ヨナス・ヴィンゲゴーは、第5ステージの個人タイムトライヤルで不調。
さらに第12ステージのオタカムでは、タデイ・ポガチャルに2分10秒もの大差をつけられた。しかし、第13ステージの個人タイムトライヤルでは2分前にスタートしたレムコを抜く激走。36秒遅れのステージ2位。
キャリアの中でも最高の走りに近いと言うほどの復活を遂げる。
2度のアタック
Jonas Vingegaard attacked Tadej Pogacar with 3.3km remaining… it didn’t go to plan. 😅#TDF2025 | July 5-27 | SBS & SBS On Demand 📺 pic.twitter.com/jwYdpbmvb7
— SBS Sport (@SBSSportau) July 19, 2025
残り4kmのゲートをくぐってからヨナス・ヴィンゲゴーがアタック。テイメン・アレンスマンは700mを前を走っていたけれどヨナス・ヴィンゲゴーはステージを狙ったという。
彼のアタックに追従できたのはタデイ・ポガチャルとフローリアン・リポウィッツのみ。だが、2度目のアタックでは、タデイ・ポガチャルただ一人だけが相手だった。
間違いなく調子は良い。だが、それ以上に調子が良いのがタデイ・ポガチャルだ。

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット
ヨナス・ヴィンゲゴーのコメント
いい感じだった。 信じられないほどタフな1日だった。たぶん、これまで走った中で最もハードなステージのひとつ。 誰にとってもそうだと思う。
ポガチャルと彼のチームはステージ優勝を狙っているように見えた。 彼のアタックに備える準備はできていたけれど、とても気分が良かったので、自分で行くことにした。
脚が強く感じられたし、まだ何か残っていたんだ。 ポガチャルもついてきた。彼は今日、少なくとも僕と同じくらい、もしかしたらもっと強かったかもしれない。
でも、最後にまだ何かトライできたのは心強かった。 この気持ちを最終週につなげられるといいね。
Team Visma | Lease a Bikeは、セップ・クスとサイモン・イェーツを逃げに送り、ステージ優勝を狙ったが、好調なテイメン・アレンスマンには及ばなかった。
TTから復調しているヨナス・ヴィンゲゴーは第3週でもアタックを繰り出すことが出来るだろうか。チャレンジしなければ、何も生まれない。2度のツール覇者に期待したい。
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