第6ステージは、Team Visma | Lease a Bikeがリーダージャージを逃げにプレゼント。勝ち取ったのはBahrain Victoriousのトースタイン・トレーエン。
キャリア最大のポジションとなった。第7ステージのゴールでマイヨロホは守れているだろうか。
第7ステージ アンドラ・ラ・ベリャ~セルレル・セルレル ウエスカ・ラ・マヒア 188 km

コースプロフィール photo lavuelta
アンドラからすぐにスペインに。最後の1級山岳セルレルヘは最大勾配14%の厳しい登りが待っている。間違いなくクライマーによる戦いとなる。
- 1級山岳 カント峠 24.7km・4.4%
- 2級山岳 ペルベス峠 5.7km・6.3%
- 2級山岳 エスピナ峠 7.1km・5.5%
- スプリントポイント ベナスク
- 1級山岳 セルレルへ 12.1km・5.8%
スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
INEOS Grenadiersのエガン・ベルナルは、2分55秒遅れの総合11位。順調だ。

第7ステージスタート時点の4賞ジャージは
- 総合 トースタイン・トレーエン Bahrain Victorious
- ポイント賞 マッズ・ピーダスン Lidl – Trek
- 山岳賞 ジェイ・ヴァイン UAE Team Emirates – XRG
- 新人賞 ジュリオ・ペリツァーリ Red Bull – BORA – hansgrohe Rookies
DNSはArkéa – B&B Hotelsのエース、クリスティアン・ロドリゲス。数日間不調だった。

オフィシャルスタート。

最初は下っており誰も出ない。

Lottoから攻撃。

今度はAlpecin-Deceuninckのエドワード・プランカールトがアタック。

4人が抜け出すがこれは捕まる。
1級山岳 カント峠 24.7km・4.4%

登りで割れ始めた。

フアン・アユソーがアタックだ。なんと~。

昨日遅れたフアン・アユソーが~。どういうこと?

フアン・アユソーに追走が追いつく。

集団は17秒差。リーダーのトースタイン・トレーエンは前方。

ジェイ・ヴァインが追走に。

フアン・アユソーは単独となって逃げ続けている。ジェイ・ヴァインが追いつけば良いのだけど。

ジェイ・ヴァインは捕まってしまった。

フアン・アユソーは26秒のリード。

マッズ・ピーダスンは集団最後尾。

Arkéa – B&B Hotelsのラウル・ガルシア・ピエルナが追走に。フアン・アユソーに追い付くのだろうか。

集団からEF Education-EasyPostのショーン・クインがアタック。抜け出せるか。

5人が抜け出せるか。

ラウル・ガルシア・ピエルナが捕まり、結局集団も来てしまった。

最後尾にいたマッズ・ピーダスンが先頭に。勾配が緩くなった。

多分フアン・アユソーは追いつかれてしまう。

集団から抜け出しが。

マッズ・ピーダスンは追走に追い付かれそう。

フアン・アユソーは、なんとか単独で1級山岳をクリアー。下りで追いつかれるだろう。

マッズ・ピーダスンが追走に追い付かれた。

フアン・アユソーが捕まった。13人が抜け出している。
- フアン・アユソー UAE Team Emirates – XRG
- ジェイ・ヴァイン UAE Team Emirates – XRG
- マッズ・ピーダスン Lidl – Trek
- ショーン・クイーン EF Education-EasyPost
- ジャルディ・クリスティアン・ファン・デル・リー EF Education-EasyPost
- ダミアン・ホーゾン Q36.5 Pro Cycling Team
- アロルド・テハダ XDS Astana Team
- ブリック・ロラン Groupama – FDJ
- 二コラ・ジュエル Caja Rural – Seguros RGA
- ラウル・ガルシア・ピエルナ Arkéa – B&B Hotels
- ケヴィン・フェルマーケ Team Picnic PostNL
- ジェフェルソン・セペダエルナンデス Lotto
- マルコ・フリゴ Israel – Premier Tech

集団は逃げを容認。残り109.8kmで3分26秒差に。もっともタイムが良いのはArkéa – B&B Hotelsのラウル・ガルシア・ピエルナで4分57秒。Israel – Premier Techのマルコ・フリゴが6分10秒差。

Bahrain Victoriousは、トースタイン・トレーエンのマイヨロホを守るために集団コントロール。

残り85.6kmで3分44秒差と縮小。
2級山岳 ペルベス峠 5.7km・6.3%

タイム差3分44秒に。

ここはジェイ・ヴァインがトップ通過。
- ジェイ・ヴァイン UAE Team Emirates – XRG 5ポイント
- 二コラ・ジュエル Caja Rural – Seguros RGA 3ポイント
- ショーン・クイーン EF Education-EasyPost 1ポイント

最もタイムの良いラウル・ガルシア・ピエルナが補給。タイム差が広がってきておりステージ優勝が逃げから出る可能性が高まる。Team Visma | Lease a Bikeはステージ優勝は狙っていない。
2級山岳 エスピナ峠 7.1km・5.5%

マッズ・ピーダスンは、このままいくとスプリントポイントが取れそう。

トースタイン・トレーエンは、まだバーチャルでもリーダー。Team Visma | Lease a Bikeが動かなければジャージはキープできそう。

山岳ステージで、av39.9km/hとは~。

Bahrain Victoriousは、3分29秒と縮める。

ジェイ・ヴァインがアタック。

これは先頭集団を絞りたいのか。

まずは山岳をトップ通過。

追走はショーン・クイーンとマルコ・フリゴ。
- ジェイ・ヴァイン UAE Team Emirates – XRG 5ポイント・6秒
- ショーン・クイーン EF Education-EasyPost 3ポイント・4秒
- マルコ・フリゴ Israel – Premier Tech 1ポイント・2秒

先頭はまた一塊に。マッズ・ピーダスンが引く。スプリントポイントまで粘ればOKだ。

集団は横一線となってきた。あまり多くのライダーが総合上位にくるのは各チーム共に嫌がる。

マッズ・ピーダスンの下りの強烈な引きでタイム差は、再び4分11秒と拡大。

こうなるとUAE Team Emirates – XRGはジェイ・ヴァインがフアン・アユソーをアシストするのでは。

残り21.1km。タイム差は3分58秒。

ヨナス・ヴィンゲゴーはリーダージャージを明け渡して大正解。アシスト温存も出来るし、表彰式も出なくて良い。今日は最後だけ脚を見せれば良い。
スプリントポイント ベナスク

マッズ・ピーダスンがトップ通過で20ポイント獲得。これは大きい。
1級山岳 セルレルへ 12.1km・5.8%

マッズ・ピーダスンがここできれていく。

Caja Rural – Seguros RGAの二コラ・ジュエルも切れる。

残り11.5km。ジェイ・ヴァインが先頭を引く。

あっと、フアン・アユソーがアタックだ。

マルコ・フリゴがきている。

昨日の今日でステージ優勝を狙うとはどういうことなのか。

残り9.7km。

フアン・アユソーが、またもアタック。

フアン・アユソーはどうしても単独でいきたい。

集団はTeam Visma | Lease a Bikeのヴィクトール・カンペナールツが引き出す。

ラウル・ガルシア・ピエルナが追っている。

マルコ・フリゴに追い付いた。

残り6.9km。フアン・アユソーが最後まで持つならば、昨日の不調はなんだったのか。総合は狙う気はないと言っていたけど、最初からこれが目的だったのか。

フアン・アユソーは、何かカメラにしゃべっている。補給か?

ラウル・ガルシア・ピエルナは45秒差。

あ~、Soudal – Quick Stepのミケル・ランダが切れた。

集団はUAE Team Emirates – XRGが前に。フアン・アユソーには追いつかないと考えている。マルク・ソレルが、ジョアン・アルメイダを引く。

Red Bull – BORA – hansgrohe Rookiesのジュリオ・ペリツァーリが最後尾。

さあ、ジョアン・アルメイダがアタック。

これは昨日と一緒だ。

エガン・ベルナルが少し後ろ。

ヨナス・ヴィンゲゴーが前に出ようとしたところ。

後方からセップ・クスが飛んできた。

セップ・クス、ジュリオ・チッコーネ、ヨナス・ヴィンゲゴー、ジョアン・アルメイダ、エガン・ベルナル。

後方が追いつく。

残り1.6kmに。フアン・アユソーの脚は衰えない。

マルコ・フリゴが単独2位に。

集団はマッテオ・ヨルゲルソンが引く。これはドンパチなしか。

フアン・アユソーはカメラに向かってガッツポーズ。

集団からマルク・ソレルがアタック。

フアン・アユソーは何度もガッツポーズ。

フアン・アユソーがステージ優勝だ。

フアン・アユソーは、なんと耳を塞いでゴール。これは何も言うなということだ。わかった。何も言わないでおこう。

フアン・アユソーは、今シーズンの8勝目をあげた。昨日のジェイ・ヴァインに続いてUAE Team Emirates – XRGは連勝だ。

マルコ・フリゴが2位。結局8人が逃げ切りに成功した。
マルク・ソレルがステージ9位。

5秒後にトム・ピドコック先頭で集団がゴール。トップから2分35秒差。総合はトースタイン・トレーエンがマイヨロホのまま変更なし。
リザルト

優勝したUAE Team Emirates – XRGのフアン・アユソー
Visma | Lease a Bikeは僕を逃げ集団に入れてくれなかったんだ。僕がアタックしても、彼らは引き継いでくれなかったので、一人で行かざるを得なかった。
だから逃げ集団に入るために、1時間もの間、信じられないほどハードなソロライディングを続けなければならなかった。特に、これまで経験した苦難を乗り越えられたからこそ、これは僕にとって最高の勝利の一つだ。
ジロは私にとって初めてのグランツールのステージ優勝だった。大好きなレースであるブエルタでステージ優勝できたことは、一生忘れられない思い出だ。
チームと共に3ステージ連続優勝できたのは素晴らしいことだ。チームタイムトライアルは本当に特別なものだった。まさに全員の勝利だった。
ジェイが妻と子供の前で優勝できたのも本当に特別なことだった。そして今日は私の番だった。スプリンターがいないから、明日優勝するのは難しいだろうが、もちろんこの勢いを維持できればと思っている。

2位 Israel – Premier Techのマルコ・フリゴ

3位 Arkéa – B&B Hotelsのラウル・ガルシア・ピエルナ

Team Visma | Lease a Bikeのヨナス・ヴィンゲゴー
いい一日だった。簡単ではなかったし、もう少し体力を温存したかった。最後の上りはきつかったけど、チームはよくやってくれた。
なぜステージ優勝の可能性をチームに求めなかったのか。
もし望めば、優勝争いをすることもできただろうけれど、チームに多少なりとも負担をかけたくなかった。2週目、3週目のためにエネルギーが必要なんだ。だから今日はステージ優勝を狙わないことにしたんだ。

UAE Team Emirates – XRGのジョアン・アルメイダ
第7ステージ リザルト

総合

総合トップのトースタイン・トレーエン
新しい経験だった。7台のバイクがチームメイトで嬉しかった。最後の上りでベストの選手についていくだけだった。それも新しい経験だった。
あまり楽しめなかった。赤を失いたくなかったから緊張していた。明日はもっと楽しめるかもしれない。そうすれば、最後の登りで荷を降ろすことを恐れなくてすむからね。
残り5kmでアルメイダが行ってしまい、それ以上離れなかったとき、私は赤を失うことはないとわかっていた。

ポイント賞
山岳賞
新人賞



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