2007年に元カナダ人プロのリンダ・ジャクソンによって7人の小規模チームとして設立された米国を本拠とするEF Education-EasyPostの女子チーム。
だが、EF Education-TIBCO-SVBは、長期スポンサーだったTIBCOとシリコンバレー銀行を失い、存続が不可能となった。
ワールドツアーチームとして、2年目。2021年には日本の与那嶺絵里も所属していたが、メンバーとスタッフは職探しをしないといけない。
だが、スタッフには不条理な契約が結ばれており、仕事探しは難航しそうだ。
不条理な契約
金融危機もあり、タイトルスポンサーがチームを維持出来ないのは理解できる。
だが、女子と男子では全く状況が違うようだ。
シリコンバレー銀行は3月に破産し、TIBCOは資金を女子チームに支払っていない。男子のEF Education-EasyPostの監督ジョナサン・ヴォーターズは、しばらく前から女子チームEFを引き継ぐというアイデアを持っていた。
しかし交渉中、彼はいつもEF Education – TIBCO – SVBの女性チームの責任者であるリンダ・ジャクソンからの不条理な契約に悩まされることに。
まず、男子と女子のチームは全く別組織扱いで、接触することも全くなかった。普通は合宿などは一緒に行うものだけど、女子チームのリンダ・ジャクソンは独自性を好んだ。
さらに、EF Education-TIBCO-SVBで働いていたスタッフは、2年間男子チームにも女子チームにも移行できない。
これは、非常に不条理で、すぐに失業を意味してしまう。
現在、EF Education-TIBCO-SVBはワールドツアーライセンスを持っているが、新しい女子チームはコンチネンタルレベルとなる。
2023パリ~ルーベを勝ち取った、アリソン・ジャクソンや2022世界選手権ジュニア王者のゾーイ・バクステッドなど、移籍先を探さないといけない。
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