけ長くピンクのジャージを着続けるように努めるつもりだ。でも、リーダージャージを失ったらすぐに、ティボー・ピノに100%の力を捧げるつもりだ。
それがジロの始まりでの自分の役割だったし、今はピンクのジャージを着ているとしても、それはこれからも変わらない。
ティボー・ピノがいれば、まだステージ勝利を目指して、良い最終順位を追い求めることができる。私自身も、まだトップ10、トップ15、あるいはトップ20に入ることができるかもしれない。
2015年の1月に車との衝突で、膝蓋骨を2か所骨折してましたね。この時のことは?
結果として、私は2015年と2016年に数レースしかドライブしなかった。2017年にアマチュアに戻った。そこで、高いレベルに戻るために一生懸命努力した。
これで、2017年にテスト契約を得ることが出来たんだ。
昨年のフランスのタイムトライアルは、このジロまでに自分が描いたた最高のストーリーだった。しかし、もちろん、このピンクのジャージはさらに美しい。
ピンクを着ていると、世界中の自転車愛好家から認められる。まさか自分がグランツールのリーダーになれるなんて、夢にも思わなかった。
6年前には、まだアマチュアだったブルーノ・アルミライル。プロでの勝利は2022フランス選手権タイムトライヤルだけだ。
この時には、Soudal – Quick Stepのレミ・カヴァニャを破っている。2014年にはフランス選手権U23でタイムトライヤルで勝利している。ケガがなければ、もう少しプロでの勝利も得られていただろう。
ブルーノ・アルミライルがどこまでマリアローザをキープできるのかは分からない。第3週の初日から登りゴールとなっており、1回目の試練の時となる。
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