ロードバイクの情報を発信しています!

2021ツール・ド・ポローニュ第3ステージ 最長ステージのスプリントを征したスプリンターは?

この記事は約11分で読めます。

第2ステージの登りゴールで総合トップに立ったのはDeceuninck-Quick-Stepのジョアン・アルメイダ。

今シーズンを最後にUAE Team Emiratesに加わるが、これほどの粘りと登坂力があるとは驚きだ。

残るステージでタイム差がつきそうなのは第4ステージのみ。個人TTは最も良いタイムを出しそうなので、リーダージャージを守るのに全力を尽くすはずだ。

 

スポンサーリンク

第3ステージ   サノク~ジェシュフ  226km

第3ステージ photo tourdepologne

 

今大会最長の226km。スタートはサノワのマーケット広場から。距離は長いけれども、ゴール手前45kmから平坦なのでスプリンターも追いつく展開となる。

 

  1. スプリントポイント ウストシキドルネ
  2. 2級山岳 ホテルアルワモウ 3.1km・3.8%
  3. 3級山岳 グルショバ 3.1km・5%
  4. 2級山岳 カルバリア・パツワフスカ   2.1km・9.2%
  5. スプリントポイント カンチュガ

 

ゴール手前3km photo tourdepologne

今日は、ゴールレイアウトも完全にスプリンターのためのステージとなる。

 

逃げは10人

cycling-today ストリーミング スクリーンショット以下同様

逃げは後ろから合流して10人に。

  1. トム・ポーリ (Cofidis, Solutions Crédits)
  2. ダニエル・アロヤブ(EF Education – Nippo)
  3. タコ・ファンデルホールン (Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)
  4. ノーマン・ヴァフトラ(Israel Start-Up Nation)
  5. アレクサンダー・コニシェフ(Team BikeExchange)
  6. フィリッポ・コンカ(Lotto Soudal)
  7. ニコラス・メンクル(Team DSM)
  8. サイモン・クラーク(Team Qhubeka NextHash)
  9. ライオネル・タミニオー(Alpecin-Fenix)
  10. ルーカス・オウシアン(Poland)

Bahrain – Victoriousのハインリッヒ・ハウッスラーはDNS。座骨神経痛で今シーズンは終了。37歳だからねえ~。

 

スプリントポイント ウストシキドルネ

スプリントポイントは、タコ・ファンデルプールが1位通過。上手くまくっていた。

  1. タコ・ファンデルホールン(Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux) 3ポイント 3秒
  2. ルーカス・オウシアン(Poland) 2ポイント 2秒
  3. ダニエル・アロヤブ(EF Education – Nippo) 1ポイント 1秒

 

集団中ほどで落車。Team Qhubeka NextHashのロバート・パワーが路肩に落ちてしまった。

 

2級山岳 ホテルアルワモウ 3.1km・3.8%

ルーカス・オウシアンが1位通過。普段はアルケア・サムシックで走っている。

  1. ルーカス・オウシアン(Poland) 5ポイント
  2. ダニエル・アロヤブ(EF Education – Nippo) 3ポイント
  3. フィリッポ・コンカ(Lotto Soudal) 2ポイント
  4. タコ・ファンデルホールン (Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux) 1ポイント

 

3級山岳 グルショバ 3.1km・5%

ここも、ルーカス・オウシアンが1位通過。

  1. ルーカス・オウシアン(Poland) 3ポイント
  2. ダニエル・アロヤブ(EF Education – Nippo) 2ポイント
  3. フィリッポ・コンカ(Lotto Soudal) 1ポイント

 

ジョアン・アルメイダのためにウルフパック全員で引く。残り120kmで3分22秒。

 

2級山岳 カルバリア・パツワフスカ   2.1km・9.2%

ここも、ルーカス・オウシアンが1位通過。

  1. ルーカス・オウシアン(Poland) 5ポイント
  2. ダニエル・アロヤブ(EF Education – Nippo) 3ポイント
  3. フィリッポ・コンカ(Lotto Soudal) 2ポイント
  4. ニコラス・メンクル(Team DSM) 1ポイント

 

62番が別府史之。今日も集団の後方でチームのメンバーと一緒に走っている。

 

スプリントポイント カンチュガ

ここは、Israel Start-Up Nationのノーマン・ヴァフトラが1位通過。

  1. ノーマン・ヴァフトラ(Israel Start-Up Nation) 3ボイント
  2. タコ・ファンデルホールン (Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux) 2ボイント
  3. サイモン・クラーク(Team Qhubeka NextHash) 1ポイント

 

タコ・ファンデルホールンのアタック!

 

タコ・ファンデルホールンのアタックによって先頭はバラバラに。

  1. タコ・ファンデルホールン (Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)
  2. サイモン・クラーク(Team Qhubeka NextHash)
  3. ライオネル・タミニオー(Alpecin-Fenix)
  4. ルーカス・オウシアン(Poland)

 

残り18kmでタイム差は38秒。そろそろ前が見えてくる頃か。

 

ルーカス・オウシアンが切れて3人に先頭はなっている。残り11.5kmでタイム差は30秒。

  1. タコ・ファンデルホールン (Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)
  2. サイモン・クラーク(Team Qhubeka NextHash)
  3. ライオネル・タミニオー(Alpecin-Fenix)

 

かなりいいペースで3人は走っている。残り7.6kmで28秒。捕まるのはギリギリかも。

 

さあ、ラスト1周回だ。集団が後ろに見えてきてしまった。

 

完全に射程圏内になってしまう。二人となっても逃げ続ける。

  1. タコ・ファンデルホールン (Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)
  2. サイモン・クラーク(Team Qhubeka NextHash)

 

ラスト2.8kmで二人は捕まってしまう。

 

先頭はBORA。

 

先頭には、ISNとDSMが出てくる。

 

ここで、マテイ・モホリッチが先頭にたった。後ろにはヒィル・バウハウスをつけている。

 

マテイ・モホリッチの引きが長い。

 

残り800mもあるけど、マテイ・モホリッチは全開で引いている。

 

直線をマテイ・モホリッチ先頭でゴールに向かう。

 

長い、残り400mでもまだマテイ・モホリッチ先頭だ。

 

Team Jumbo-Vismaのディビット・デッカーがオラフ・クーイを引いている。

 

オラフ・クーイの後ろから、フェルナンド・ガビリアが上がってくる。

 

ヒィル・バウハウスも後ろからくるが、勝ったのは誰だ?

 

僅差でフェルナンド・ガビリアが勝利だ~!

ゴール後に悔しがっているように見えたので負けたのかと思っていたけど、右手で下のほうでガッツボーズをしていた。

ガビリアは今シーズン初勝利。今年は本当に勝利に手が届かなかった。2度目のコロナにかかったこともあり、ジロでも2位どまり。

この勝利で来年の残留が決まるかな。

 

こちらはユーザー作成のハイライト動画

 

リザルト

第2ステージ リザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1
 GAVIRIA Fernando
UAE-Team Emirates 50 50 5:18:15
2
 KOOIJ Olav
Team Jumbo-Visma 20 30 ,,
3
 BAUHAUS Phil
Bahrain – Victorious 8 18 ,,
4
 KANTER Max
Team DSM   13 ,,
5
 WALSCHEID Max
Team Qhubeka NextHash   10 ,,
6
 RICKAERT Jonas
Alpecin-Fenix   7 ,,
7
 HOFSTETTER Hugo
Israel Start-Up Nation   4 ,,
8
 SCHWARZMANN Michael
BORA – hansgrohe   3 ,,
9
 KWIATKOWSKI Michał
INEOS Grenadiers   2 ,,
10
 DEGENKOLB John
Lotto Soudal   1 ,,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 1
 ALMEIDA João
Deceuninck – Quick Step 8 15:01:02
2 3 ▲1
 ULISSI Diego
UAE-Team Emirates   0:04
3 2 ▼1
 MOHORIČ Matej
Bahrain – Victorious   ,,
4 4
 KWIATKOWSKI Michał
INEOS Grenadiers   0:11
5 5
 HONORÉ Mikkel Frølich
Deceuninck – Quick Step   0:18
6 6
 TEUNS Dylan
Bahrain – Victorious   0:22
7 7
 ROTA Lorenzo
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   ,,
8 8
 HINDLEY Jai
Team DSM   ,,
9 9
 ALEOTTI Giovanni
BORA – hansgrohe   ,,
10 11 ▲1
 RUBIO Einer Augusto
Movistar Team   0:26

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 4 ▲3
 KWIATKOWSKI Michał
INEOS Grenadiers 40
2 7 ▲5
 BAUHAUS Phil
Bahrain – Victorious 38
3 9 ▲6
 HOFSTETTER Hugo
Israel Start-Up Nation 32
4 2 ▼2
 ULISSI Diego
UAE-Team Emirates 31
5 1 ▼4
 MOHORIČ Matej
Bahrain – Victorious 30
6 16 ▲10
 RICKAERT Jonas
Alpecin-Fenix 29
7 3 ▼4
 ALMEIDA João
Deceuninck – Quick Step 28
8 5 ▼3
 HONORÉ Mikkel Frølich
Deceuninck – Quick Step 23
9 6 ▼3
 SMITH Dion
Team BikeExchange 22
10 18 ▲8
 GHIRMAY HAILU Biniam
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 22

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1  
 OWSIAN Łukasz
Poland 13
2 1 ▼1
 PALUTA Michał
Poland 8
3 2 ▼1
 PÖSTLBERGER Lukas
BORA – hansgrohe 5
4 3 ▼1
 FEDOROV Yevgeniy
Astana – Premier Tech 5
5 4 ▼1
 BENNETT Sean
Team Qhubeka NextHash 5
6 5 ▼1
 MOHORIČ Matej
Bahrain – Victorious 4
7 6 ▼1
 GHIRMAY HAILU Biniam
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 3
8 7 ▼1
 STOSZ Patryk
Poland 3
9 8 ▼1
 LANGEVELD Sebastian
EF Education – Nippo 3
10 9 ▼1
 ROTA Lorenzo
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 2

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました