Alpecin-Deceuninckのマチュー・ファンデルプールは、2000年以降もっとも成功をおさめた世界王者となった。
アルカンシェルの呪いもなく5勝をあげた。その中には二つのモニュメントが含まれている。
マチュー・ファンデルプールが20世紀で最も優れたライダーだったと思われる統計がある。
2000年以降最高の世界王者
マチュー・ファンデルプールは世界王者となった5回の優勝。
- スーパー8クラシック
- E3 サクソクラシック
- ロンド・ファン・フラーンデレン
- パリ~ルーベ
- ツアー・オブ・ルクセンブルグ第1ステージ
そのうちの2勝はモニュメントだ。世界王者で2000年以降モニュメントを獲得したのは、レムコ・エヴェネプール、サガン、トム・ボーネン、パオロ・ベッティーニの5人のみ。
しかも、それぞれ同一年で1度だけ獲得している。2度獲得した世界王者はいない。
マチュー・ファンデルプールの勝利数5勝を上回る選手も少ない。
- 2004 オスカル・フレイレ 7勝
- 2005 トム・ボーネン 21勝
- 2007 パオロ・ベッティーニ 5勝
- 2011 マーク・カヴェンディシュ 15勝
- 2015 ペーター・サガン 13勝
- 2016 ペーター・サガン 11勝
- 2017 ペーター・サガン 8勝
- 2018 アレハンドロ・バルベルデ 5勝
- 2022 レムコ・エヴェネプール 9勝
レムコを除くと、あとはスプリンターのみだ。
アルカンシェルの呪いにもっともかかったのは、2019年のマッズ・ピーダスン。アルカンシェルを着用して勝利することができなかった。
2024年以降、この記録は変わる。
ただ、マチュー・ファンデルプールの場合には、シクロクロスの世界チャンピオンでもあることだ。同一年で2枚のアルカンシェルを着用するライダーでもある。
こんなライダーが現れる可能性は低いと言わざるを得ない。
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