クリテリウム・デュ・ドーフィネ第4ステージでクラッシュして肩を脱臼していたステフェン・クライスヴァイクはチームキャンプをキャンセル。故郷のモナコに帰った。
ツール・ド・フランスには、やはり出れないことがはっきりと発表された。これにより、ステフェン・クライスヴァイクはジロ・デ・イタリアのリーダーとなる。
ステフェン・クライスヴァイクは失望を隠さない
With dissatisfaction, but sense of reality we’d like to share Steven Kruijswijk’s announcement⤵️ pic.twitter.com/vnZQMgZr55
— Team Jumbo-Visma cycling (@JumboVismaRoad) August 20, 2020
チームはステフェン・クライスヴァイクがツール・ド・フランスに出場出来ないことを公式ツイッターでも発表した。
残念なことに、私の転倒の結果は、予想以上に深刻であることが判明した。
肩の骨折と多くの擦り傷のため、ツール・ド・フランスに参加できない。最初に回復に取り組み、次に新しい目標としてジロ・デ・イタリアに焦点を当てる。
チームがツールで多くの成功を収めることを願っており、自分がそのツールに参加できないことに非常に失望している。
脱臼だけではなく、骨折もあったということか。
シーズン当初は、ジョージ・ベネットがジロのリーダーとして指名されていたが、彼はツールにアシストとして出場。
イネオスに移籍するはずの、ローレンス・デプルスはジロで自由にステージ優勝を狙える立場だったが、これでアシストに回らなくてはならなくなった。
リーダー不在だったが、ステフェン・クライスヴァイクがジロに向かうならば総合を当然狙ってくる。
ニバリ、ヤコブ・フルサン、ゲラント・トーマスと戦うことになる。
全く違うことだが、ジロのメンバーの中にディラン・フルーネウェーヘンの名前がまだある。ツール・オブ・ポローニュのクラッシュでファビオ・ヤコブセンを傷つけたことでバイクを降りている。
チームとしては出場して貰いたいだろうが、本人のその気はないのではないかな。
Jumbo-Vismaツールの新メンバー
ツールのメンバーには、正式には発表されていないがアムントグレンダール・ヤンセンル(Amund Grøndahl Jansen)26歳が入る予定だ。
2019年ノルウェーチャンピオン。当然、ステフェン・クライスヴァイクと比べると見劣りすることは間違いない。
2017年から昨年までツールには出場していたが、どちらかというとディラン・フルーネウェーヘンのアシストという感じだった。
Jumbo-Vismaは一人のリーダーと共に山岳アシストも失ってしまったことになる。これはツールの戦略においても大きな痛手だろう。
チームは、トム・デュムランとプリモシュ・ログリッチの二人のリーダー体制でツールに挑む。
コメント