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ツール・ド・フランス第3ステージでゲラント・トーマス、プリモッシュ・ログリッチ、ポガチャルが総合タイムを失う

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Photo by Mojtaba Ravanbakhsh on Unsplash
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ツール・ド・フランス第3ステージの落車は総合勢にも大きく影響を与えてしまった。

まず、ゲラント・トーマスが落車して肩を脱臼。プリモッシュ・ログリッチは横っ飛びで落車してしまう。

更に、その先でタディ・ポガチャルも落車に巻き込まれてしまう。優勝候補のトップ3が揃って落車の影響を受けてしまうという事態となってしまった。

それぞれのライダーについて見てみよう。

 

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ゲラント・トーマス

Tiz-cycling ストリーミングのスクリーンショット

 

ゲラント・トーマスは集団前方付近で落車。かなり痛そうにしていて、医療ドクターがトーマスの肩の脱臼を治してくれた。

その後、なんとか立ち上がったトーマスは再び走り出す。しかし、肩を脱臼してすぐに走れるという精神力が凄い。

自分も、2回ほど肩を脱臼したけれど痛みが凄く、すぐに腫れてきて動かせるような状況ではなかった。

ゲラント・トーマスの落車した位置はゴール手前144kmと早い段階だったので、チームメイトの力を借りて集団復帰が出来た。

この時の落車で、Team Jumbo-Vismaのロバート・ゲシングはトーマスを避けきれず1回転。脳震盪、鎖骨骨折の可能性があり病院に運ばれている。

ゲラント・トーマスの骨折はなく、朝の状況を見て出走を判断することになるが、多分大丈夫だろう。

ゴールではトップから26秒遅れの48位でゴールしている。総合順位では1分7秒遅れ。

 

プリモッシュ・ログリッチ

 

最も被害を受けたのがプリモッシュ・ログリッチ。スピードが上がっていた状態で集団が右に大きく動く。

この時に、Bahrain Victoriousのソンニ・コルブレッリとハンドルが絡んでしまう。Team Jumbo-Vismaのメンバーは吹き飛ばされたと証言しているが、一瞬の出来事なのでどちらが悪いとは言えない。

道幅も狭く、プリモッシュ・ログリッチは真横に吹き飛ばされている。

 

Tiz-cycling ストリーミングのスクリーンショット

 

手を上げているのがソンニ・コルブレッリ。コルブレッリは、ツイッターで、

ログリッチが私の後ろから上に移動し、ハンドルバーが引っ掛かった。自分が自転車に乗ったままだったのは運だけだった。墜落後の私の反応は、何よりも恐れからだった。

 

プリモッシュ・ログリッチのジャージは、お尻の部分と左肩が大きく裂けており、骨折はないが打撲が影響してくるだろう。

チームのメンバーが残り、プリモッシュ・ログリッチを全開で引いた。だが、次の落車に引っかかってしまい、前に追いつくことが出来なかった。

プリモッシュ・ログリッチは、1分21秒遅れてゴール。総合20位でトップから1分35秒も遅れてしまった。これは優勝を狙うプリモッシュ・ログリッチにとって計算できない不運だ。

 

ステフェン・クライスヴァイクは指が血だけだった。

 

すでに、ロバート・ゲシングがリタイヤ。ステフェン・クライスヴァイクは指を切っいる。チームは7人で戦わないといけなくなる。

ブリモッシュ・ログリッチの打撲の影響があるのかは、第5ステージの個人タイムトライヤルではっきりするだろう。

 

タディ・ポガチャル

Tiz-cycling ストリーミングのスクリーンショット

 

タディ・ポガチャルは、ゴール手前4kmの落車の影響を受ける。前の落車しているライダーをなんとか避けて、走り出すことが出来たがトップからは26秒遅れの35位でゴール。

落車もしていないので、3人の中ではもっとも無難に走り切ったといっても良い。ほとんどの総合系ライダーと一緒にゴールしている。

 

 

このラスト4kmの落車では、Bahrain Victoriousのジャック・ヘイグが鎖骨骨折でリタイヤ。第2ステージまで総合6位に位置していたのにツールを去ることになる。

今回は、チームのエースとして参戦していたが、ペッリョ・ビルバオがエースの代わりとなりそうだ。チームにとっては大打撃となる。

 

それにしても、優勝候補の3人が落車の影響で遅れるというのは非常事態だ。今回レース前にDeceuninck-Quick-Stepのティム・デクレルはゴール手前8kmから総合ライダーのタイムが保護されることを要求していた。

ゴール手前10kmからのタイトな下り坂でギャップが出ることは容易に想像できたからだ。現在はゴール手前3km以内の落車の場合には、総合タイムが維持される。

今回のようなコースレイアウトでも柔軟にルールを変更していれば、無用な落車はなかったと考えられる。タイムが維持されるならば、無理に狭い道で争わなくて良いからだ。

特に、今回はスプリントで決着するのが見えていたので、総合ライダーは安全に走り切れれば問題はなかった。

誰もクラッシュするのを見たくはない。走っているライダーにも家族があり仕事なのだから、安全が確保されることが最優先だ。

 

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