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クリス・フルームの深刻な怪我の様子 外科医は6か月以内の回復が可能という

海外情報
https://twitter.com/TeamINEOS
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フルームの事故の翌日になって、事故の詳細がわかったのでまとめた。

チームからの情報では、手術は成功したとアナウンスがあったが怪我のひどさは相当なものだったようだ。

フルームは、手術翌朝には目覚めていて1時間ほど会話をしている。すでに復帰について考えているというが厳しいリハビリが伴うのではないだろうか?

 

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フルームの事故の詳細

ようやく、事故の詳細が詳しくわかってきたので再度まとめてみることに。

クリテリウム・デュ・ドーフィネ第4ステージの前のことだ。

上の地図の右側がスタート・ゴールのロワンヌ。最初に運ばれた地元の病院もロワンヌ市街地にあると思われる。

 

事故現場は、コースの登り頂上付近。

https://www.criterium-du-dauphine.fr/en/stage-4

第4ステージ

 

フルームの事故
  • 6.12レース前
    落車詳細
    チームメイトのワウト・プールスとタイムトライヤルの試走

    Saint-André-d’Apchonの登り(2.3 kmで7.6%)頂上で一旦停止
     
    下に始め、フルームがワウト・プールスに鼻をかむと言った
     
    ワウト・プールスはフルームの10m後方を走行
     
    チームカーには、スポーツディレクターのServais Knaven、メカニックのGary Blem、そしてトレーナーのTim Kerrisonが同乗
     
    INOESチームカーの後ろはダン・マーティンが20m離れて走行
     
    家の並ぶ道路の真っ直ぐな区間を時速55キロで走行
     
    ジャケットをフルームが着る前にプールスが危険を冒す必要はないとアドバイス
     
    フルームが鼻をかむために、片手をトライアルバーから離した
     
    突風で前輪をあおられコントロールを失う
     
    バイクの向きが変わり、道路脇の低い壁に時速54キロで衝突

  • 6.12
    救急車で緊急治療

    100m先のコース脇に配置されていた救急車が到着
     
    救急車の中で2時間の緊急治療

  • 6.12
    ロワンヌの病院
    地元のロワンヌの病院で治療・容態を安定させる
  • 6.12
    ヘリで空輸
    85キロ離れたSt Etienne大学病院に空輸
  • 6.13
    手術

    6時間の手術
     
    右大腿骨の複合骨折・右肘骨折・肋骨骨折・右骨盤骨折・内部損傷

  • 6.13
    集中治療室

    チームドクターとMichelle(フルームの妻)が彼と一緒にいる

 

衝突した時速については、事故後フルームのGARMINのデータをGMが確認している。

開放複合骨折だったので、救急車の中で2時間も緊急で処置をしなければならなかった。

開放ということで、察して貰いたいのだが怪我のひどさは相当に深刻。右の骨盤も骨折しているということなので歩行にも時間がかかるだろう。

ワウト・プールスは、今まで見たことのない最悪のクラッシュだと言っている。

彼とダン・ダンマーチンはスタート地点に向かった。

ダン・マーティンもフルームの落車の映像がフラッシュバックするという。

 

外科医が語るフルールの今後

PHOTO Josh Evane

Chris Froomeを手術した外科医の1人は、 2リットル近く失血していたことを明らかにした。

これまでよりも強く戻るには約6か月かかると言っている。

 

イタリア人の整形外科医Giorgio GrestaがLa Gazzetta dello Sportにコメント。

手術のためにSt-Etienneに空輸される前に、彼はロアンヌの病院で安定していると評価されていた。

フルームは、複合骨折した右大腿骨、右肘、肋骨骨折と診断され、IneosチームマネージャーのDave Brailsfordも「内的損傷」を受けていることを明らかにした。

 

「私の同僚のRemi Philippot(Froomeの大腿骨を手術した人)は、彼は意識があり手術内容を説明した。

彼の怪我は単純ではないにもかかわらず、彼は楽観的だった。

彼は再び乗ってレースに戻ることを決心しているようだった。医学的見地からは問題はないだろう。彼はすべての怪我から回復することができる。

フルームはクラッシュで運が悪かったが、幸運にも私たちの近くにいた」

 

フランスの報道によると、Remi Philippot博士は「右大腿骨の複雑な開放骨折を伴う最も重大な手術」を行った。 それは4時間続いた。 Grestaは、フルームの肘の手術が40分で終わったことを明らかにした。

その後、彼の怪我の性質、彼が失った血液の量、そして複雑な手術のために、Froomeは集中治療に向かった。

 

「集中治療ですか?それは手術の長さと、患者が2リットルかそれ以下の血液を大量に失ったことを考慮すると予防措置でした」

とGrestaはLa Gazzetta dello Sportに語った。

 

「彼は特別なリスクに直面しているのではなく、彼が落ち着いてリラックスしていることが重要である。できるだけ早く通常の治療室に引き継がれるだろう。

回復時間は反撃したいという願望によって決まるが彼は非常にやる気があるようだ。 6ヶ月で以前より強くなるだろう」

 

木曜日に、チームIneosはフルームが観察のために数日間入院することを確認したが、彼はすでに積極的に彼のリハビリテーションの選択肢を議論することに取り組んでいる。

フルームはチームを通してメッセージを伝え、彼が過去24時間に受けた多くの支援メッセージに感謝の意を表した。

 

神経に問題があるとか、頭部に損傷も見られなかったのは良かったです。救急車が現場近くに配置されていた幸運。優秀な医師がいたのは不幸中の幸いでした。
以前の力を取り戻すためには、相当な努力が必要でしょう。
しかし、フルームならばやってくれるはず。元通りに回復することを願ってます。

 

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