バーチャル・ツール・ド・フランス第4ステージは、第3ステージに続いて平坦基調のコース。
ツール・ド・フランスと言いながらも、一流どころのライダーが中々出て来ないので少し寂しい感じもしますけど。
女性のほうは、第1ステージにつづいて、April Tacey（Drops）が勝利。彼女は12月に膝を骨折。ZWIFTとか膝に悪そうなのに、もう完全に治ってますね。
バーチャル・ツール・ド・フランス第4ステージ
第4ステージ photo aso
Casse-Pattesと呼ばれるコース。2.7 km、4％のプチKOM登りを含んでいる。
コース的には、昨日おこなわれたRGVのコースとかぶっている部分が多い。
つまり、またボン・デュ・ガールの水道橋を通るコースも組み込まれていた。大きな登りがないと、中々差がつかないので集団のまま進まれると面白みのないコース。
途中アタックをかけて少し抜け出す場面もありましたけど～。あまり途中経過は書くことがない(^^;
優勝は?
ラスト5kmのKOMで二人が抜けだしたが、下りで小集団が追いつく。
最後に抜け出したのは、フリディ・オベット(freddyovett)。
最後のもがき具合が凄い!
フリディ・オベットは、Israel Cycling Academyで走るライダー。コンチネンタルチームのライダーだ。ISNの育成チームから出場。
オーストラリア出身だが、ロックダウン中はスペインのジローナに残った。
彼が自転車を始めたのは4年半前の21歳の時。かなり遅咲きのライダー。父親は1980年のオリンピック800メートルチャンピオン。
彼もランニング出身だ。
2018年にBMCにテスト生で入ったがチームは消滅。Australian Cycling Academy – Ride Sunshine Coastをへて2019年Israel Cycling Academyに8月1日よりテスト入団。
実は、 フリディ・オベットはZwift Tour for Allの第1ステージでも優勝している。
ランニングしていたから、パワーもあるんでしょうね。
フリディ・オベットはフルームと走っている
photo Freddy Ovett instagram
フリディ・オベットは、優勝したことで移籍してくるフルームについても質問を受けた。そこで、面白い話をしているので紹介。
数年前、彼と1対1でトレーニングライドをした時に素晴らしい経験をしたんだけど、彼は覚えていないだろうね。
でも、僕は覚えている。彼は素晴らしい男だ。4年前、僕はまだ若く、サイクリングを始めて1年目だったんだ。
スポーツを始めたばかりの人にとっては感動的な瞬間だったよ。チャンピオンでそういうことをする人ってすごいと思うよ。
彼が入ってくると聞いた時は とても興奮したし、イスラエルにとっても チームにとっても大きな出来事だった。 彼が何をしてくれるのか、どうやって学ぶのか、 史上最高のサイクリストの一人であることは間違いない。
通常プロがアマチュアと一緒に練習することはない。後ろを走っていて前がこけたら大変だし。特にフルームは世界一のライダーだ。
多分、数時間のライドだから激しいコースではなかったのだろうけど、フルームの人柄を伺わせるエピソードだ。
フリディ・オベットもコンチネンタルから昇格することを願っている。いつかは、ワールドツアーチームにステップアップして、一緒に走ることを夢見ている。
こちらはフル動画はこちら Virtual Tour de France 2020 – Live Stage 4
次のステージは、7月18日土曜日、ステージ5：モンヴァントゥー、22.9 km（山岳、シャレーレナードで終了）
次のライブはこちらから午後10時スタート live5
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