レムコは、世界選手権エリートタイムトライヤルの前にオーバーシューズの問題で注意をうけていた。
これは、今年になってUCIが物凄く厳しくレース前に検査をしている。
これにより、レムコは靴下をずり下げてからスタート。
なんとも、滑稽な話に思えるがUCIは大真面目に検査を全選手にしているのだから恐れ入る。
オーバーシューズの問題とは
The smiles say it all! 😀
🥇🌈 Rohan Dennis 🇦🇺
🥈@EvenepoelRemco 🇧🇪
🥉@GannaFilippo 🇮🇹 #Yorkshire2019 pic.twitter.com/9Df6g0OPVG— UCI (@UCI_cycling) September 25, 2019
UCIは2019シーズンの初めに
という靴下の高さの規則を再導入している。
UCIは、イラストを公開して各チームに守るように通達。
下記のツイートは、実際に世界選手権で靴下の長さを測られて2センチくらい靴下をずり下げているジュニア選手の映像。
Hahah the UCI declares once again the war on long socks at the World Championships in #Yorkshire19. This must be the silliest task during this week. pic.twitter.com/4i376AJUTB
— Bas Tietema (@BasTietema) September 22, 2019
もうね、ほとんど笑えるレベルですが、レース前に無駄な時間を増やしているようにしか思えないですねえ~。
この検査で、レムコも靴下を2センチほど下げさせられたようです。
オーバーシューズの効果については、下記で詳しく書いているので参考にしてみて下さい。2センチじゃあ、変わらんと思うけど(^^;
追記 2019.9.27
シューズカバーの問題について、インタビューでレムコは身長の問題があると言っている。
レムコは171cmしか身長がない。41サイズのシューズを履くと自分の場合には、シューズカバーは引き上げないと履けないのだ。
身長により長さの違うシューズカバーがないからしょうがないと。これなら空力なんか関係ないから裸足で走れば良かったとも語っている(^-^;
シューズの問題とは
レムコのもう一つの問題は走り出してからのこと。
.@EvenepoelRemco 🇧🇪 leaning the bike over and laying the power down!
He was fastest through split 1 BUT Rohan Dennis 🇦🇺 has just gone through 18.75 seconds faster!! @VCampenaerts 3rd +19.79 seconds. #Yorkshire2019 pic.twitter.com/1jXnlQ01Hy
— UCI (@UCI_cycling) September 25, 2019
スタートした瞬間に力をいれた時に、シューズが緩んでしまったのだ。
レムコはインタビューで
「シューズを丸1年使用しており、最初の数メートルでペダルに過度の圧力をかけた後、ペダルが開いたため、もう少し靴を閉じなければならなかった。それが実際に問題でした」
レムコの履いているシューズは、スペシャライズドでしょうからボアダイヤルになっているはず。
オーバーシューズを靴の上から履いているので、結構締めるのには苦労したのではないでしょうか?
レムコは、靴下の長さの問題よりも、こっちのシューズの問題のほうが重大だったと言ってますが、まあ当たり前ですよね。
なんか、オーバーシューズとシューズの問題で、名前がダブってしまうのでややこしいですが、レムコはそんな問題も関係なしに2位ですから凄いことです。
来年の東京オリンピックは、有力選手がこぞって参加を表明しているので激戦になりそうですが、レムコも更に進化するでしょうから楽しみが増えましたね!
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