2019世界選手権男子U23で、7名のゴールスプリントで先頭でフニッシュしたニルス・エークホフだったが、ドラフティングにより失格となってしまった。
UCIは、レースの次の日になってモトバイクが撮影したドラフティングの様子を公開。
動画をみると、これはちょっとねえ~、という感じで失格もしょうがないかなと。
脱臼したのに走るニルス・エークホフ
ニルス・エークホフがクラッシュしたのは133キロ地点。
クラッシュ直後の映像では、脱臼した肩が痛そうだ。
Footage of Eekhoff right after crashing. Seemed like he had quite a bit of pain. #Yorkshire2019 pic.twitter.com/uynmJs2H7h
— La Flamme Rouge (@laflammerouge16) September 27, 2019
脱臼したら、凄く痛いんですけど何で走れるのか不思議。
私も、亜脱臼が1度ありますが、亜脱臼は勝手に肩がはまってくれます。ニルス・エークホフの場合も完全な脱臼ではなかったのではないかな。
完全に外れたら、自分で治すのは困難なはず。テレビとか映画でよく肩を壁とかにぶつけてはめるシーンとかあるけど、あんなの絶対無理。
間違いなく、ドラマや映画だけの世界だと思う。
カーペーサーでプロトンに復帰している様子。長くとどまっていたという映像はここでは写ってない。
Full video of the #eekhoffgate episode
UCI had a 124 kilometers to take action.@nilseekhoff is the 🌈🥇U23 World Champion to me pic.twitter.com/NihEw5cqm4— Alex Rasmussen (@alexfalkeman) September 27, 2019
レース当日には、上記の動画くらいしかなかったので、これで失格は可哀そうだなあと思ってました。
ボトルの受け渡しでアウト?? これでもなかった。
彼の違反は、
「車両のスリップストリームの背後でのシェルターまたは利用」に関する、UCIルールブック2.12.007の4.7に抵触するものだった。
ドラフト規則に違反すると罰金が科せられ、ライダーまたはチームが支払うことになる。
ルールでは、ドラフトが「深刻」であると見なされる場合、UCIのコミッセールにライダーを失格とする権限が与えられる。
上記の規定に加えて、深刻な場合、繰り返し侵害または悪化する状況の場合、コミッセールは、ライダーを排除または失格させ、またはライセンス所有者を排除することができと条項には書いてある。
ニルス・エークホフはSumwebに所属する21歳。まだチャンスはあるので来年再チャレンジですな。
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