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2024 ツール・ド・フランス Bahrain Victoriousのメンバー エースは意外にも

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Photo credit: Flowizm on Visualhunt.com
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Bahrain Victoriousは、公式サイトでサンティアゴ・ブイトラゴが総合を狙うリーダーだと公表。

てっきり、2023 ツール・ド・フランス総合6位のペッリョ・ビルバオがエースだと思っていた。

サンティアゴ・ブイトラゴの山岳アシストは、ペッリョ・ビルバオ、ワウト・プールス、ジャック・ヘイグが担う。スプリントは、ヒィル・バウハウスが狙っていく。

 

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Bahrain Victoriousのメンバー

 

61.ペッリョ・ビルバオ
62.ニキアス・アルント
63.ヒィル・バウハウス
64.サンティアゴ・ブイトラゴ
65.ジャック・ヘイグ
66.マテイ・モホリッチ
67.ワウト・プールス
68.フレッド・ライト

2023年ツールとの違いは、ミケル・ランダのかわりがサンティアゴ・ブイトラゴとなっただけだ。

 

サンティアゴ・ブイトラゴ

 

サンティアゴ・ブイトラゴは、2023ジロ・デ・イタリア第19ステージで、前年に続いてジロ2勝目をあげる。

 

総合では13位で終え、続くブエルタ・ア・エスパーニャで総合10位に。今シーズンは開幕戦のボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナで総合2位。

パリ~ニース第4ステージで、今シーズンの初勝利を挙げている。

 

サンティアゴ・ブイトラゴの目標は新人賞ジャージと総合順位だ。

 

サンティアゴ・ブイトラゴのコメント

初めてのツール・ド・フランスにとても興奮している。チームと私はアンドラでのトレーニングキャンプで一生懸命練習してきた。

このツールでは最初のステージから準備を整えていなければならないと思う。本当に厳しい開幕週だ。イタリアからスタートするので、私にとっては嬉しい。ジロのレース経験があり、そこで2つのステージで優勝している。

今年のツールではこれが私に幸運をもたらしてくれることを願っている。総合順位でベストを尽くすために戦っていく。競争は本当に激しいが、自分のレースをしっかりやれば、最高の才能を持つ選手たちと肩を並べ、白いジャージを争えるとわかっている。

これからの3週間、私を導き、助けてくれる経験豊富な素晴らしいチームがいる。

 

ペッリョ・ビルバオ

 
 
 
 
 
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ペッリョ・ビルバオは、2011年Euskaltel – Euskadiでプロデビュー。2014年からCaja Rural – Seguros RGAで3年間走り2017年からAstana Pro Teamに移籍。

ペッリョ・ビルバオは、34歳で15回のグランツールに出場。その15回のうち、最終順位でトップ10に入ったのは5回。

2018ジロ・デ・イタリア総合6位。2020ジロ・デ・イタリア総合5位。また、2019年ジロでは2ステージを制している。

 

ペッリョ・ビルバオはジーノ・マーダーの意志を継いで募金活動をしている。今年もやるのだろうか。

 

今シーズンの主な成績は

  • ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ 総合6位
  • UAEツアー 総合3位
  • イツリア・バスクカントリー 総合6位
  • ツアー・オブ・スロベニア第4ステージ優勝 総合2位

ツアー・オブ・スロベニアのクイーンステージを制したのは、ツール・ド・フランスに向けて良いステップになっている。

 

実績、実力からいってエースとして総合を狙えそうだけど、チームとしては、昨年のように逃げに入ってステージ優勝をあげて貰いたいのかもしれない。

 

ペッリョ・ビルバオのコメント

フィレンツェでのスタートは新しい経験になりそうだ。個人的には、自宅から出発するほどの緊張感はないだろうが、それでもイタリアでスタートできるのはいいことだ。

イタリアでのレースにはいつもいい思い出があるし、ここ数年は大好きなジロにも出ていなかったから、フィレンツェのような素晴らしい街でツールをスタートできることに興奮している。

特に今年はTTの上達のためにハードワークしてきたので、その成果が出るかどうかを確かめたい。そして今年はグラベル・セクターがあり、ここも総合を左右するステージになるだろう。

難関は最初から3週間連続でかなり分散しているので、最初から100%の力を発揮する必要がある。ツールをスタートして、レースでの成長を期待することはできない。準備が非常に重要になる。

僕の野望は明らかに、次のステージで勝つことだ。ツール・ド・フランスのステージ優勝に匹敵するものはない。一方で、GCにも集中し、可能な限り最高のレースをしたい。特にタデジがジロで強い走りを見せた後では、タデジとヨナスのどちらがトップに立つかも興味深い。

全体的に、我々は本当に強いチームを持っているし、毎日がチャンスになるだろう。

 

マテイ・モホリッチ

 
 
 
 
 
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2013世界選手権U23チャンピオンである26歳のマテイ・モホリッチは、2014年にCannondaleでプロスタート。その後は

  • 2015 Team Cannondale – Garmin
  • 2016 Lampre – Merida
  • 2017 UAE Team Emirates
  • 2018 Bahrain Merida Pro Cycling

2016年のLampre – Merida時代には、新城幸也と一緒に走っている。

2017年にUAE Team Emiratesに在籍していた時には、ジロとブエルタのダブルツールに出場。ブエルタ第7ステージでは優勝も飾っている。

Lampre – MeridaからUAE Team Emiratesにチーム名変更となったけど、2年在籍しただけで、現在のBahrainに移籍している。また新城幸也と一緒だ。

2021スロベニア選手権ロードの国内タイトルをタデイ・ポガチャルを破って獲得している。

2021ツール・ド・フランスでは、2回のステージ優勝を果たす。ただ、ゴールのボーズで少し問題にもなったけど。

 

その後、2021ツール・ド・ポローニュでも総合2位、2021ベネルクスツアーでステージ優勝と総合2位にもなっている。

そして、2022ミラノ~サンレモでドロッパーシートポストを使用して下りからアタック。見事にモニュメントを獲得してみせた。

 

2023年にはグラベル世界選手権で優勝。グラベルレースは初めてなのが凄い。

今シーズンのマテイ・モホリッチは、ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ第2ステージで得意の逃げ切り勝利。

 

今年は、スロベニア選手権個人タイムトライヤルも制している。マテイ・モホリッチの目標は、ツール・ド・フランス4回目のステージ優勝だ。

 

マテイ・モホリッチのコメント

個人的には、フィレンツェでのスタートはこれまでにないものだと思う。山岳ステージで始まるし、道は曲がりくねって狭いし、かなり神経質になる。

最初の2日間から本格的なレースになる。GCで誰が脚を持っているかがすぐにわかるので、フランスに移ってもストレスは少ないだろう。

今年はバランスの取れたパルクールが用意されている。個人的に最も楽しみにしているのは、グラベルステージと第18ステージ。決して計画通りにはいかないので、レース中には他のチャンスもあるだろう。

体力的には、ツールに向けて準備万端だし、やる気もある。今年最大のレースだから、このチャンスを最大限に生かせるようベストを尽くすつもりだ。

チームの目標としては、GCを目指す選手や、スプリントでフィルをサポートする選手など、本当に強力なメンバーが揃っている。でも正直なところ、このチームのどのメンバーも今年のツールでステージ優勝を狙えると思う。

 

Bahrain Victoriousは、山岳アシストにはことかかない。ワウト・プールス、ジャック・ヘイグといる。

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