アンナ・シャックリー(Anna Shackley)が自転車競技のキャリアを中断せざるを得なくなった。
2023年VAMマウンテンで開催された23歳以下のヨーロッパ選手権で2位に入賞した22歳のライダーは、心臓の問題に苦しんでいる。
アンナ・シャックリーの所属するチームSD Worx-Protimeがプレスリリースでこれを発表した。
1月に、アンナ・シャックリーは心臓不整脈と診断された。そのため、ただちにシャックレーを自転車から降ろし、故郷に近いバルセロナの病院でさらに大がかりな検査と処置を行なった。
その結果、シャックレーは2024年にレース出場することはなかった。
有望なライダーの引退に
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アンナ・シャックリーはInstagramで引退を表明。
「打ちのめされていると言っても過言ではない。
サイクリングは物心ついたときから私の人生のすべてだったが、残念ながら早すぎる終わりを迎えてしまった。親しい友人たちと出会い、世界中を旅しながら、山あり谷ありのとても楽しい時間だった。
将来の計画や野心もたくさんあったので、それを奪われるのはとてもつらい。しかし、趣味の世界でプロになるという、またとない経験ができたことは幸運だったと思う。ウィー・アンナは決して信じなかっただろう。
私にチャンスと素晴らしい経験を与えてくれたチーム@teamsdworxprotimeにとても感謝している。この素晴らしい女子グループやスタッフたちと、たくさんの笑いを共有できた。それがとても恋しい。
また、最初から最後まで一緒にいてくれた@britishcyclingと@scottishcyclingにもとても感謝している。
近い将来どうなるかはまだわからないけど、新しい日常に適応できるように勉強していくよ。
ニュースが出てからたくさんの応援メッセージをもらったし、とても感動した。返信に少し時間がかかるかもしれないが、見ていないわけではない。」
これからと言うときに、無念だろう。ただ、男性アスリートでも、心臓の問題で何人も引退をしている。
レース後に、心臓が止まって蘇生されたソンニ・コルブレッリ。パリ~ルーベも制したライダーは、バイクをフックにかけた。
Team Visma | Lease a Bikeのネーサンファン・フーイドンクも心停止し、引退に。
それ以外にも多数いる。サガンも心臓手術を受けており、誰もが直面する問題だ。レース中に亡くなってはいけない。
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