イル・ロンバルディアで橋から転落して大けがを負ってしまったレムコだが事故から2日後にはビデオメッセージを送ってくれた。
とても元気な表情で安心したが、彼のタフな精神力にも驚いてしまう。良いニューズがあったので紹介。
手術なしでリハビリも楽に
転院した、ヘレンタールのAZシン-エリザベート病院での追加診断では、新たな不安要素は浮かばなかった。骨折は保存療法で治療する方針となった。
レムコの骨盤骨折は自然に治り、手術の必要はない。この場合、リハビリはとても簡単になると専門家は言う。
これは非常に良いニュースだそうだ。
自然に治療出来るということは、綺麗な骨折であることは間違いない。筋肉や組織に切り込みを入れたり、ボルトやネジを使ったりしていない。
つまり、身体の中に金属がないので自由な可動域が保たれ、除去などの再手術もない。
骨盤に早く負荷をかけない
例えば、昨年のツール・ド・フランスで落車したワウト・ファンアールトの場合とは全く違う。
彼の場合、右足の主筋を文字通り引きちぎられた後、ゼロから復帰しなければならなかったからだ。大腿部から、大殿筋に向けて手術した傷跡を見せてくれていたが、凄い縫い方だった。ワウトが経験した事故とは比べ物にならないということだ。
詳細な計画やリハビリのスケジュールを立てるにはまだ早すぎる。
レムコはおそらく数週間後には、彼の回復に応じていくつかのエクササイズができるようになるだろう。骨盤に負担をかけないことが大切だそうだ。
リハビリに応じて、首、肩、下肢が鍛えられるようになる。
これから数日間は病院にいることになるが、痛みが収まったら自宅に帰って療養することも可能ということが報告されている。
インスタグラムでは、父親の誕生日にケーキで祝えないことを嘆いている。あと少し病院でゆっくりと過ごすしか方法はない。
追記
He should have been racing for glory at the Belgian National Championships this afternoon, but @EvenepoelRemco has his own time trial – and knowing his amazing determination and willpower – we are confident he will win it.#TheWolfpackNeverGivesUp pic.twitter.com/8l6w2Na9S6
— Deceuninck-QuickStep (@deceuninck_qst) August 20, 2020
なんと、すでに松葉づえで立ってますね。早すぎるんじゃないのかな?
運が良かったとしかいいようがないが、あれだけの高さから落下して命があったのは、不幸中の幸いだった。来シーズンには走る姿が見れそうだ。
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