2024 ダンケルク4日間　第5ステージ　クイーンステージで総合トップに立ったのは驚きの人

スプリンター主体のコースから、第5ステージは総合優勝者の決まる一発勝負のクイーンステージとなる。

石畳を含むローカルサーキットでは、間違いなく足が削れて行くコース。最後まで生き残ったライダーが総合優勝に大きく近づくことになる。

 

第5ステージ アルク～カッセル   179.1km

 

アルクからはカッセルまで迂回し、そこで14.6kmのローカルサーキットを8周する。

石畳が2箇所。

• モンカッセル　151m　登り
• カッセル　131m　下り

石畳自体は短い。問題は2箇所の登りをこなさないといけないことだ。獲得標高は、2,606m。最後は、昨年のように逃げ切りとなるかもしれない。

 

1. スプリントポイント　Aire-sur-la-Lys
2. 山岳ポイント　Aire-sur-la-Lys
3. 山岳ポイント　Rue Tambour (1.5 km・4.4%)
4. 1st passage of the finish line
5. 山岳ポイント　Avenue Samyn (1.9 km・5.2%)
6. 山岳ポイント　Rue Tambour (1.5 km・4.4%)
7. 2st passage of the finish line
8. 山岳ポイント　Avenue Samyn (1.9 km・5.2%)
9. 山岳ポイント　Rue Tambour (1.5 km・4.4%)
10. 3st passage of the finish line
11. 山岳ポイント　Avenue Samyn (1.9 km・5.2%)
12. 山岳ポイント　Rue Tambour (1.5 km・4.4%)
13. 4st passage of the finish line
14. 山岳ポイント　Avenue Samyn (1.9 km・5.2%)
15. 山岳ポイント　Rue Tambour (1.5 km・4.4%)
16. 5st passage of the finish line
17. 山岳ポイント　Avenue Samyn (1.9 km・5.2%)
18. 山岳ポイント　Rue Tambour (1.5 km・4.4%)
19. 6st passage of the finish line
20. 山岳ポイント　Avenue Samyn (1.9 km・5.2%)
21. 山岳ポイント　Rue Tambour (1.5 km・4.4%)
22. 7st passage of the finish line
23. 山岳ポイント　Avenue Samyn (1.9 km・5.2%)
24. 山岳ポイント　Rue Tambour (1.5 km・4.4%)
25. 8st passage of the finish line
26. 山岳ポイント　Avenue Samyn (1.9 km・5.2%)
27. 山岳ポイント　Rue Tambour (1.5 km・4.4%)

 

3人の逃げ

残り141kmからファウスト・マスナダの入った3人の逃げ。

1. ファウスト・マスナダ (Soudal Quick-Step)
2. ライニェ・エンツォ (Team dsm-firmenich PostNL)
3. ジェレミー・ルクロック(St Michel – Mavic – Auber93)

 

残り49.5kmで逃げていたライニェ・エンツォ (Team dsm-firmenich PostNL)が捕まりそう。

 

ライニェ・エンツォは捕まった。

 

集団はIsrael – Premier Techが引いている。

 

先頭はファウスト・マスナダ単独に。

 

残り3周

ファウスト・マスナダが単独で通過する。

 

集団はIsrael – Premier Techを先頭に通過。

 

残り45.3kmで49秒差に。ファウスト・マスナダは石畳を走っている。

 

残り36.5kmで31秒差に。

 

ファウスト・マスナダは足を止めている感じ。もう集団を待っている。

 

ファウスト・マスナダは、残り35kmで捕まった。

 

集団は引き延ばされている。先頭はカスパー・アスグリーンだ。

 

残り2周

カスパー・アスグリーン先頭でゴールラインを通過。スプリントポイントを獲得。

 

集団からカスパー・アスグリーンが抜け出す。

 

これは勝利を狙ったアタックだ。

 

二人が追いついた。

 

残り22.9kmで11秒差に。

 

さらにGroupama – FDJのサムエレ・ワトソンなど2人が追いつく。

 

残り17.8kmで23秒差に。集団ははるかかなたに見えている。

 

集団はDecathlon AG2R La Mondiale Teamが引く。

 

残り1周

カスパー・アスグリーン先頭で通過。

 

残り10.1km。7秒差に。

 

タイム差は11秒に。

 

残り8.6kmで20秒差に。

 

サム・ベネットは集団の3番手。

 

残り4.9km。15秒差とつめてくる。

 

残り3.5km。10秒差。

 

カスパー・アスグリーンはアタックをかけないのか。

 

残り2.7km。カスパー・アスグリーンが引く。

 

先頭から攻撃が。

 

Groupama – FDJのサムエレ・ワトソンが張り付く。

 

残り2.1km。

 

残り2.3km。カスパー・アスグリーンはあきらめてしまった。

 

残り2kmでIsrael – Premier Techの引く集団に逃げは吸収される。

 

残り1.7km。まだIsrael – Premier Techが支配。

 

一人が飛び出すがこれも捕まる。

 

人数が絞られた。ここからヘリの映像に。2番手にはしっかりとリーダーのサム・ベネットがついている。この上りをアシストに守られてクリアーしたということだ。

 

さあ、サム・ベネットが先頭に立った。

 

これはちょっと早すぎでは。

 

サム・ベネットが先頭でかけあがる。

 

サム・ベネットの後ろはLotto Dstnyのジェノ・ベルクモエスだ。さらにGroupama – FDJのポール・ペンホーエが後ろに。

 

サム・ベネットは先頭を譲らない。

 

さらに加速しているぞ。

 

サム・ベネットが登りきった。

 

二人が追いすがるが。

 

あ～、二人が追いつかない。

 

もうサム・ベネットが勝利を確信している。

 

もう、手をあげる余裕もなくゴールラインを駆け抜ける!

 

2位はGroupama – FDJのポール・ペンホーエ。

 

サム・ベネットは、完全にオーバーヒートでしばらく立ち上がれなかった。それにしても、超ロングスパートだった。サム・ベネットといえば、登りに弱いと思っていたけれど、ここまで逃げ切れるとは～。

もう、これでサム・ベネットの総合優勝も決まりと考えてよいだろう。

 

リザルト

サム・ベネットのコメント

チームメイトのおかげで、今日はとても楽だった。彼らは僕のために仕事をしてくれた。最後の500メートルをうまく走るだけだったから、この勝利はほとんどチームメイトのおかげだよ。

通常、集団スプリントでは後ろから来る選手に注意しなければならないが、今回はまったく違う状況だった。左コーナーの400メートル地点で、いい位置にいなければならないことはわかっていた。

その後、戻るのはとても難しい。あの時点で追いつこうとしたけど、加速もしなければならなかった。明日、脚が残っているかどうか見てみよう。

 

第5ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞