マチュー・ファンデルプールはMTB世界選手権をキャンセル。
これは東京オリンピックでの落車で更に腰と背中を痛めたことによる。
5月くらいから続いている腰痛に追いうちを掛けた格好だ。
8月28日のMTB世界選手権はキャンセルしたが、8月29日からのベネルクスツアーは出場という話だったが、これもキャンセルされてしまった。
単なる腰痛と背中の痛みの問題だけではないようだ。
シーズン後半のレースは微妙に
Unfortunately @mathieuvdpoel won’t be able to defend his title at the @BeneluxTour 🇧🇪🇳🇱🇱🇺
His adjusted schedule for the coming months will be announced later, according to his recovery. pic.twitter.com/kZouIT4MhK
— Alpecin-Fenix Cycling Team (@AlpecinFenix) August 27, 2021
チーム公式ツイッターでは、「今後数ヶ月間の調整されたスケジュールは、本人の回復状況に応じて後日発表されます。」となっている。
ケガがシーズン後半にどのような影響を与えるかは明らかになっていない。
マチュー・ファンデルプールは8月27日に診察の為に入院している。腰の痛みの原因は、椎間板ヘルニア、椎間板の突出であると考えられている。
これが神経を圧迫し、脚の痛みと力の喪失を引き起こしている。
通常ヘルニアは、大多数の人で数か月で自然に回復する。手術が必要な場合には、回復に応じて4～6週間かかる。これがトップサイクリストではどうなるのかはわからない。
だが、確かなことはマチュー・ファンデルプールがベネルクスツアーのタイトルを守れないというこだ。
今週初めには、父親のアドリー・ファンデルプールはコラムで
ロードシーズンを早く終わらせ、冬を越えて完全に集中する必要があるかもしれない。ベネルクスツアーを開始して3日後に機能しないことを確認するだけでは意味がない。
持久力トレーニングは出来るが、特定の努力で痛みを感じる。今は遅れをとっており、ワールドカップとパリ～ルーベを半分のバワーで走るのは意味がありません。
Alpecin-Fenixは、あくまで世界選手権とパリ～ルーベの出場を願っている。だが、診察の結果次第ではロードシーズン終了となる可能性もある。
出れても、ここまでの練習不足を補うことは難しいだろう。残念ながら、マチューの復帰は少し先になるかもしれない。
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