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心臓病のために引退を余儀なくされるプロライダー

海外情報
Photo Jimmy Turgis instagram
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ジミー・テュルギ(B&B Hotels)は、心臓病の問題で引退を余儀なくされた。

これは1昨年引退した弟のタンギー・テュルギ(Tanguy Turgis)21歳と全く同じ病気。

テュルギは3兄弟で真ん中のアントニー・テュルジス(Team Total Direct Energie) だけが、プロライダーとして残ることになってしまった。

 

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3兄弟の長兄

プロとして7シーズン目を開始する予定だったフランス人は、2018年後半に同じ問題で引退した弟タンギーの足跡をたどることになってしまう。

28歳のジミー・テュルギは昨シーズンVital Conceptに移り、Cofidisで2年間、Roubaix LilleMétropoleで3年間走っていた。

2017年から2年間は弟のアントニー・テュルジスと一緒に走っている。

主にドメスティックであるトゥルギスは、2017年にブエルタにも出場しており、ステージ15でリタイヤ。シクロクロスのスペシャリストでもあった。

病院での詳しいテストの結果、高強度の負荷をかけ続けるのは危険であるとの診断が下ってしまう。

先天性心臓奇形と呼ばれる症状で、弟と同じだそうだ。弟のタンギー・テュルギは現在引退してVCPLoudéacのチームで働いている。

2月10に引退を発表したジミー・テュルギの将来はまだ決まっていない。

 

アントニー・テュルジスは大丈夫なのか?

Photo Anthony Turgis instagram

こうなると気になるのは兄弟の次男、アントニー・テュルジス。

2018年から、Team Total Direct Energieで走るアントニー・テュルジスは、2014年コフィディスからプロデビュー。

アントニー・テュルジスの印象的なシーンは、昨年のドワースドール・フラーンデレン。

最後のスプリントでマチュー・ファンデルポールに敗れて2位となったレースだ。真っ向勝負のスプリントで破れた彼はハンドルを叩く。

昨年2勝をあげており、今年も活躍が期待される選手だ。兄弟ということで、同じ病気がないことを祈っておかなければならない。

心臓の問題では、チームイネオスの元UCI世界個人TTチャンピオンのヴァシル・キリエンカも引退している。レース中に心臓発作とかあったら大変だが、病気で引退するのも悔しいことだろう。

 

 

こちらは、Dwars Door Vlaanderen 2019のハイライト

 

 

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