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2024 ツール・ド・ランカウェイ第5ステージ 首都クアラ・ルンプルでのステージ

海外情報
Photo credit: UweBKK (α 7 M IV on ) on Visualhunt.com
この記事は約19分で読めます。

第4ステージでは、JCL Team UKYOの小石祐馬がゴール手前350mまで逃げ続けた。

JCL Team UKYOのマッティオ・マルチェリは、惜しくも2位でTudor Pro Cycling Teamのアーヴィッド・デクレインに敗れている。

連日JCL Team UKYOが大活躍だ。

 

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第5ステージ    クアラ・ルンプル~マラッカ 167.3km

コースプロフィール photo letourdelangkawi

 

ついに舞台はマレーシアの首都、クアラ・ルンプルに。前半山岳あるけど、またスプリントで決着となる。今日も日替わり勝者となるか。

 

  1. 2級山岳 Ampang Look Out Point (3.2 km・4.4%)
  2. 2級山岳 Bukit Hantu (3.4 km・7.2%)
  3. スプリントポイント Semenyih
  4. 3級山岳 Bukit Mantin (1.5 km・6.3%)
  5. スプリントポイント Seremban
  6. スプリントポイント Rembau

 

スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

スタート。

 

首都でニュートラル走行。

 

オフィシャルスタート。

 

すでに集団から飛び出している。

 

集団で落車。Equipo Kern Pharmaのミゲル・アンヘル・フェルナンデス。

 

7人が少し抜け出していたけど、決まらず。

 

4人が抜け出した。決まるか。

 

集団は容認のようだ。

 

4人の逃げ

抜け出した。

  1. Miltiadis Andreas (Terengganu Cycling Team)
  2. ヴァレリオ・コンティ (Team Corratec – Vini Fantini)
  3. Niu Yikui (Li Ning Star)
  4. Ridwan Muhmmad (Nusantara Cycling Team)

 

ヴァレリオ・コンティが逃げに。2014年にLampre – Meridaでワールドチームデビュー。2014Gran Premio Bruno Beghelliで優勝。

2015年にはツアー・オブ・ジャパン第6ステージで優勝し、ポイント賞も獲得。2016ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージ優勝。

2017年にUAE Team Emiratesに移籍。2019ジロ・デ・イタリアでは第6ステージで大逃げを成功させ、第6ステージから第11ステージまで、マリアローザを着てジロのリーダーとなっている。

だが、坐骨性湿疹のために第18ステージでDNS。

 

また、2020年のオフには、車に当て逃げされて肩を脱臼している。

 

2級山岳 Ampang Look Out Point (3.2 km・4.4%)

14秒差に。

 

先頭から単独で抜け出した。

 

そのままトップ通過。

  1. Miltiadis Andreas (Terengganu Cycling Team) 5ポイント
  2. マックス・プール Team dsm-firmenich PostNL 3ポイント 
  3. マリオ・アパリシオ Burgos-BH 2ポイント
  4. ジョアン・ボウ Euskaltel – Euskadi 1ポイント

 

先頭にAstana Qazaqstan Teamのリュディガー・ゼーリッヒが追いつく。

  1. リュディガー・ゼーリッヒ Astana Qazaqstan Team
  2. Miltiadis Andreas (Terengganu Cycling Team)

 

リュディガー・ゼーリッヒは、今シーズンで引退する。このランカウェイが最後のレースだ。35歳のドイツ人。多くのスプリンターをリードしてきた。

 

残り149.4kmで28秒差に。集団はEF Education-EasyPostが引いている。

 

2級山岳 Bukit Hantu (3.4 km・7.2%)

22秒差。リュディガー・ゼーリッヒは、2011年にメモリアル・フランク・ヴァンデンブルックで優勝し、その2年後にはヴォルタ・リンブルフ・クラシックで2勝目。

2018年にはツアー・オブ・スロバキアでプロとして3度目にして最後の勝利を収めている。

 

何故、リュディガー・ゼーリッヒが前で逃げているのにAstana Qazaqstan Teamが集団を引き付けてくるのか。

 

リュディガー・ゼーリッヒは捕まってしまう。なんのための逃げだったのか。

 

4人が抜け出す。

 

結局集団が追いついてくる。

 

ポイント獲得順位は

  1. マリオ・アパリシオ Burgos-BH 5ポイント
  2. マックス・プール Team dsm-firmenich PostNL 3ポイント 
  3. ステファン・デボッド EF Education-EasyPost 2ポイント
  4. ホルヘ・グティエレス Equipo Kern Pharma 1ポイント

 

下りで抜け出している。

  1. オカミカ・アンデル Burgos-BH 
  2. マックス・プール Team dsm-firmenich PostNL 
  3. ステファン・デボッド EF Education-EasyPost 
  4. シモン・ペロー Tudor Pro Cycling Team

 

リーダーが逃げに乗っているので後ろは追うしかない。シモン・ペローが盛んに何かしゃべりかけていた。まあ、お前逃げんなよと言っているのでは。

 

残り130kmで追走と18秒差になったので捕まりそう。

 

スプリントポイント Semenyih

マックス・プールが先頭で通過。

  1. マックス・プール Team dsm-firmenich PostNL 3ポイント・3秒
  2. オカミカ・アンデル Burgos-BH 2ポイント・2秒
  3. ステファン・デボッド EF Education-EasyPost 1ポイント・1秒

 

残り111.7km。Burgos-BHのオカミカ・アンデルはパンクで遅れて先頭は3人。

 

3級山岳 Bukit Mantin (1.5 km・6.3%)

残り98kmで2分35秒差。

 

ポイント獲得順位は

  1. シモン・ペロー Tudor Pro Cycling Team 3ポイント
  2. ステファン・デボッド EF Education-EasyPost 2ポイント
  3. マックス・プール Team dsm-firmenich PostNL 1ポイント

 

集団は3分差。スコールとなってしまった。

 

スプリントポイント Seremban

マックス・プールが逃げている目的はボーナスタイムだった。

  1. マックス・プール Team dsm-firmenich PostNL 3ポイント・3秒
  2. シモン・ペロー Tudor Pro Cycling Team 2ポイント・2秒
  3. ステファン・デボッド EF Education-EasyPost 1ポイント・1秒

 

しかし、雨が凄すぎ。

 

シモン・ペローはコミッショナーと何かしゃべっている。

 

あまりの雨に一旦中断。先頭が止まった。

 

集団も止まった。

 

雨が止んだのでレース再開。

 

残り73km。また雨が。

 

スプリントポイント Rembau

ポイント獲得順位は

  1. マックス・プール Team dsm-firmenich PostNL 3ポイント・3秒
  2. ステファン・デボッド EF Education-EasyPost 2ポイント・2秒
  3. シモン・ペロー Tudor Pro Cycling Team 1ポイント・1秒

 

これでもうマックス・プールの目的は達成したのだけど、まだ逃げている。彼がいると追いかけられるので、シモン・ペローは嫌がっている感じ。

 

残り53.9kmで2分差に。

 

マックス・プールがラインから外れる。

 

マックス・プールはタイム差が1分15秒となったところで逃げから離脱。二人が逃げ続けることはないと判断したようだ。ボーナスタイムも獲得で目標達成だ。

 

長いCMがあけると先頭はステファン・デボッドだけに。残り40km。もう足は止まっている。

 

残り35.2kmでステファン・デボッドも捕まった。

 

残り20kmでようやく晴れ間が。

 

残り5kmでEF Education-EasyPostのショーン・クイーンがアタック。

 

残り4km。

 

残り3km。ショーン・クイーンが粘る。アメリカロード王者だ。

 

集団が迫ってくる。

 

残り2kmでショーン・クイーンが捕まる。

 

Tudor Pro Cycling Teamが3人で前を固めている。

 

Astana Qazaqstan TeamがTudor Pro Cycling Teamの後ろから大きく外れてスプリント開始。

 

左からAstana Qazaqstan Teamのグレブ・シリツァ、JCL Team UKYOのマッティオ・マルチェリ、Tudor Pro Cycling Teamのアーヴィッド・デクレイン。

 

ゴールでハンドルを投げる!

 

勝ったのは誰だ?

 

手をあげたのは、アーヴィッド・デクレインだ!

 

アーヴィッド・デクレインが、連日のステージ優勝となった。

 

JCL Team UKYOのマッティオ・マルチェリは今日も2位。しかし、ポイント賞ジャージをしっかりとキープだ。

 

リザルト

ステージ優勝したアーヴィッド・デクレインをチームメイトがインタビュー

ケチャップ瓶の中のケチャップと同じように一度何かが出ると、すぐにたくさんのものが出るけど、もっと勝つかな。

ケチャップの瓶?それならちょっと手伝ってもらって…ああ、そうだね。わからない。今後数日のうちに状況が分かるだろうが、今のところは順調だ。

完璧なリードアウトだった。向かい風だったのでかなり早めにスタートした。もう少し居ても良かったかも知れないが、とても気分が良かったので、時には無理にしないといけないこともある。

マイケル・ジーラードのホイールから飛び出すことができた。マッティオ・マルチェリは少し上がってきたが、風に当たるとすぐに、彼はもう立ち直れないことに気づいた。

それは完璧だった。厳しいステージだった、おそらく昨日よりもさらに厳しいステージだった。水曜日も最後に登りがあり、トップグループに追いつかなければならなかったが、ゴールまで30キロの時点でかなりのジャンプになることがわかった。最高だった。

すでにステージ2勝を収めており、ツール・ド・ランカウイの成功についてすでに語ることができる?

それは難しいと思う。チャンスはあと3回ある。もしこれが成功だと言ったら、少し黙ってしまうだろう。自分は、それを絶対に望んでいない。

しかし、2回勝ったということは、もちろんすでに良いことだ。我々は残り3ステージで勝利を目指して努力するが、それは非常に難しいだろう。

ここには他にも速いスプリンターがいる。マッティオ・マルチェリが今日これほど近づいているのには理由がないわけではない。調子が良い日でも、すべてがうまくいっていないときでも、彼らは私を倒すこともできる。

 

第5ステージ リザルト

Rnk Rider Team UCI   Time
1
 DE KLEIJN Arvid
Tudor Pro Cycling Team 20
10″
3:35:30
2
 MALUCELLI Matteo
JCL Team UKYO 15
6″
,,
3
 SYRITSA Gleb
Astana Qazaqstan Team 10
4″
,,
4
 PINAZZI Mattia
VF Group – Bardiani CSF – Faizanè 5   ,,
5
 PEÑALVER Manuel
Team Polti Kometa 3   ,,
6
 LÓPEZ DE ABETXUKO Andoni
Euskaltel – Euskadi     ,,
7
 BONILLO Iker
Euskaltel – Euskadi     ,,
8
 FERNÁNDEZ Miguel Ángel
Equipo Kern Pharma     ,,
9
 SHNYRKO Alexei
Li Ning Star     ,,
10
 DÍAZ José Manuel
Burgos – BH     ,,
11
 ZIJLAARD Maikel
Tudor Pro Cycling Team     ,,
12
 VAN UDEN Casper
Team dsm-firmenich PostNL     ,,
13
 GABBURO Davide
VF Group – Bardiani CSF – Faizanè     ,,
14
 MARTIN David
Team Polti Kometa     ,,
15
 SIRIRONNACHAI Sarawut
Thailand     ,,
16
 TOBARU Hayato
Aisan Racing Team     ,,
17
 KUSABA Keigo
Aisan Racing Team     ,,
18
 MÄRKL Niklas
Team dsm-firmenich PostNL     ,,
19
 PLUIMERS Rick
Tudor Pro Cycling Team     ,,
20
 BOGDANOVIČS Māris
Hengxiang Cycling Team     ,,
21
 ROSLI Muhammad Nur Aiman Bin
Terengganu Cycling Team     0:04
22
 FRANCISCO Jude Gabriel
Philippines     ,,
23
 IRIBAR Unai
Equipo Kern Pharma     0:08
24
 AGNOLETTO Blake
ARA | Skip Capital     ,,
25
 AWANG ILAH Ahmad Syazrin
Malaysia Pro Cycling     ,,
26
 CHARMIG Anthon
Astana Qazaqstan Team     ,,
27
 TERCERO Fernando
Team Polti Kometa     ,,
28
 RUIZ Ibon
Equipo Kern Pharma     ,,
29
 GUTIÉRREZ Jorge
Equipo Kern Pharma     ,,
30
 MILTIADIS Andreas
Terengganu Cycling Team     ,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI   Time
1 1
 POOLE Max
Team dsm-firmenich PostNL 5
20″
16:33:04
2 8 ▲6
 DÍAZ José Manuel
Burgos – BH     0:12
3 2 ▼1
 PESENTI Thomas
JCL Team UKYO  
5″
0:15
4 3 ▼1
 IRIBAR Unai
Equipo Kern Pharma     0:20
5 4 ▼1
 TERCERO Fernando
Team Polti Kometa     ,,
6 5 ▼1
 RUIZ Ibon
Equipo Kern Pharma     ,,
7 6 ▼1
 CHARMIG Anthon
Astana Qazaqstan Team     ,,
8 9 ▲1
 GUTIÉRREZ Jorge
Equipo Kern Pharma     ,,
9 10 ▲1
 BIZKARRA Mikel
Euskaltel – Euskadi     ,,
10 11 ▲1
 LÓPEZ Harold Martín
Astana Qazaqstan Team  
6″
0:34
11 14 ▲3
 PLUIMERS Rick
Tudor Pro Cycling Team     0:51
12 12
 CAÑELLAS Xavier
Euskaltel – Euskadi  
6″
0:53
13 15 ▲2
 OKAMIKA Ander
Burgos – BH  
2″
0:57
14 13 ▼1
 CONTI Valerio
Team Corratec – Vini Fantini     0:59
15 16 ▲1
 DOUBLE Paul
Team Polti Kometa     ,,
16 17 ▲1
 QUINN Sean
EF Education – EasyPost     1:17
17 18 ▲1
 PIETROBON Andrea
Team Polti Kometa     1:21
18 19 ▲1
 BRUN Nils
Tudor Pro Cycling Team     1:35
19 20 ▲1
 TONEATTI Davide
Astana Qazaqstan Team     1:51
20 21 ▲1
 PELLAUD Simon
Tudor Pro Cycling Team  
3″
2:03
21 22 ▲1
 APARICIO Mario
Burgos – BH  
6″
2:12
22 23 ▲1
 BOU Joan
Euskaltel – Euskadi  
3″
2:15
23 24 ▲1
 ISHIBASHI Manabu
JCL Team UKYO     2:18
24 25 ▲1
 TOLIO Alex
VF Group – Bardiani CSF – Faizanè     ,,
25 26 ▲1
 VAN EMPEL Etienne
Team Corratec – Vini Fantini     3:08
26 27 ▲1
 DARBELLAY Valentin
Team Corratec – Vini Fantini     3:24
27 28 ▲1
 TAROZZI Manuele
VF Group – Bardiani CSF – Faizanè  
2″
3:26
28 29 ▲1
 BUDYAK Anatoliy
Terengganu Cycling Team     3:28
29 30 ▲1
 DE LA PARTE Víctor
Euskaltel – Euskadi     ,,
30 31 ▲1
 REY Martín
Burgos – BH     ,,

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 MALUCELLI Matteo
JCL Team UKYO 46
2 2
 DE KLEIJN Arvid
Tudor Pro Cycling Team 45
3 3
 SYRITSA Gleb
Astana Qazaqstan Team 35
4 4
 PEÑALVER Manuel
Team Polti Kometa 32
5 6 ▲1
 POOLE Max
Team dsm-firmenich PostNL 25
6 7 ▲1
 PINAZZI Mattia
VF Group – Bardiani CSF – Faizanè 22
7 5 ▼2
 VAN UDEN Casper
Team dsm-firmenich PostNL 18
8 13 ▲5
 FERNÁNDEZ Miguel Ángel
Equipo Kern Pharma 11
9 8 ▼1
 PESENTI Thomas
JCL Team UKYO 10
10 9 ▼1
 LÓPEZ Harold Martín
Astana Qazaqstan Team 9

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 APARICIO Mario
Burgos – BH 27
2 2
 POOLE Max
Team dsm-firmenich PostNL 22
3 3
 CHARMIG Anthon
Astana Qazaqstan Team 12
4 4
 LÓPEZ Harold Martín
Astana Qazaqstan Team 9
5 6 ▲1
 BOU Joan
Euskaltel – Euskadi 9
6 5 ▼1
 PESENTI Thomas
JCL Team UKYO 8
7 12 ▲5
 DE BOD Stefan
EF Education – EasyPost 8
8 7 ▼1
 FERNÁNDEZ Miguel Ángel
Equipo Kern Pharma 8
9 8 ▼1
 DÍAZ José Manuel
Burgos – BH 6
10 9 ▼1
 ANGULO Antonio
Burgos – BH 6

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