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2022ブエルタ・ア・アンダルシア第4ステージ まさかの展開に~

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Photo credit: byb64 on Visualhunt.com
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アンダルシアの4日目には1級山岳が登場。ただ、後半は集団が戻ってこれそうなコースでもある。

現在総合トップは、UAE Team Emiratesのアレッサンドロ・コーヴィ。2位のミゲルアンヘル・ロペスとのタイム差は8秒。

3位には、所属チームが中々決まらなかったサイモン・クラークが位置している。これも面白い展開だ。

Israel Start-Up Nationとしても、これだけ活躍してくれれば万々歳だろう。

 

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第4ステージ クリャルベガ~バザ  165.6 km

第4ステージ photo vueltaandalucia

 

スタートから1級山岳に登っていく。ここで逃げがタイム差を大きく稼ぐと面白いのだけど。後半にも2級山岳があるが、ゴールまでは40kmある。

ただ、ゴール前にも丘があり、スプリンターが生き残るのは難しい。

 

  1. 1級山岳    アルト・デ・プルシュ  6.8km・9.1%
  2. スプリントポイント セネスデラベガ
  3. 1級山岳  プエルトデブランカレス  15.1km・3.1%
  4. スプリントポイント ゴラフェ
  5. 2級山岳 プエルトデゴラフェ 8.3km・4.0%

 

スタート前

アレッサンドロ・コーヴィをアシストするメンバーは4人しかいないのが辛い。最初からコロナで5人しかいない。

 

 

イネオスは、マグナス・シェフィールドに続いてステージ勝利を狙うメンバーがいるかな。

 

さあ、スタート。

 

16人の逃げ

最初の1級山岳ではグレッグ・ファンアーヴェルマート、タコ・ファンデルホールン、ミッケルフレーリク・ホノレなど有力メンバー5人が逃げていたが頂上手前で捕まる。

1級山岳アルト・デ・ブルシュはミゲルアンヘル・ロペスがトップで通過。16人がリーダーのアレッサンドロ・コーヴィから逃げている。

非常に良いメンバーだ。

  1. ミゲルアンヘル・ロペス Astana Qazaqstan Team
  2. アレクセイ・ルチェンコ Astana Qazaqstan Team
  3. アレルド・テハダ Astana Qazaqstan Team
  4. イバン・ソーサ Movistar Team
  5. ジョナタン・ナルバエス INEOS Grenadiers
  6. カルロス・ロドリゲス INEOS Grenadiers
  7. サイモン・イェーツ Team BikeExchange – Jayco
  8. ジャック・ヘイグ Bahrain – Victorious
  9. ミケル・ランダ Bahrain – Victorious
  10. ワウト・プールス Bahrain – Victorious
  11. ダミアーノ・カルーゾ Bahrain – Victorious
  12. マウリ・ファンセヴェナント Quick-Step Alpha Vinyl Team
  13. ステフ・クラス  Lotto Soudal
  14. ベン・オコナー AG2R Citroën Team
  15. CEPEDA Jefferson Alveiro Caja Rural – Seguros RGA
  16. RODRÍGUEZ Cristián TotalEnergies

 

残り、59.2kmでタイム差は2分42秒と広がっている。これは相当メイン集団はきつい。

 

アレッサンドロ・コーヴィは最後に追い込んでいかないとリーダージャージを奪われる。

 

2級山岳 プエルトデゴラフェ 8.3km・4.0%

総合ではすでに、ミゲルアンヘル・ロペスがバーチャルリーダー。

 

アレッサンドロ・コーヴィのアシストはいなくなった。タイム差は3分まで開いたのでロットが先頭を引きだす。

 

あ~、ついにアレッサンドロ・コーヴィ自らが集団を引き始める。これは厳しい。逃げに良いメンバーが入っているので協力してくれるチームも少ない。

 

勾配が緩くなった時に、UAEはヤン・ポランツとマッテオ・トレンティンが戻ってきた。

 

2級山岳も越えた。タイム差はさらに広がり3分26秒に。もう決まりだ。これは最後に誰が抜け出すかに注目だ。

 

残り30.8km。バーレーン4人。アスタナが3人いるので有利。誰が飛び出すかな。

 

残り19.4kmで、アレクセイ・ルチェンコがいった~!

 

すぐにチェックに入る。

  1. アレクセイ・ルチェンコ Astana Qazaqstan Team
  2. ダミアーノ・カルーゾ Bahrain – Victorious
  3. ベン・オコナー AG2R Citroën Team

 

3人が抜け出したか?

 

3人にサイモン・イェーツが追いつく。

 

さらに、サイモン・イェーツは揺さぶりをかける。

 

サイモン・イェーツは何度もアタック!

 

だが、逃がして貰えない。ダミアーノ・カルーゾは切れそうだ。

 

サイモン・イェーツをベン・オコナーとアレクセイ・ルチェンコがチェック。

 

ここでアレクセイ・ルチェンコがアタック!

 

 

アレクセイ・ルチェンコに追従したのはワウト・プールス。

 

サイモン・イェーツは、回せというけど~。

 

後続はバーレーンとアスタナが邪魔をして追走させない。ベン・オコナーもアタックしたが連れもどされる。

 

残り8.6kmで27秒も離れた。

 

もう、二人の争いとなりそうだ。

 

後ろがまとまらない中残り3.6kmに。

 

残り1kmをアレクセイ・ルチェンコ先頭で進む。

 

ワウト・プルールスが先行する。スプリントはどちらが強いんだ?

 

 

さあ、スプリント開始。後方のアレクセイ・ルチェンコがまくれるか?

 

アレクセイ・ルチェンコがまくったか~。

 

いや~、ワウト・プールスがそのままゴールだ~!

なんと、ワウト・プールスの勝利は、2019 クリテリウム・デュ・ドーフィネの勝利以来、3年振りとなった。

一時はチームから契約がない選手の一人として発表されていたが、これで安心ではないかな。

 

最初の1級山岳で有力なメンバーばかりをUAE Team Emiratesが逃したのはまずかった。メンバーが少ない中で、強力な逃げをつぶすのは難しい。

各チーム共に、それを見越しての逃げの作戦に出たのだろう。しかも、Bahrain Victoriousは逃げに4人も送り込んだのだから、作戦も立てやすい。

総合の決着は最終ステージの登りゴールで決まる。

 

こちらはハイライト動画

 

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リザルト

第4ステージ リザルト

ワウト・プールスのゴール後のコメント

それは美しく、しかし厳しい日でした!。私たちは一日中4人のライダーと一緒に乗り、全員が完璧に協力した。

最終段階ではまだ足が良く、ルツェンコが行ったときを追うことができ、スプリントでそれを終えることができた。

私は勝利に本当に満足している。明日はまた厳しい、最後の日だ。タンクに残っているものを見てみましょう!

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 POELS Wout
Bahrain – Victorious 20 3:56:52
2
 LUTSENKO Alexey
Astana Qazaqstan Team 10 ,,
3
 VANSEVENANT Mauri
Quick-Step Alpha Vinyl Team 5 0:18
4
 YATES Simon
Team BikeExchange – Jayco   ,,
5
 CARUSO Damiano
Bahrain – Victorious   ,,
6
 RODRÍGUEZ Cristián
TotalEnergies   ,,
7
 HAIG Jack
Bahrain – Victorious   ,,
8
 SOSA Iván Ramiro
Movistar Team   ,,
9
 O’CONNOR Ben
AG2R Citroën Team   ,,
10
 LÓPEZ Miguel Ángel
Astana Qazaqstan Team   ,,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 11 ▲10
 POELS Wout
Bahrain – Victorious 5 17:06:49
2 2
 LÓPEZ Miguel Ángel
Astana Qazaqstan Team   0:10
3 7 ▲4
 RODRÍGUEZ Cristián
TotalEnergies   0:12
4 6 ▲2
 HAIG Jack
Bahrain – Victorious   ,,
5 8 ▲3
 SOSA Iván Ramiro
Movistar Team   ,,
6 10 ▲4
 RODRIGUEZ Carlos
INEOS Grenadiers   ,,
7 12 ▲5
 YATES Simon
Team BikeExchange – Jayco   0:21
8 14 ▲6
 O’CONNOR Ben
AG2R Citroën Team   ,,
9 20 ▲11
 LUTSENKO Alexey
Astana Qazaqstan Team   0:24
10 17 ▲7
 VANSEVENANT Mauri
Quick-Step Alpha Vinyl Team   0:27

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 COVI Alessandro
UAE Team Emirates 43
2 10 ▲8
 POELS Wout
Bahrain – Victorious 40
3 3
 LÓPEZ Miguel Ángel
Astana Qazaqstan Team 33
4 11 ▲7
 VANSEVENANT Mauri
Quick-Step Alpha Vinyl Team 31
5 2 ▼3
 CLARKE Simon
Israel – Premier Tech 31
6 16 ▲10
 YATES Simon
Team BikeExchange – Jayco 27
7 4 ▼3
 SHEFFIELD Magnus
INEOS Grenadiers 25
8 26 ▲18
 LUTSENKO Alexey
Astana Qazaqstan Team 25
9 12 ▲3
 HAIG Jack
Bahrain – Victorious 24
10 7 ▼3
 SOSA Iván Ramiro
Movistar Team 24

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 BARRENETXEA Jon
Caja Rural – Seguros RGA 30
2  
 LUTSENKO Alexey
Astana Qazaqstan Team 24
3 2 ▼1
 ISASA Xabier
Euskaltel – Euskadi 21
4  
 O’CONNOR Ben
AG2R Citroën Team 14
5  
 LÓPEZ Miguel Ángel
Astana Qazaqstan Team 12
6 3 ▼3
 CUADROS Álvaro
Caja Rural – Seguros RGA 12
7 4 ▼3
 OKAMIKA Ander
Burgos-BH 12
8 5 ▼3
 MARTÍN Gotzon
Euskaltel – Euskadi 10
9  
 CEPEDA Jefferson Alveiro
Caja Rural – Seguros RGA 6
10  
 CARUSO Damiano
Bahrain – Victorious 6

 

 

 

 

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