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2024 世界選手権エリート男子ロード 世界最強の新王者は誰だ?

海外情報
Ratanak SamboによるPixabayからの画像
この記事は約24分で読めます。

2024年の世界ロードチャンピオンを決めるレース。ここまで雨にたたられているチューリッヒ。雨となると厳しいレースとなるが最終日に晴れてくれた。

 

過去の優勝者は

  • 2022   レムコ・エヴェネプール
  • 2021 ジュリアン・アラフィリップ
  • 2020 ジュリアン・アラフィリップ
  • 2019 マッズ・ピーダスン
  • 2018 アレハンドロ・バルベルデ
  • 2017 ピーター・サガン
  • 2016 ピーター・サガン
  • 2015 ピーター・サガン
  • 2014 ミハウ・クフィアトコフスキ
  • 2013 ルイ・コスタ
  • 2012 フィリップ・ジルベール

 

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ヴィンタートゥール~チューリッヒ 273.9km

コースマップ photo zurich2024

 

スタートはヴィンタートゥールから。75kmほど走ってから、チューリッヒのサーキットにはいる。男子エリートは7周回で決戦となる。

獲得標高は4,470m。単独でのゴールとなるのか、少人数スプリントとなるのか。ゴールに注目だ。

 

コースプロフィール photo zurich2024

 

  1. 山岳 ブッフ・アム・イルヒェル (4.8 km・4.2%)
  2. 山岳  カイブルク (1.3 km・10.2%)
  3. 山岳 ズュスブラッツ(1.5 km・9.1%)
  4. 残り7周
  5. 山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)
  6. 残り6周
  7. 山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)
  8. 残り5周
  9. 山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)
  10. 残り4周
  11. 山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)
  12. 残り3周
  13. 山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)
  14. 残り2周
  15. 山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)
  16. 残り1周
  17. 山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)

 

各国の注目のライダーは

  • オランダ マチュー・ファンデルプール、ウイルコ・ケルデルマン、バート・レンメン
  • ベルギー レムコ・エヴェネプール、ティム・ウェレンス、マキシム・ファンジルス
  • スロベニア タデイ・ポガチャル、プリモッシュ・ログリッチ
  • デンマーク マッズ・ピーダスン、マグナス・コルトニールセン、マティアス・スケルモースイェンセン
  • フランス ジュリアン・アラフィリップ、ヴァランタン・マデュアス、ロマン・バルデ
  • イタリア ジュリオ・チッコーネ、アントニオ・ティベッリ
  • イギリス トム・ピドコック、アダム・イェーツ、サイモン・イェーツ、ステューブン・ウィリアムズ
  • スイス マルク・ヒルシ
  • スペイン ペッリョ・ビルバオ、エンリク・マス
  • オーストラリア ベン・オコナー、ジェイ・ヴァイン
  • アメリカ マッテオ・ヨルゲルソン、ブランドン・マクナリティ
  • 日本 新城幸也

 

スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

マチュー・ファンデルプールのコメント

減量したと聞きましたが、これまでに体重が減ったことがあっただろうか?

生まれたときだ。 このワールドカップに向けて取り組んできた。それが十分だったかどうかはこれから見極める必要があるだろう。

どんなレース展開を期待すべきだろうか?

ああ、それを予測するのは難しい。グラスゴーと同じシナリオが予想される。また遠くからレースが行われるだろう。 明確なリーダーがいない国はたくさんあるが、その幅の広さという点では非常に強い。

これらのブロックは非常に遠くから開けようとするだろう。だから、私は再び厳しいコースを予想している。他のカテゴリーでもそれを見てきた。

これまでのレースとの違いは、チューリッヒでは太陽が輝いていることですが。

そのことについては悲しくない。 雨ならばもっと良い位置につけることができるが、いずれにしても勝ち抜きレースになるだろう。

 

タデイ・ポガチャルのコメント

ロックンロールの準備はできている。これまでのワールドカップよりも厳しい大会だが、同じようなシナリオになると思う。ラスト100キロで大混乱になるだろう。

予想通り、独走を狙っているのだろうか、それともこのような過酷なレースの後のスプリントでは誰も恐れるべきではないのだろうか?

私は誰も恐れていない。

かみそりのような切れ味のマチュー・ファンデルプールでもないのに?

そんなことはない。274kmのレースだ…。なら、スプリントの準備はできている。

レムコ・エヴェネプールに対しては?

我々は彼を警戒している。彼は間違いなく早めに予想したいと思うだろう。私は彼を見失わない。彼がオリンピックでやったような奇襲に遭ってはいけない。

 

レムコ・エヴェネプールのコメント

このコースでは本気で行き詰まってしまう可能性があるが、ロッテ・コペッキーはここで決して諦めてはいけないと教えてくれた。

タデイ・ポガチャルは、「レムコにオリンピックで得たスペースを与えることはできない」といってますが、そのことについてどう思っていましたか?

もちろん、私はそれを自分で実行した。厳しいレースだったし、誰もが限界に達しているときに私は行った。彼らは私に30秒だけ与えてくれるのではなく、待って適切な瞬間を選ばなければならない。

ベルク通りを真っ直ぐ進んでしまうと、その後深刻な行き詰まりに陥る可能性がある。タイミングを計り、自分の強みを評価することが重要だ。

今日は太陽の下でペダルをこぐことができますね。

かなり寒いが、実際には素晴らしい秋の天気だ。天気に恵まれて幸運だ。他のカテゴリーは深刻な苦しみを味わったが、彼らがどうレースを終えたかに敬意を表したい。

 

スタート前は黙とう。結局UCIは詳しい状況は説明できないままに。1時間くらい森の中で横たわっていた可能性が高い。

 

ニュートラルスタート。

 

オフィシャルスタート。

 

4人がスモールギャップ。

 

山岳 ブッフ・アム・イルヒェル (4.8 km・4.2%)

2人が逃げに。

  1. アンドレアス・レックネスン ノルウェー
  2. ジョナサン・クレバー・カイセド コロンビア

 

ハンガリーのエリック・フェッターがジョインしたところで集団に捕まる。

 

3人がアタック合戦の末に抜け出した。

  1. シルヴァン・ディリエ スイス
  2. ピョートル・ペンカラ ポーランド
  3. リュック・ヴィルトゲン ルクセンブルグ

 

2人追いつく。

  1. トビアス・フォス ノルウェー
  2. ルイ・オリヴェイラ ポルトガル

 

山岳  カイブルク (1.3 km・10.2%)

シモン・ゲシュケなど追いついて7人に。

  1. シルヴァン・ディリエ スイス
  2. ピョートル・ペンカラ ポーランド
  3. リュック・ヴィルトゲン ルクセンブルグ
  4. トビアス・フォス ノルウェー
  5. ルイ・オリヴェイラ ポルトガル
  6. シモン・ゲシュケ ドイツ
  7. ロベルト・カルロス・ゴンサレス パナマ

 

集団はフランス先頭。

 

パナマのライダーが切れて6人に。下りで追いつくかな。

  1. シルヴァン・ディリエ スイス
  2. ピョートル・ペンカラ ポーランド
  3. リュック・ヴィルトゲン ルクセンブルグ
  4. トビアス・フォス ノルウェー
  5. ルイ・オリヴェイラ ポルトガル
  6. シモン・ゲシュケ ドイツ

 

落車。そして、なんとフランスのジュリアン・アラフリップが落車でリタイヤしたとの情報が。調子が良かっただけに非常に残念。肩の脱臼で救急車で運ばれたと。

  • ペッリョ・ビルバオ スペイン
  • ジョアン・アルメイダ ポルトガル

 

先頭は下りで7人に戻っている。

 

カナダのマイケル・ウッズの食べ方。こんな食べ方は初めてみた。まあ、長いですからね。

 

山岳 ズュスブラッツ(1.5 km・9.1%)

残り198.9km。タイム差は5分14秒に。

 

残り7周

先頭6人が通過。

 

山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)

5分41秒差で登りに。

 

情報では、スペインのミケル・ランダ、デンマークのマティアス・スケルモースイェンセンは腰の痛みでリタイヤ。

 

新城幸也がポルトガルのアフォンソ・エウラリオと共にフェンスにぶつかる。新城幸也は、片足を外して走行しており続行できないのか。機械的な問題もあり一旦停止。16回出場している大ベテラン。

 

ベルギーのヴィクトール・カンペナールツが集団を引き延ばす。

 

先頭を走るシルヴァン・ディリエがシクロクロスのように走りながらバイクチェンジ。先頭集団の強力なエンジンの一人だ。

 

残り6周

3分40秒のタイム差で先頭が通過。

 

山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)

タイム差は3分7秒に縮まっている。

 

残り136km。マチュー・ファンデルプールは集団の後方待機。

 

残り5周

また、タイム差は4分台に。

 

山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)

きつい登り坂だ。

 

集団からスペインのパブロ・カスティーリョがアタック。

 

しかし、リードが広がらない。スロベニア先頭で追ってくる。

 

パブロ・カスティーリョは捕まった。少々では抜け出せない。

 

今度はオーストラリアのジェイ・ヴァインがアタック。

 

この、ジェイ・ヴァインの攻撃で追走集団が出来上がる。

 

ジェイ・ヴァインは、追走からさらにアタック。

 

集団後方で落車。オーストラリアのマイケル・マシューズだ。

 

追走は10人。

  1. ジェイ・ヴァイン オーストラリア
  2. マグナス・コルトニールセン デンマーク
  3. マティア・カッタネオ イタリア
  4. パヴェル・シヴァコフ フランス
  5. ローレンス・デプルス ベルギー
  6. ヤン・トラトニク スロベニア
  7. ステューブン・ウィリアムズ イギリス
  8. ケヴィン・フェルマーケ アメリカ
  9. ヨハネス・スタウネ・ミテット ノルウェー
  10. フローリアン・リポウィッツ ドイツ

 

あれ、またシルヴァン・ディリエがシクロクロスのようなバイクチェンジ。

 

残り4周

17秒差となって、追走が見えてくる。

 

山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)

カメラが切り替わると先頭が追走と合体している。

 

デンマークのカスパー・アスグリーンが攻撃。一度帰国していたのだけど、交代要員で急遽スイスに呼び戻されており、本人はちょっと不機嫌。

 

カスパー・アスグリーンが捕まり、フランスのロマン・グレゴワールとアメリカのクイン・シモンズがアタック。

 

2人はすぐに捕まる。

 

あっ、タデイ・ポガチャル!

 

あら~、ここでタデイ・ポガチャルがアタックだ。

 

クイン・シモンズが飛びつく。

 

イタリアのアンドレア・バジオーリがついている。

 

クイン・シモンズが切れた。アンドレア・バジオーリは先頭交代できない。

 

これは、ベルギーとオランダは追わないといけない。すでに23秒のリード。

 

タデイ・ポガチャルは、残り100kmから戦争だと言っていたけれど、自分が巻き起こすとは~。

 

マチュー・ファンデルプールも、レムコ・エヴェネプールも集団の中で動かない。

 

アンドレア・バジオーリがちぎれた。

 

タデイ・ポガチャルは、前で待っているヤン・トラトニクのアシストを受けたい。

 

先頭まで46秒。こんなに早く動く必要があるのか。

 

さあ、ヤン・トラトニクが先頭から下がってタデイ・ポガチャルを引く。もう先頭まで17秒。あっという間だ。

 

タデイ・ポガチャルは特別仕様のバイクでガンガンだ。

 

もう、追いついてしまった。先頭は17人に。後続に突然1分のリードをタデイ・ポガチャルは築いてしまった。

 

タデイ・ポガチャルは休まない。そのまま先頭で下っていく。

 

タデイ・ポガチャルは、早く来いと後ろを見ているけど足の合うライダーがいない。

 

ヤン・トラトニクが先頭に。

 

ベルギーは先頭を追い詰めないといけない。ヴィクトール・カンペナールツ、クイントン・ヘルマンスが必死で引く。

 

先頭はヤン・トラトニク固定。これは厳しい。

 

残り3周

タデイ・ポガチャルは、ヤン・トラトニクに話かけている。もうちょっと頑張ってと言っているのか。

 

残り79.1km。32秒となった。これは追いつく。

 

ヤン・トラトニクが引き終わる。ここでタデイ・ポガチャルが発射!

 

すぐに先頭は絞られていく。誰が残るか。

 

残ったのはフランスのパヴェル・シヴァコフ。しかし、この後ちぎれる。

 

山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)

集団先頭付近にマチュー・ファンデルプールが上がっている。

 

タデイ・ポガチャルは、ちぎれたパヴェル・シヴァコフを待っている。

 

タデイ・ポガチャルは、パヴェル・シヴァコフを連結。タイム差は27秒に。これで追いつかれると無駄足になりそうだけど。

 

タデイ・ポガチャルは、待つつもりは全くなし。タイム差は45秒と広がる。

 

レムコはマキシム・ファンジルスにひかれている。オランダ先頭はバウケ・モレマ。

 

マキシム・ファンジルスは全開で引いているのだけど、50秒と開く。これはレムコがいかないといけないのか。

 

マキシム・ファンジルスが引き終わり、レムコ・エヴェネプールがアタック!

 

レムコ・エヴェネプールをマチュー・ファンデルプールが追う。

 

マチュー・ファンデルプールが後ろに張りついた。

 

レムコは後ろを確認。

 

マチュー・ファンデルプールが前に出て、少し緩む。

 

さあ、またレムコ・エヴェネプールが先頭に。

 

パヴェル・シヴァコフが先頭交代。39秒差に。

 

イタリアのジュリオ・チッコーネが先頭に。レムコ・エヴェネプールのアシストはもういない。

 

アイルランドのベン・ヒーリーが前に。

 

オランダのバウケ・モレマが追走先頭に。

 

残り64.6km。タデイ・ポガチャルのペースは緩まない。

 

マチュー・ファンデルプールが追走の先頭に。

 

レムコ・エヴェネプールは後方。

 

レムコ・エヴェネプール先頭。マチュー・ファンデルプールが続く。

 

理想は少人数で前に追い付くことだ。

 

マチュー・ファンデルプールがぐっと前に。

 

ベン・ヒーリー、ジェイ・ヴァイン、マッテオ・ヨルゲルソン、マチュー・ファンデルプールが前に。

 

マチュー・ファンデルプールが歩道を使って前に。

 

3人が抜け出している。

  1. ベン・ヒーリー アイルランド
  2. オスカー・オンリー イギリス
  3. トムス・スクインシュ ラトビア

 

残り2周

40秒差で通過。

 

レムコ・エヴェネプールがはやくハンドルを外されたので怒っている。

 

この間に、マチュー・ファンデルプールが少し前に行っている。

 

山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)

あ~、パヴェル・シヴァコフがちぎれた。

 

追走は3人。3対1ならば追いつくのか。

 

タデイ・ポガチャルは落ちない。44秒差とキープ。

 

オスカー・オンリーが切れた。

 

マチュー・ファンデルプールが後ろをちぎって上がってくる。

 

マチュー・ファンデルプールが遠くに見えている。31秒差。これは厳しいか。

 

レムコ・エヴェネプールは抜け出せていない。

 

マチュー・ファンデルプールが、オスカー・オンリーを引き連れてパヴェル・シヴァコフを抜いていく。

 

タデイ・ポガチャルは、カメラに向かってフウッと息を吐く。なんて余裕。

 

マチュー・ファンデルプールは、先頭から1分7秒。

 

タデイ・ポガチャルは、ベン・ヒーリーとトムス・スクインシュのコンビを追いつかせない。52秒と広がっている。まさか、このままゴールまではいかないよね~。

あと、ゴールまで45.4km。

 

今日のレムコは100%ではないのかも。だが、マチュー・ファンデルプールには追いつきそう。

 

トムス・スクインシュは、ベン・ヒーリーにボトルを渡す。

 

タデイ・ポガチャルにサポートカーも到着。炭水化物ジェルも渡される。エネルギー切れもないはずだ。

 

レムコとマチューのグループは1分17秒差。タデイ・ポガチャルとは1km以上離れている。

  1. マチュー・ファンデルプール オランダ
  2. バウケ・モレマ オランダ
  3. ロジャー・アドリア スペイン
  4. エンリク・マス スペイン
  5. ダヴィ・ゴデュ フランス
  6. ロマン・バルデ フランス
  7. オスカー・オンリー イギリス
  8. ベン・オコナー オーストラリア
  9. マルク・ヒルシ スイス
  10. クイン・シモンズ アメリカ
  11. マティアス・ヴァチェク チェコ

 

フランス、オランダ、スペインは2人いるので引かないと追いつかない。

 

残り1周

なんて男だ。そういえば、スロベニアにはプリモッシュ・ログリッチもいたけど、全く姿を見ることはなかった。

 

山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)

もう、これは間違いないか。

 

本当に17.2%の勾配があるのかというスピードで上がっている。

 

あららっ、ベン・ヒーリーが遅れた。

 

集団からスイスのマルク・ヒルシがドカンとアタックだ。

 

ベン・ヒーリーは下りで追いつく。このまま逃げ切れば表彰台だ。

 

追走が絞られた。

 

マルク・ヒルシはおいつけば表彰台が見えてくる。

 

マルク・ヒルシはエンリク・マスに追い付かれるか。

 

レムコは最後尾。タイミングを見ているのか。

 

エンリク・マスが追いついた。

 

レムコがアタックをかけて追ってきている。

 

レムコは、カメラに前にいけと言っている。追いつくつもりだ。

 

ついに、ベン・ヒーリーの後ろにエンリク・マスとマルク・ヒルシが見えてきた。

 

マルク・ヒルシが追いついた。

 

レムコとマチューも追いついた。

 

残り16.1kmで41秒差に。

 

レムコはタデイ・ポガチャルの姿を捕らえることができるのか。

 

41秒差で700mある。世界最高の男が追ってきているが、ゴールまで逃げ切れるか。

 

これはメダル争いのグループとなるのか。

 

あれ、急に375m差になったぞ。サボートカーが抜いていった。

 

タイム差は縮まらない。また44秒に。この男は疲れ知らずだ。

 

レムコが最後尾にいたのでは追いつかない。

 

マチュー・ファンデルプールがアタック!

 

レムコは頭を下げてしまった。

 

また、下りで合体。これは2位争いのスプリントだ。

 

ここでマルク・ヒルシがアタック。

 

レムコは調子悪そう。

 

レムコは少し離れている。

 

タデイ・ポガチャルは残り3km。

 

さあ、レムコがアタック。

 

タデイ・ポガチャルは、直線で勝利を確信。

 

タデイ・ポガチャルは、残り100kmからのアタックを決めてしまった。

 

これでジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、世界選手権も制した。

 

残りのシーズンからアルカンシェルを着用してレースに望むことになる。

 

タデイ・ポガチャルは、今年リエージュ〜バストーニュ〜リエージュも制している。もし仮に、イル・ロンバルディアを制するとマチュー・ファンデルプールを抜いて今世紀最強の世界王者となる。

 

ストラーデビアンケの82kmの逃げを上回る勝利だ。誰も文句のつけようがない。

 

今シーズン、まだ3レースを残しておりシーズン23勝からさらに勝利を重ねそうだ。

 

2位はベン・オコナーが抜け出してきた。ジェイ・ヴァインの逃げを十分に生かした。ブエルタ総合2位に続いて最高のシーズンを送っている。

 

3位争いのスプリントはマチュー・ファンデルプールが制した。体重を落とした成果は十分に出ていた。

 

しかし、残り100kmからのタデイ・ポガチャルのアタックは想像していなかっただろう。

 

リザルト

世界王者となったタデイ・ポガチャル

何が起きたのか信じられない。私は自分自身に多くのプレッシャーをかけている。チームからのプレッシャーもあったし、僕らは勝つためだけにここに来たんだ。

この先には危険な逃げ道があった。おそらくそれは愚かな攻撃だったが、幸運なことにヤン・トラトニクが私と一緒にいた。そんなに早く出発する予定ではなかった。

我々はコントロールを維持したかったが、レースは早い段階で爆発した。何を考えていたかは分からないが、 流れに身を任せていた。

幸運にも成功できたが、とても大変だった。このレースは本当に勝ちたかった。何年もツールやその他のレースで戦ってきたが、完璧なシーズンを過ごした後も、これが私の目標だった。

それがうまくいったとは信じられない。チーム全員に感謝しなければならない。彼らなしでは間違いなく不可能だったと思う。私はスロベニアチームをとても誇りに思っている。

 

2位 オーストラリアのベン・オコナー

今年も良いレースができたので、表彰台にふさわしいと思うし、とても誇りに思う。これが来るとは思わなかった。チームメイトに感謝する。

最初のラウンドでは気分が良くなかったので、彼らは私にやる気を与えてくれた。もう一度集中するために激励の言葉が必要だった。最後は良いタイミングで2位に食い込むことができた。

銀メダルを争う7人のグループから、なんとか一人で走り去りましたね。

それはゲームだった。横に行くとみんなに見られてしまうので、後ろに座って真ん中をすり抜けたかった。これが自転車レースの仕組みだ。

戦術、賢さ、何と呼んでいいのかわからないが、適切なタイミングを見つけた。そして一度行ったら、全力を尽くさなければならない。私は今、とてもとても幸せな人間です。

近寄りがたいポガチャルに次ぐ2位ということも、少しは優勝したような気分になるのだろうか?

まあ、勝てなかったけどね。彼はレインボージャージを着ている。しかし、私個人にとっては、1日のセッションで本当に素晴らしい結果だった。そんなことはあまりやったことがない。

最大のレースであるワールドカップで2位になるのはとても甘いことだ。私は厳しい一年を過ごしたのでロンバルディアには出ない。これは最高の飾りだった。

 

 

3位 オランダのマチュー・ファンデルプール

 

4位 ラトビアのトムス・スクインシュ

スプリント前に何度か試したが、誰もが何度か試したことがあると思う。しかし、誰もが打ちのめされた。オコナーが素晴らしい動きを見せ、その後我々は3位を目指してスプリントした。

マシューがいれば、それが難しいことはわかっているだろう。彼を倒すのは難しい。難しい任務だったので、4位はこんなものだ…。できる限りのことはした。

 

5位 ベルギーのレムコ・エヴェネプール

 

6位 スイスのマルク・ヒルシ

タデイは断然強かった。 とても厳しいレースだった。決勝は実際に最初から始まり、すぐに非常に速くなった。多くの人が攻撃しようとした。ラップに乗ると、あっという間に進んだ。

タデイ・ポガチャルは、ゴールまであと100キロ地点ですでに戦いに臨んでいた。

彼は大きな道を進んだ。誰もが彼が行くのを見た。しかし、従うとおそらく爆発するだろうということは誰もが知っている。

それからベルギー人が秒差を縮めてくれるのではないかと少し期待した。レムコは、チームメイトをもう少し使えるように、もう一周待つべきだったのではないかと思う。

最終的には銀を巡る争いでしたね。

スプリントでマチューに勝つのは難しいと分かっていたので、彼を攻撃しようとした。しかし、私たちのグループの全員は同じレベルだった。

その後、ベン・オコナーは非常に良い動きをした。 3位を争うスプリントではマチューのハンドルを維持しようとしたが、数キロずっとそれを維持することができなかった。

しかし、私はできる限りのことをした。自分のパフォーマンスには満足しており、地元でレースができて最高だった。 6位は良い結果だ。

 

 

7位 アイルランドのベン・ヒーリー

今日のトムス・スクインシュは非常に強かった。

 

8位 スペインのエンリク・マス

もう少しメダルに近づくチャンスはあったが、現実は8位に終わった。 重要なのは、そこで戦ったことだ。 タデイは100km地点で我々から離れていった。

転倒してリタイアしたミケル・ランダとペッリョ・ビルバオは残念だった。 ふたりはレースを読むのが上手なライダーだ。 我々には彼らの砂粒が足りなかった。

ゴール付近で意表を突こうとしたが、うまくいきませんでしたね。

ロジャー・アドリアもとても良かった。 とても速い選手たちがいて、彼らは速い集団でスプリントに勝つのが普通なんだ。

残り1kmで逃げようとしたんだけど、ファンデルポールが目の端で僕を見て、追いかけてきたんだ。

2年前にイタリアで輝きを放った、今年最後の数レースに臨む自信は十分だ。 ラ・ブエルタでは良いフィニッシュができたし、チームと戦うイタリアの3つのクラシックではとても良いフィーリングだ。

もう少しタフなコースが良かったけれど、ワールドカップがそうなることはすでに分かっていた。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 POGAČAR Tadej
Slovenia 900 6:27:30
2
 O’CONNOR Ben
Australia 715 0:34
3
 VAN DER POEL Mathieu
Netherlands 600 0:58
4
 SKUJIŅŠ Toms
Latvia 490 ,,
5
 EVENEPOEL Remco
Belgium 410 ,,
6
 HIRSCHI Marc
Switzerland 340 ,,
7
 HEALY Ben
Ireland 265 1:00
8
 MAS Enric
Spain 225 1:01
9
 SIMMONS Quinn
United States 190 2:18
10
 BARDET Romain
France 150 ,,
11
 ADRIÀ Roger
Spain 130 ,,
12
 MOLLEMA Bauke
Netherlands 105 ,,
13
 PEDERSEN Mads
Denmark 90 3:52
14
 HOELGAARD Markus
Norway 75 ,,
15
 ZIMMERMANN Georg
Germany 60 ,,
16
 ONLEY Oscar
Great Britain 50 ,,
17
 MCNULTY Brandon
United States 45 ,,
18
 HINDLEY Jai
Australia 45 ,,
19
 VERMAERKE Kevin
United States 45 ,,
20
 VACEK Mathias
Czech Republic 45 ,,
21
 RYAN Archie
Ireland 45 6:04
22
 MADOUAS Valentin
France 30 ,,
23
 WANDAHL Frederik
Denmark 30 ,,
24
 CORT Magnus
Denmark 30 6:36
25
 CICCONE Giulio
Italy 30 ,,
26
 AYUSO Juan
Spain 30 ,,
27
 VALTER Attila
Hungary 30 ,,
28
 LIPOWITZ Florian
Germany 30 ,,
29
 GROßSCHARTNER Felix
Austria 30 ,,
30
 YATES Adam
Great Britain 30 ,

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