INEOS Grenadiersのフィリッポ・ガンナは、ブエルタ・ア・サンファンの第5ステージでエガン・ベルナルのアシストを受けてステージ2位となった。
だが、フィリッポ・ガンナは、UCIから違反と罰金を支払されている。それは何故だろうか?
違法と判断
This position is not allowed. Wonder what commissaires will do with this.
— Thomas De Gendt (@DeGendtThomas) January 27, 2023
これもだめなのか~と言った感じだ。フィリッポ・ガンナはハンドルを内側から持っていたけれど、前腕がハンドルに乗っている。
これがいけないと判断されたようだ。「自転車の不適切な位置やサポート ポイントの使用」が引っかかったようだ。すぐに、Lotto-Dstnyのトーマス・デヘントが指摘している。
ただ、24時間遅れでペナルティを受けるというのは、数日間のレースで2度目。
1回目は、アルベルト・ベッティオルがサントス・ツアー・ダウンアンダーで、カメラマンにボトルを投げつけたこと。2000スイスフランの罰金とUCI分類で100点の減点を受けていた。
だけど、それは審査員がライダーの謝罪に注目すると、さらなるアナウンスでペナルティが半減されている。
フィリッポ・ガンナの場合には、昨夜は審査委員会はこの件に関して何の決定も下していない。
だが、テレビ映像に反応したUCIの関係者が審査員に連絡を取り、500スイスフランの罰金と15点のUCIランキングポイントを要求してきた。
タイムペナルティはないので、フィリッポ・ガンナの総合2位は守られている。
フィリッポ・ガンナの反応は
A quick note from me after yesterday’s stage of Vuelta a San Juan: pic.twitter.com/yeywUkFgdF
— Filippo Ganna © (@GannaFilippo) January 28, 2023
昨日のステージの後、フィリッポ・ガンナはTwitterに謝罪文を掲載。
「UCIは、私がハンドルバーに前腕を乗せるという違法なポジションをとっていたと知らせてきた。
あの時(アルト・デ・コロラドの終盤の登り)、僕はすごくプッシュしていて、一瞬集中力が切れてしまったんだ。UCIコミッショナーによる制裁を受け入れ、いつも繰り返しているように、我々は皆Uciの規則を守らなければならない」と述べている。
La posición que en su día la UCI baneó explícitamente fue esta. No es exactamente la misma que la empleada por Ganna hoy, pero juega al límite. pic.twitter.com/DCKErBeDQG
— cronoescalada.com (@cronoescalada) January 27, 2023
フィリッポ・ガンナは、単独で走る時に良くハンドルを内側から握るポジションを取っていた。つい、昔のポジションが出てしまったんでしょうね。
ただ、ハンドルに前腕が乗ったら違反となるならば、2023カデルエヴァンスオーシャンロードレースで逃げているタコ・ファンデルホールンも違反となるのかな?
ハンドル幅は35cmまでとなっている。先端でもブレーキフードを握っていればOKなのか。
ティム・ウェレンスのポジションが違反でないのでいいんでしょうね。
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