ロードバイクの情報を発信しています!

フアン・アユソーは、ツール・ド・フランスを勝つという野望、そのために毎朝起きている

海外情報
Image credit: chan
この記事は約4分で読めます。

23歳のスペイン人ライダー、フアン・アユソーがLidl-Trek加入後初となるインタビューに応じている。

UAE Team Emirates – XRGを離れ、新たな環境に身を置いた彼は、ツール・ド・フランスへの野心、そしてポガチャルらビッグ3との差を埋める決意を語っている。

 

スポンサーリンク

ツールで勝つために

 

来年、ツール・ド・フランスで優勝できると思いますか?

2026年にツールで勝つというのは、現実的ではないと思っている。 私たちは自分たちの立ち位置を知る必要があるし、これは長期的なプロジェクトだ。

現実的な目標を設定しなければならない。私たちにとっての第一の目標は、ツールの表彰台であるべきだ。もちろん勝利を目指して戦うが、もしタデイ・ポガチャルが今のレベルを維持しているならば、私たちの間にはまだ差があるだろう。

 

自分自身をタデイ・ポガチャル、レムコ・エヴェネプール、ヨナス・ヴィンゲゴーと同じレベルだと考えていますか? また、その差をどう埋めていくつもりですか?

あなたが挙げた名前の選手たちは、まだ私よりも上のレベルにいる。 しかし、私は懸命に取り組んでいるし、チームの助けを借りてそのギャップを埋めたいと思っている。

来年、その質問に『イエス』と答えられるようになっていればいいね。

 

その差を埋めるために何をすべきか、分かっていますか?

イエスでもあり、ノーでもある。 来年も私はまだ若いし、挙げられた彼らは私より少し年上だ。

私はただ、毎年少しずつ良くなっていかなければならない。チームがそれをサポートしてくれるはずだ。

 

最後に、ツール・ド・フランスを勝つという夢はどれくらい大きいものですか?

夢について語ると、大抵は批判されるものだよね。夢というのは常にとても大きなものだから。

私は非常に野心的だが、同時に現実的でもある。来年は勝つのはまだ現実的ではない。 しかし、『勝ちたい』という意欲は確かにある。

それこそが、私が毎朝起きる理由なんだ。毎日、より良くなれるよう努力し続ける。

 

フアン・アユソーのレーススケジュール

 

  • 2月18日:ヴォルタ・アン・アルガルヴェ
  • 3月8日:パリ〜ニース
  • 4月6日:イツリア・バスクカントリー
  • 4月22日:フレッシュ・ワロンヌ
  • 4月26日:リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ
  • 6月7日:ツール・オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ
  • 7月4日:ツール・ド・フランス

 

ちなみに、ビック3の年齢は

  • ヨナス・ヴィンゲゴー:29歳 (1996年12月10日生まれ)
  • タデイ・ポガチャル:27歳 (1998年9月21日生まれ)
  • レムコ・エヴェネプール:25歳 (2000年1月25日生まれ)
  • フアン・アユソー : 23歳(2002年9月16日生まれ)

レムコとは2歳、ポガチャルとは4歳、ヴィンゲゴーとは6歳の年齢差がある。フアン・アユソーが全盛期を迎える頃、ライバルはレムコだけとなっているのか。はたまたポール・セイシャスなどの若手が出てくるのか。

焦ることはないけれど、チャンスがあれば貪欲に狙っていかないとグランツールの総合優勝も取れないことになりかねない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました