レムコ・エヴェネプールは、自分向きの2026 ジロ・デ・イタリアへ不参加を表明。
2026年の大きな目標は、夏に開催されるツール・ド・フランス、そしてシーズン終盤にカナダ(モントリオール)で開催される世界選手権だ。
ファンが期待する石畳でのレムコ・エヴェネプールの姿は今年も見られそうにない。
ロンドはリスクが大きすぎる
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今回の記事とは違うけど、レムコ・エヴェネプールは上記のようにforbesの表紙を飾っている。自転車選手で世界的な経済誌の表紙を飾るのは初めてでは。
今年の春のクラシックについてですが、ロンド・ファン・フラーンデレンへの出場は考えていますか?
いいえ、今年は出ません。 今の僕にとって、ロンドに出場するのはリスクが大きすぎると判断した。 もちろん美しいレースだし、いつかは勝ちたいレースだが、現時点での優先順位とは異なる。
リスクというのは、落車などの危険性のことでしょうか?
それもあるし、シーズンの流れを崩すリスクも含めてだ。 僕が今一番求めているのは、トラブルのない普通のシーズンを過ごすことなんだ。
2024年末の事故のようなアクシデントや怪我なく、冬のトレーニングを積み重ねて、計画通りにシーズンを進めたい。 ロンドのような激しい石畳のレースに割り込んで、何か予期せぬことが起きる可能性を今は排除したい。
ファンはあなたが石畳に挑む姿を見たがっていますが、今は我慢の時ということですね。
ええ。今年はクレイジーなことをしないと決めている。 ジロとツールのダブルツール挑戦を見送ったのも同じ理由だ。
まずは安定したシーズンを送り、ツール・ド・フランス、そしてシーズンの最後にあるカナダでの世界選手権に向けてコンディションを整えることが最優先だ。
ジロとツールを走り、さらにカナダへ行くのは詰め込みすぎになると語っており、年間を通じてコンディションを維持する戦略を選んでいる。
元々サッカー選手であり、自転車に乗り始めたのも遅い。類まれなる才能で自転車でも成功したけれど、キャリアやテクニックは幼少の頃から自転車に乗っているベルギーの選手達とは違う。
あくまでツールと世界選手権がレムコの究極の目標となる。




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