タデイ・ポガチャルが世界選手権を前にインタビューに答えている。
今回は、準備万端で昨年のグラスゴーの世界選手権よりもチャンスは大きい。ちなみに来年に更に大きいけど。
タデイ・ポガチャルは、ライバルとされるレムコ・エヴェネプール、マチュー・ファンデルプールについても質問に答えている。
世界王者を熱望
Nova raketa za naskok na mavrično majico pic.twitter.com/d0XvIeOiFf
— Igor Tominec (@IgorTominec) September 26, 2024
タデイ、あなたはすでに多くの勝利を収めていますが、あなたにとってワールドカップはどのくらい重要ですか?
レインボージャージはサイクリングにおいて本当に特別なものだ。誰もが欲しがる、最もユニークなシャツだ。少なくとも、そう願っている。
そのジャージを1年間着ることができれば、それは世界最高のライダーであることを意味している。それが私にとって大きな目標であることは明らかだ。
私はここ数年、そのタイトルを目指して真剣に努力してきた。今年うまくいかなかったとしても、今後数年間はそうし続けるつもりだ。
このレースが他と異なるのはなぜですか? たとえば、2023年のワールドカップ後ほどあなたが打ちのめされているのを見たことはありません。
私たちスロベニア代表チームが一緒に走るのは、一年でほぼこの日だけ。私たちは普段そんなことはほとんどしない。
前回の世界選手権は、私がこれまでに乗った中で最も過酷なレースの一つだった。グラスゴーのコースは私にはあまり合わず、最後の3時間は私にとって爆発力が強すぎた。だから終わった後は本当に疲れた。
今年のチューリッヒのコースの方が私には合っている。今年はどんなレースが待っているのか楽しみだ。
実際にワールドカップとモニュメント比較することができる。自分がよく知っているチームメイトと一緒に走るし、チームメイトも自分のことを知っている。
ワールドカップのダイナミックさ、レース無線の欠如、そしてサーキットでの走行は、AからBまでのレースとは異なる。
その日最も急な登り坂であるチューリッヒベルク通りは、違いを生むのに十分な長さですか?
それを言うのは非常に難しいと思うし、疑問に思う。しかし、このサーキットには登りがたくさんある。
どの登りもそれほど長くないため、トリッキーなコースだ。しかし、登った後、すぐに回復するための下りがない場合もよくある。
だからこそ、このコースではラウンドごとにさまざまな状況が予想される。オープンな攻撃、遠くからの攻撃、コースを固める余地は本当にたくさんある。
最終的には、走行距離と他のチームがどうレースするかが決定的な要素となる。いずれにせよ、大集団でのスプリントは期待できない。
さらに、274kmを越えてスプリントするのは、他のスプリントとはまったく異なる課題となる。自分にとって、それは最悪のシナリオではない。
自分のチームはどれくらい強いですか？
私たちのチームにはビッグネームがおり非常に強い。実際、私の経験では、これは世界史上最高のチームの一つだ。
タイムトライアルでの、レムコ・エヴェネプールについてどう思いましたか?
そこでの彼は素晴らしく見えた。スタート表彰台でチェーンが外れてしまったときも、彼はプレッシャーにうまく対処した。
このためパワーメーターなしでスタートしたとも聞いた。特にタイムトライアルに向けて、非常によく準備を整えてきましたね。それが彼の規律であり、彼が最も優れているところだ。次の日曜日には別のレースをする予定だ。
マチュー・ファンデルプールの獲得の可能性をどのように見積もっていますか?彼はこれに対処できると思いますか?
ほら、それは小さな間違いだ。マチューは最終ラウンドに出場する。彼は今のところ非常に良い状態にあると思う。
彼は非常に力強い一年でレインボージャージにふさわしいパフォーマンスを見せた。彼はそのジャージを着て本当に素晴らしい勝利を収めた。
しかし日曜日には新たなワールドカップが予定されている。彼はタイトルを守らなければならないが、マチューにとってはグラスゴーよりも登りが多く厳しいレースとなる。
この夏、彼は1.5kgの体重を落としたと聞いた。だから彼はずっとこのレースに向けて準備をしていたのかもしれない。私はそれを信じている。
レースの行方を見守る必要があるが、今年はもっと登らなければならないので、絶対に軽視することはできない。
彼が調子の良い日には非常に危険になる可能性があることを私は知っている。日曜日に私を驚かせるようなことはそれほど多くない。
タデイ・ポガチャルをアシストするメンバーでマテイ・モホリッチは手を縫合しており出場できない。
変更となったメンバーは
- 18 マテヴジュ・ゴヴェカル Bahrain Victorious
- 19 ルカ・メズゲッツ Team Jayco AlUla
- 20 マティック・ジュメル Sava Kranj Cycling
- 21 ドメン・ノヴァク UAE Team Emirates
- 22 タデイ・ポガチャル UAE Team Emirates
- 23 ジャカ・プリモジッチ Hrinkow Advarics
- 24 プリモッシュ・ログリッチ Red Bull-BORA-hansgrohe
- 25 ヤン・トラトニク Team Visma | Lease a Bike
ベルギー、オランダ、イタリア、デンマークと違い、全員がプロではない。マテイ・モホリッチが抜けた穴は大きい。
ただ、プリモッシュ・ログリッチがアシストに回ると強い。
スロベニアでは、ログリッチは英雄であり、2020ツール・ド・フランスで新人だったタデイ・ポガチャルが個人タイムトライヤルで逆転した時にはスロベニアでは批難されたとも言われている。
今年のツール・ド・フランスの凱旋では、ようやく受け入れられていたようだったが、この世界選手権でどうなるか。結果が気になるところだ。
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