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落車とメカトラで時間を失うヴィクトール・カンペナールツ

海外情報
Image by Gerd Altmann from Pixabay
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2019世界選手権エリートタイムトライヤルはローハン・デニスがレムコ・エヴェネプールを1分以上引き離す圧勝を飾った。

ベルギーからは3人がエントリーしており、昨年ジュニア2冠を制した19歳のレムコは実力を発揮して2位という驚異的な成績。

しかし、イヴ・ランパールトとヴィクトール・カンペナールツの二人は落車してしまいタイムを失ってしまった。

特に、ヴィクトール・カンペナールツは、落車するまでタイム計測地点で3位だったのにバイク交換までして大きく遅れてしまう。

 

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落車にメカトラ

Photo CAMPENAERTS Victor instagram

 

スタート地点から快調に飛ばしていたヴィクトール・カンペナールツだったが、コーナーで落車してしまう。

雨は、降っていなくて路面は乾いていたのだが、所々水たまりがあったので、カンペナールツは避けて走っていた。

落車の場面は、放映されてなかったが画面が切り替わった時には、バイク交換をして走り出す所が映し出されていた。

だが、走り出したヴィクトール・カンペナールツはしきりに下を向いて、何か訴えている。

なんと、ディレーラーが損傷したためチェーンが上手く回らなくて、バイク交換の必要があったのだ。

 

 

ヴィクトール・カンペナールツは、1分30秒遅れでスタートしたローハン・デニスに追い抜かれてしまう。

 

 

彼が落車した原因は、カーブで攻め過ぎた為。それと昨日の雨で少し路面に水たまりが残っている部分もあったために、タイヤにも水がついていたと思われる。

落車したあとに彼が思ったことは、とにかく全力で走って8番以内にフニッシュすることだった。

8位以内でフニッシュ出来れば、来年の東京オリンピックに個人タイムトライヤルに出場する権利が得られるから。

だが、一度崩したリズムは上手く戻らず、11位でフニッシュとなってしまう。

乾いていた為に、落車したのは数名のみ。ベルギーの代表選手3名のうちで2人がこけてしまったのは残念なことだった。

 

ジロでも同じ場面が

2019ジロ・デ・イタリア第9ステージでも、ヴィクトール・カンペナールツはバイク交換をしてタイムを失い勝利を逃してしまった。

 

どうも、今年のヴィクトール・カンペナールツには運がない。

ツール・ド・ロマンディのプロローグでも、カーブでこけている。

あまりにも、カーブで攻め過ぎるのか落車するシーンを見ることが多い。

ロードレースでも、レムコの後ろを走って二人で逃げていたのにカーブで一人だけこけてしまうという場面もあった。

どうも、ヴィクトール・カンペナールツはカーブには運がないのかもしれない。

ブロ選手なので、上手くないとはいえないけれども難ありといったところか。大きく失望したでしょうけれども、来シーズンからはチームNTTに移籍なので、こちらで頑張って貰いましょう。

 

 

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