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2022 ジロ・デ・イタリア第19ステージ  アッティラ・ヴァルテルとマウロ・シュミットが最後のコーナーを批判!

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Image by donations welcome from Pixabay
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ジロ第19ステージは、5人の逃げ切りによるスプリント勝負となった。

登りなので、登坂力で差が容易につくと思っていたけど、クーン・ボウマンがことごとくアタックをつぶす。

最後の直角コーナーでは、クーン・ボウマンがコーナーを切り込み、後ろのマウロ・シュミットはブレーキをかけて後輪をロックさせる。

これについては、以下でも詳しく解説したが、後ろにいたGroupama – FDJのアッティラ・ヴァルテルもゴール設定について批判している。

 

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ゴール手前50mの直角カーブ

問題のスプリント場面

 

最後のカーブで、アッティラ・ヴァルテルはアンドレア・ヴェンドラーメともに直進してしまった。

アッティラ・ヴァルテルは、コナーの位置に対して批判している。

 

フィニッシュラインにコーナーがあることは知っていたけど、あんなに大きな左コーナーだとは知らなかった。なぜ最後の50メートルで左折する必要があったのか分からない。

それほど大きくは変わらないが、それによってフィニッシュがより危険になった。幸いなことに、転倒はしなかったが……。

通常、先にコーナーを抜けた人がレースを制するので、どんな違いがあったかはわからない。”ただ、もう少しナーバスで危険な状態になる。

 

 

TIZ-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

 

アッティラ・ヴァルテルによると、カーブに関する不当な情報と、直進するレース車両が、カーブでの混乱に拍車をかけてしまったという。

二人が向かったのは、レースの表彰台と頂上まで来た人たちの駐車場として使われている脇道だった。

 

私も正しい情報が得られず、左コーナーだとは知らなかった。僕はアンドレア・ヴェンドラーメのステアリングを握っていて、二人とも右コーナーだと思って直進したんだと思う。

あのサイドからだと、左カーブが簡単な150では何も見えないし、その後は上り坂になるので本当に何もわからず、違う方向に行ってしまう。もう一度やればわかるが、初めてだとちょっと無理がある。

そして、この左コーナーには本当に驚かされた。この左コーナーには誰も満足していないんだ。

 

アッティラ・ヴァルテルは、あくまでコーナーの位置について批判している。

前で、クーン・ボウマンがカーブを切り込んで、マウロ・シュミットが落車をさけるために、アンドレア・ヴェンドラーメによりかかったことは触れていない。

アッティラ・ヴァルテルは、2021ジロでは、第6ステージから第8ステージまでマリアローザを着用していた。上位を目指してスタートしたが、残念ながら、ここまで総合14位。

勝利が欲しかったのは間違いない。登りでもっと難しくするべきだった。

 

マウロ・シュミットは公正なスプリントでないと批判

親指を立てているマウロ・シュミット 

 

ゴールするクーン・ボウマンの後ろで、親指を立てているマウロ・シュミット。スプリント力では、マウロ・シュミットのほうが上だと思われていたし、前でブレーキをかけられてはねえ~。

 

前に切り込んだクーン・ボウマン

 

後輪をロックさせて落車しなかったのが幸いだけど、立て直すためにアンドレア・ヴェンドラーメによりかかってしまう。

 

 

アンドレア・ヴェンドラーメは、真っすぐすすむしかない。

 

私の考えでは、フェアなスプリントでなかったことは明らかだ。カーブを曲がるとき、私の車輪はまだ彼の前にあった。曲がり角で転びそうになった。彼は自分がスプリントで遅いことを知っていて、僕を突き放したんだ。

最後の100メートルを見れば、私が何もできないことがわかるはずだ。”失格 “が必要かどうか?

よくわからないが、私の見解では、本当にフェアではなかった。審査員はその後、映像を見たが、結果を変えないことにした。

大きな失望だった。2位では最初の敗者だ。だから、不満があるんだ。勝つための脚はあったと思うので、もちろん悔しい。

 

これが直線だったら、斜行しているので審議となってクーン・ボウマンは降格となっていたかもしれない。だが、コーナーをゴール手前50mに設置したのは主催者だ。

ここまで、タイトなゴールになるとは思っていなかっただろう。コースを承認した陪審員も降格にしたら、自分達の落ち度も認めることになる。

最後にコーナーを持ってくるのは危険だということだ。

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