アルバロホセ・ホッジ(Deceuninck – Quick Step)が、、ベルギーのTour de l’Eurométropole (1.HC)のレースでクラッシュして大けがをおった。
コーナーを曲がって最終ストレートに入るときに、フェンスの足にぶつかってクラッシュ。
このケガで、ホッジは、左前腕、右肩の骨折、2本のあばら骨折、脳震盪をおこし肩の手術を受けた。
問題はどこでも起こっている
アルバロホセ・ホッジのクラッシュ映像はこちら。
このクラッシュについてマッテオ・トレンティンがツイート。
The problem is not only there. We go at 60 km/h or more also in other part of the race. That kind barriers should be banned EVERYWHERE! Just look how dangerous they were in the worlds or i the GT TT this year! Flat feet barriers are available everywhere in the world! https://t.co/GQISjoagdf
— Matteo Trentin (@MATTEOTRENTIN) October 5, 2019
「問題は(そのレース)それだけではない」
とトレンティンはツイッターの投稿で述べた。
私たちはレースの他の部分でも時速60km以上で走る。足のあるフェンスはどこでも禁止されるべきだ!
今年の世界大会やグランドツアーのタイムトライアルで彼らがどれほど危険であったかに注目してくれ。世界中どこでも平足のフェンスが利用できるはずだ。
元のツイート元のProCyclingStats.comは、もっと辛辣で前に出ているフェンスの足の為に死人が出るまで待つ必要があるか? と書いている。
まさに、その通りでいい加減対策したらどうかと思う。
マッテオ・トレンティンは、UCIが立法化する問題を強調し、ライダーの安全性の問題と彼らの相対的な重要性を対比して批判している。
- 靴下の長さ
- 車でのドラフティング
- チームプレゼンテーションに遅れるな
そんな問題よりも、選手の安全性に目を向けたらどうかと言っている。
Groupama-FDJのジャコポ・グアルニエーリも同様の意見で、
Invece di squalificare gente che fa rulli e misurare i calzini la nostra federazione ha intenzione di fare qualcosa per la nostra sicurezza in corsa? @UCI_cycling come possono esserci ancora cadute come quella di @alvarohodegfc all’ #Eurometropole?
— Jacopo Guarnieri (@jacopoguarnieri) October 5, 2019
靴下の長さを測って失格にするよりも、何故アルバロホセ・ホッジのような事故は繰り返されるのか考える必要があるのではないか。
すべてのレースで足のあるフェンスを排除する必要があると付け加えている。
過去にも大きな事故が
6月には、 Justin Jules (Wallonie Bruxelles)がルクセンブルクのステージ1でフェンス際に追い込まれて、フェンスの足に接触して負傷。
足が出ていなければ、バランスを崩しても、もう少し立て直せたはずだ。
ツール・ド・フランスでは、ワウト・ファンアールトがタイムトライヤルでクラッシュして大けが。
サム・ベネットもゴール前のフェンスに警鐘を鳴らしている。
そして、5年前のエネコツアーでゼネク・スティバルが深刻な顔のケガを負っている。
スプリントの真ん中でクラッシュが起ったが、端にいたゼネク・スティバルは避けるスペースがなかった。
足が出ている30cmの隙間があれば避けられていたはずだと言う。
これだけ、事故が続いているのだから対策をするのが当然だと思うのだが不思議だ。
ホント、靴下の長さを測る時間があればコースチェックをするか、コースの安全性に関するルール作りをしたほうがよほど良い。
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