グランツール4勝、クラシック14勝を含む85勝をあげているタデイ・ポガチャル。
2021年以降、UCI個人ランキングのトップに君臨。 現象的な数字。 サイクリングと勝利の感覚を愛する男の数字。 常にレベルを上げたいと願うチャンピオンの数字。
歴史を刻む男の数字だ。
Colnago V4Rs Tadejは、タデイの成功を祝うために作られ、次の大きな目標に向かうようにデザインされている。
Colnago V4Rs Tadej
なんといっても目を引くのはカラーリング。これらには全て意味がある。
フレームには金色、ピンク、青、赤、白の水玉模様があしらわれている。Colnago公式サイトの説明によると、このペイントは1950年代半ばに米国と英国で生まれたポップアート運動の作品を思い起こさせるもので、ポガチャルはこの運動の大ファンだという。
選ばれた色はすべて、タデイ・ポガチャルがワールドツアーデビュー以来獲得してきた数々の勝利を表している。
- ツール・ド・フランスのイエロージャージは金色がかった黄色
- ジロ・デ・イタリアのリーダージャージのピンク
- パリ〜ニースとティレーノ〜アドリアティコでの成功を表す青
- ツール・ド・フランスの4年連続新人賞の白
- ツール・ド・フランスの山岳賞の赤玉
- 2021 東京オリンピックロード銅メダル
- 2023 世界選手権銅メダル
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Colnagoは、タデイ・ポガチャルから、「人生には常に紫色のものが必要だ」という理由でデザインに紫色を取り入れるよう依頼されたという。
ポガチャルの個人的な名前は、フレームの水平チューブとシートチューブとの交差点に表示されている。ロゴはチェーンステーにも配置されている。
イタリアのCarbon-Tiと協力し、Xロータースチールカーボン3センターロックディスクを備えたアルミニウム合金とカーボンファイバー製のクランクセットも装備。
超軽量のスレッドスルーアクスルはアルマイト処理されたゴールドカラーで、「Colnago-TP-Carbon-Ti」のグラフィックがレーザーでエッチングされている。
同様のグラフィックは、同じ金色のボトルケージのネジにも見られるこだわりよう。
また、Enve SES 4.5 ホイールは、フレーム全体に施されたのと同じカラーとデザインを採用している。
Colnago V4Rs Tadejは、9月26日から10月14日までの期間に限り購入も可能。
価格は、17,200ユーロ(約270万円)。
もし、仮にタデイ・ポガチャルが世界ロードのタイトルも獲得すると、新しいデザインのロードバイクがまた誕生するはずだ。
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