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ジロ・デ・イタリア第10ステージ 休息日明けの逃げはあの男が~

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Image by alexvi82 from Pixabay
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ジロ・デ・イタリアは休息日を挟んで、いよいよ第2週に突入する。

第2週のステージを簡単に紹介すると

  • 第10ステージ ランチャーノ~トルトレート 177㎞(丘陵)
  • 第11ステージ ポルト・サンテルピーディオ~リミニ 182㎞(平坦)
  • 第12ステージ チェゼナティコ~チェゼナティコ 204㎞(丘陵)
  • 第13ステージ チェルヴィア~モンセーリチェ 192㎞(平坦)
  • 第14ステージ コネリアーノ~ヴァルドッビアーデネ 34.1㎞(個人TT)
  • 第15ステージ リボルト空軍基地~ピアンカヴァッロ 185㎞(山岳)

割と、おとなしいステージが続いている。

ただ、丘陵ステージでは逃げのメンバーが勝利を目指して集団と追いかけっこを展開するはずだ。

第14ステージの個人タイムトライヤルで、また総合がシャッフルされるだろう。

今日は、休息日明けなので逃げを狙うアタッカーがゴールを目指す。

ただ、ミッチェルトン・スコットはジロから撤退。しかも、ステファン・クライスヴァイクもマイケル・マシューズもジロから去ってしまった。

毎日、ステージがどこまで続くのか心配しながら見ないといけない。

 

 

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第10ステージ ランチャーノ~トルトレート 177㎞

ジロ第10ステージ photo giroditalia

大きな、山岳はないがアップダウンは激しい。

高低差のわかるマップで見てみると

https://www.procyclingstats.com/race/giro-d-italia/2020/stage-10/today/livestats

高低差マップ

300m近い高低差を何度も上がることがわかる。特にゴール手前からのアップダウンが厳しい。

最大勾配は18%となるところもあるので、スプリンターもゴールまでたどり着けないだろう。パンチャー有利のコースレイアウトだ。

 

5人の逃げから始まる

photo cycling today ストリーミングより 以下同様

 NonameTeam総合タイム差
116シモーネ・ラバネッリ(Simone Ravanelli)Androni Giocattoli-Sidermec+49:03
277マルコ・マティス(Marco Mathis)Cofidis, Solutions Crédits+1:48:03
393サイモン・クラーク(CLARKE Simon)EF Pro Cycling+1:02:52
4112マティアス・ブランドル(Matthias Brändle)Israel Start-Up Nation+1:42:13
5168ベン・スウィフト(SWIFT Ben)INEOS Grenadiers+26:46

英国チャンピオンのベン・スウィフトも入っている。毎ステージ、イネオスは逃げにメンバーを送り込んでくる。

タイム差は、17秒程度と少ないのでメンバーは入れ替わりそうだ。

 

やはり、後続から合流して最大22名に先頭集団は膨らむ。だが、後ろもタイム差は開くことは許してくれない。

 

登りで面白い逃げが。なんと、サガンとフィリッポ・ガンナという豪華なデュオの逃げとなる。

サガンは何を狙っているんだろうか?  このコースならば、最後の小集団に入るほうが勝つチャンスは多いと思うけど。

 

後ろは15人の追走集団が出来上がる。タイム差は20秒切っているので追いつくのではないかな。

 

後ろは、あっと言う間にタイム差をつめて追いついてくる。また11人の先頭集団となる。後ろとのタイム差は25秒。

 

サガンは逃げの中でも積極的に先頭を引いている。ひょっとして中間スプリントとゴールも狙って逃げているのか?

 

残り106kmでタイム差は46秒。集団は、アルノー・デマールのためにFDJが引いている。

と、思っていたら、アルノー・デマール自身が先頭で引き始めた。サガンに危機感を抱いてますね。

 

サガンとしては、なんとしても逃げ切りたいところ。あと35キロでスプリントポイントだ。FDJが必死で追って残り102キロで38秒まで詰めてきた。

 

FDJが追走をあきらめる

アルノー・デマールも先頭交代に入ってガンガンに追走していたが、20秒まで迫ったタイム差は再び開いていく。

ついに、FDJは追走を断念。これで逃げが決定した。

 

残り78キロでタイム差は4分30秒まで開く。スプリントポイントまでは11KM。サガンは間違いなくトップ通過を狙う。

逃げは7人に減っている。

 

集団はUAEが先頭を引き出す。ディエゴ・ウルッシのためだ。

 

アルノー・デマールはチームメイトと、おしゃべりしながら走っている。カメラに向かって追走やめて良かったと手を振って答えていたような。

 

1回目のスプリントポイントは、誰も争うことなくサガンが1位通過。これでサガンは12ポイント追加。

だが、アルノー・デマールとは45ポイントの差がある。

 

4級山岳、Tortoreto (登坂距離2.3k・平均勾配8.3%)に先頭集団は到達。サガンはここで遅れると意味がないので頑張ってついていくだろう。

タイム差は詰まってきて4分13秒ほどに。

 

4級山岳は、サイモン・クラークがトップ通過。フィリッポ・ガンナ、サガンと続く。

 

次の登りに入り、142. ダリオ・カタルド(Dario Cataldo)Movistar Teamがアタック。

 

3キロだが、勾配は8.3%ときつい登り。すぐにベン・スウィフトがチェックにはいる。

 

なんとか、サガンは追いついた。ダリオ・カタルドのアタックによって、フィリッポ・ガンナとサイモン・クラークが遅れる。

後ろとはタイム差が2分12秒まで迫ってくる。残り38kmでこのタイム差は厳しい。

 

サガンは無事に、2回目のスプリントポイントもトップ通過。

 

登りで遅れていたフィリッポ・ガンナが追いついて、一気にアタックをかけて抜け出そうとする。だが、これは捕まってしまう。

 

残り25KMでタイム差は1分に。まだ、これから登りがあるので逃げ切りは難しくなってきた。

 

155. ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(Domenico Pozzovivo)NTTがパンク。ラスト21キロなので追いつくだろうが、無駄足だ。

 

ペリョ・ビルバオ(Pello Bilbao)が集団からアタック。現在総合3位なのでジャンプアップを狙ってのアタックだ。

 

先頭は、サガンとベン・スウィフトが二人で抜け出す。

 

ペリョ・ビルバオは、ダリオ・カタルドと一緒に前を追う。サガンとのタイム差は12秒まで迫っている。

 

ペリョ・ビルバオがサガンにあと3秒まで迫った時に、サガンがアタック!

なんと登りでベン・スウィフトをちぎって下りに一人で突入する。

 

ついに、総合も動き出す。ジョアン・アルメイダのアタックに、総合2位のウィルコ・ゲルデルマンが反応。

 

パンクで遅れていた、ドメニコ・ポッツォヴィーヴォがアタック!

 

ラスト10kmでヤコブ・フルサン(Astana Pro Team)は遅れてしまう。

 

サガンは後ろを確認しながら、一人で突き進む。タイム差は、ペリョ・ビルバオまで10秒。集団とは20秒のタイム差だ。逃げ切れるか?

 

あ~、ビルバオは追いつかれてしまう。総合のタイム差はこれでつかなくなった。

 

集団からはブランドン・マクナリティ(UAE)がアタック!  独走力があるから、これは決まったか。

 

サガン、頑張れ~。あと1.6KMだ。

 

いや~、凄かった!    見事なサガンの逃げ切りを見せて貰った。まさか、最後まで逃げきれるとは思わなかった。

今日のサガンは強い。登りでも遅れることなく前で走っており、ステージ優勝を自力で勝ちとるなんて。

これほどまでに強いサガンを見るのは久しぶりだ。明日の平坦ステージでポイント賞逆転も可能となってきた。

 

2位には、集団からアタックをかけて抜け出したブランドン・マクナリティが入っている。

 

こちらはレースハイライト
Giro d'Italia 2020 | Stage 10 | Highlights

 

リザルト

ステージリザルト

RnkRiderTeamTime
1 Sagan PeterBORA – hansgrohe4:01:56
2 McNulty BrandonUAE-Team Emirates0:19
3 Almeida JoãoDeceuninck – Quick Step0:23
4 Swift BenINEOS Grenadiers,,
5 Hindley JaiTeam Sunweb,,
6 Majka RafałBORA – hansgrohe,,
7 Konrad PatrickBORA – hansgrohe,,
8 Kelderman WilcoTeam Sunweb,,
9 Pozzovivo DomenicoNTT Pro Cycling,,
10 Bilbao PelloBahrain – McLaren,,

 

総合

RnkPrev▼▲RiderTeamTime
11 Almeida JoãoDeceuninck – Quick Step 39:38:05
22 Kelderman WilcoTeam Sunweb0:34
33 Bilbao PelloBahrain – McLaren0:43
44 Pozzovivo DomenicoNTT Pro Cycling0:57
55 Nibali VincenzoTrek – Segafredo1:01
68▲2 Konrad PatrickBORA – hansgrohe1:15
79▲2 Hindley JaiTeam Sunweb1:19
810▲2 Majka RafałBORA – hansgrohe1:21
912▲3 Masnada FaustoDeceuninck – Quick Step1:36
1013▲3 Pernsteiner HermannBahrain – McLaren1:52

ヤコブ・フルサンがメカトラで遅れたために、順位が変わっている。フグルサングは6位から11位に落ちている。

 

ポイント賞

RnkPrev▼▲RiderTeamPnt
11 Démare ArnaudGroupama – FDJ167
22 Sagan PeterBORA – hansgrohe147
34▲1 Ganna FilippoINEOS Grenadiers51
48▲4 Almeida JoãoDeceuninck – Quick Step41
55 Ballerini DavideDeceuninck – Quick Step40
66 Vendrame AndreaAG2R La Mondiale31
726▲19 Swift BenINEOS Grenadiers31
87▼1 Dowsett AlexIsrael Start-Up Nation29
99 Frapporti MarcoVini Zabù – KTM28
1010 Guerreiro RubenEF Pro Cycling27

サガンは中間スプリントポイントを2回トップ通過。ゴールのポイントも追加して20ポイント差まで迫った。

 

ヤングライダー賞

RnkPrev▼▲RiderTeamTime
11 Almeida JoãoDeceuninck – Quick Step 39:38:05
23▲1 Hindley JaiTeam Sunweb1:19
36▲3 McNulty BrandonUAE-Team Emirates2:39
45▲1 Geoghegan Hart TaoINEOS Grenadiers2:45
52▼3 Vanhoucke HarmLotto Soudal4:42
67▲1 Samitier SergioMovistar Team5:25
78▲1 Knox JamesDeceuninck – Quick Step5:32
89▲1 Paret-Peintre AurélienAG2R La Mondiale6:21
910▲1 Oomen SamTeam Sunweb10:49
1011▲1 Valter AttilaCCC Team11:26

 

山岳賞

RnkPrev▼▲RiderTeamPnt
11 Guerreiro RubenEF Pro Cycling84
22 Visconti GiovanniVini Zabù – KTM76
34▲1 Ganna FilippoINEOS Grenadiers45
43▼1 Castroviejo JonathanINEOS Grenadiers45
55 Caicedo Jonathan KleverEF Pro Cycling40
66 Holmes MatthewLotto Soudal20
79▲2 Pozzovivo DomenicoNTT Pro Cycling20
87▼1 Warbasse LarryAG2R La Mondiale20
98▼1 Frankiny KilianGroupama – FDJ20
1010 Zardini EdoardoVini Zabù – KTM18

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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