モナコでのトレーニング中、車にぶつけられた後に鎖骨を脱臼してしまったヴァレリオ・コンティ。
3週間の活動休止を余儀なくされ、1月6日から始まるUAE-Team Emiratesのスペインでの合宿に出席することは困難になりそうだ。
車はスピードを落とすことなく走り去っている。当て逃げだ。
家族にも言っていない
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事故当時、コンティは一人で走行していたが、通りかかったサイクリストに助けを求めて、すぐに救急車が駆けつけた。
UAE-Team Emiratesのミケーレ・デ・グランディ医師は、
コンティがニースの病院で受けたX線検査では、鎖骨の脱臼がグレード2と診断された。手術は必要ないと評価されている。
ヴァレリオは3週間は路上でのトレーニングができないが、次の日にはローラーを使ったトレーニングができるようになるだろう。
と語っている。
事故は12月23日に起きたが、ヴァレリオ・コンティは家族を心配させないために、しばらく黙っていたそうだ。
運が良かった、もっと酷いことになっていたかもしれない。ぶつかった後に車が止まらなかった。ニースへ向かう道でトレーニングをしていた時、後ろから来た車に触られて追い越されてしまい、バイクをコントロールできなくなってしまった。
岩の斜面に肩をぶつけて転んでしまった。
目の前にすぐにカーブがあったので、車が見えなかったが、車は微動だにせずにそのまま走り去ってしまった。
幸いなことに、通りすがりのサイクリストが到着し、助けに来てくれた。本当に道には私と彼しかいなかったので、もっとひどいことになっていたかもしれない。
私が落ちた場所に来る直前に、彼はその車が通過するのを見ていたので、アウディの車だったのかもしれない。
その時には何も考えずに、ただ心配していた。大怪我をしてシーズンを台無しにしてしまったことが怖くてしかたなかった。
幸いなことに、ヴァレリオ・コンティ自身はあまりスピードを出していない。岩にぶつかった衝撃もあまり強くなかったけれど、それでも鎖骨脱臼している。
ヴァレリオ・コンティは、事故のことはチームドクターだけに話して、家族には数日たってから言っている。
まあ、心配させたくないですからね。ただ、脱臼でも相当痛いし、腫れるので時間がかかるでしょう。
今年はTrofeo Matteotti (1.1)でも優勝しており、毎年グランドツアーのメンバーとなっているので早く復帰しないといけない。
たまたまサイクリストが通ったから良かったけれども、誰もいなかったら、もっと大変だったでしょう。プロでも数人で練習しないと危ないですね。
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