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2022 オーベレルエイセ 復帰したマチュー・ファンデルプールの走りは?

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Photo credit: Konstantin's Europe and more on Visualhunt
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ベンキーのワンデーレース、オーベレルエイセ。Druivenkoers – Overijse(1.1)

昨年は、世界選手権のコースとかぶっていたので多くの著名ライダーが参加した。コースは昨年と全く一緒。

 

過去の優勝者は

  • 2020 フロリアン・セネシャル
  • 2019  DE KLEIJN Arvid
  • 2018  クサンドロ・ムーリッセ
  • 2017  BAUGNIES Jérôme
  • 2016  BAUGNIES Jérôme
  • 2015  BAUGNIES Jérôme
  • 2014  VAN GENECHTEN Jonas
  • 2013  LEUKEMANS Björn
  • 2012  LEUKEMANS Björn

 

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オーベレルエイセ~オーベレルエイセ 192km

コースマップ photo desportvriendenoverijse

 

ブリュッセルの南東にあるオーベレルエイセはブドウの産地として有名。最初に20kmのローカルラップを3周。その後、2021世界選手権でも使われた、短く急な上り坂が含まれるコースを走る。

これを3周回。石畳の登り坂もあるのでベルギークラシックそのものだ。

 

注目のライダーは

  • Quick-Step Alpha Vinyl Team ダヴィデ・バッレリーニ
  • Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux ビニヤム・ギルマイ
  • Cofidis アクセル・ジングル
  • Groupama – FDJ アルノー・デマール
  • Israel – Premier Tech ディラン・トゥーンス、サイモン・クラーク
  • Lotto Soudal ヴィクトール・カンペナールツ、フロリアン・フェルメルシュ
  • Team BikeExchange – Jayco ディオン・スミス
  • Alpecin-Deceuninck マチュー・ファンデルプール、ジャスパー・フィリップセン
  • Team Arkéa Samsic アモリ・カピオ
  • TotalEnergies エドヴァルド・ボアッソンハーゲン

 

Alpecin-Deceuninckのメンバーは以下で紹介。

 

スタート前

レース前のインタビューでマチュー・ファンデルプールは

ツールの後はかなり休んでいて、先週ここでスタートすることに決めたばかりなんだ。準備ができていることを願っている。

確かに今は万全の状態ではないが、楽しみにしている。しばらくすると、トレーニングは目的がなくなり、ただレースをしたくなるだけだ。

トレーニングセッションを挟んで、レースごとに最高の状態に成長したいと思っている。ワールドカップでリーダーになるという意図は確かにあり、それは通常うまくいくだろう。

 

ベルギーは快晴。

 

最前列にはビニヤム・ギルマイとマチュー・ファンデルプールが並ぶ。

 

オフィシャルスタートから猛烈なスピードでレースが始まる。

 

5人の逃げ

逃げているのは5人。

  1. Mathijs Paasschens (Bingoal Pauwels Sauzen)
  2. ロビン・カーペンター (Human Powered Health)
  3. Kamiel Bonneu (Sport Vlaanderen-Baloise)
  4. Paul Oursselin (Total Energies)
  5. Bram Dissel (BEAT Cycling)

 

 

Alpecin-Deceuninckのメンバーが石畳の登りで先頭を占めている。

 

先頭5人はいいペースで逃げている。

 

集団はQuick-Step Alpha Vinyl Team、Alpecin-Deceuninckが牽引。

 

先頭は2回目の周回に入っている。

 

残り55kmでマチュー・ファンデルプールはパンクしてしまう。

 

マチュー・ファンデルプールはパンクから復帰中。ジャスパー・フィリップセンはメカトラで遅れる。これはAlpecin-Deceuninckにとって誤算だ。

 

Moskesstraat

先頭5人は1分のタイム差で逃げ続けている。

 

ビニヤム・ギルマイが2番手で追っている。

 

マチュー・ファンデルプールはジャスパー・フィリップセンの後ろだ。

 

ビニヤム・ギルマイが登りで前に。

 

先頭で仕掛けるが集団は崩れない。

 

集団は残り25kmで逃げを捕まえた。

 

ドリス・ファンゲステルの登りのアタックで5人が抜け出す。これは勝ち逃げとなるのか。逃げが最後までいけばアルノー・デマールがスプリントでは圧倒的に強い。

  1. ドリス・ファンゲステル TotalEnergies
  2. アルノー・デマール Groupama – FDJ
  3. ブラム・ウェルテン Groupama – FDJ
  4. サイモン・クラーク EF Education-EasyPost
  5. マティス・ルーベル Team Arkéa Samsic

 

Moskesstraat

最後の登りでマティス・ルーベルがアタック!

 

石畳の登りで後続を引き離せるか。

 

3人が追走するが追いつかない。

 

Groupama – FDJのブラム・ウェルテンがまだ見えている。

 

サイモン・クラークが少し遅れている。下りで追いつけるか。

 

集団先頭は、Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxのロイック・ヴリーヘン。ビニヤム・ギルマイも先頭付近にいる。

 

マティス・ルーベルは完全に抜け出した!

 

マティス・ルーベルは、ゴール前で後ろを振り返る。

 

マティス・ルーベルは、見事な逃げ切り勝利!

今回チームからエースを任されており、決定的な逃げに乗ることが出来た。クラシックが得意で、2021ブエルタ・ア・カスティーリャ・イ・レオンでも独走勝利しており、キャリア2勝目の勝利となった。

2位には、スプリントでアルノー・デマールが入っている。

 

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リザルト

マティス・ルーベルのコメント

今シーズンは、シーズン序盤にクラシックで好成績を残すことができ、良いシーズンを送ることができた。その後、 クリテリウム・デュ・ドーフィネ、パリ~ニース、そして初めてのツールに出場した。

だから、このようなレースで勝つための能力があることは分かっていたし、今日それができてうれしいよ。

決勝では脚は良かったが、スプリントを避けるために先回りしなければならなかった。アルノー・デマールには勝てないだろうと思ったので、モスケスストラートで挑戦してみたんだ。

石畳の坂道で、残りのライダーをホイールから追い出しましたね。フランドルでは全レースでベストを尽くせるという証明?

将来的には、ツアー・オブ・フランドルやパリ〜ルーベでもっといい成績を収めたいですね。石畳は僕の得意とするところだけど、こういうレースは運も必要だからね。

Rnk Rider Team UCI Time
1
 LOUVEL Matis
Team Arkéa Samsic 125 4:24:38
2
 DÉMARE Arnaud
Groupama – FDJ 85 0:08
3
 VAN GESTEL Dries
TotalEnergies 70 ,,
4
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Deceuninck 60 0:13
5
 VAN ROOY Kenneth
Sport Vlaanderen – Baloise 50 0:14
6
 DUJARDIN Sandy
TotalEnergies 40 ,,
7
 ZINGLE Axel
Cofidis 35 ,,
8
 DE BUYST Jasper
Lotto Soudal 30 ,,
9
 MENTEN Milan
Bingoal Pauwels Sauces WB 25 ,,
10
 HANSEN Lasse Norman
Uno-X Pro Cycling Team 20 ,,
11
 BOASSON HAGEN Edvald
TotalEnergies 15 ,,
12
 BOIVIN Guillaume
Israel – Premier Tech 10 ,,
13
 BAGIOLI Andrea
Quick-Step Alpha Vinyl Team 5 ,,
14
 MEZGEC Luka
Team BikeExchange – Jayco 5 ,,
15
 GIRMAY Biniam
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 5 ,,
16
 CAMPENAERTS Victor
Lotto Soudal 3 ,,
17
 ANDRESEN Tobias Lund
Development Team DSM 3 ,,
18
 ALLEGAERT Piet
Cofidis 3 ,,
19
 BOUTS Jordy
BEAT Cycling 3 ,,
20
 SMITH Dion
Team BikeExchange – Jayco 3 ,,
21
 MERTENS Julian
Sport Vlaanderen – Baloise 3 ,,
22
 SBARAGLI Kristian
Alpecin-Deceuninck 3 ,,
23
 SIMON Julien
TotalEnergies 3 ,,
24
 SINKELDAM Ramon
Groupama – FDJ 3 ,,
25
 WILLEMS Thimo
Minerva Cycling 3 ,,
26
 ZUKOWSKY Nickolas
Human Powered Health   ,,
27
 DE POOTER Dries
Hagens Berman Axeon   ,,
28
 TEUNS Dylan
Israel – Premier Tech   ,,
29
 BURGAUDEAU Mathieu
TotalEnergies   ,,
30
 MADOUAS Valentin
Groupama – FDJ   ,,

マチュー・ファンデルプールは50秒遅れの35位。ゴール手前55kmでパンクがあったけど集団復帰。最後は、ジャスパー・フィリップセンのスプリントにコミットメントした。

だが、レースが終わってから65kmも自転車で走って帰っている。この2週間は主にジムで過ごしており、全ての記録をStravaにアップしている訳ではないと。レースで力を手に入れようとしている。

コメント

  1. 毎日読者K より:

    ロットの出場メンバーのところにティム・メルリエの記載がありますよ。

    メルリエはブエルタに出ているかと。

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