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2025 ブエルタ・ア・エスパーニャ第9ステージ トム・ピドコックはジョアン・アルメイダに文句言われてた?

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Photo credit: edomingo on VisualHunt
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第9ステージの最後の登り、バルデスカレイ・スキー場で、Team Visma | Lease a BikeがLidl – Trekが引くトレインの後方から急襲。

マッテオ・ヨルゲルソンが猛烈にヨナス・ヴィンゲゴーを引いてスパート。まるで、ツール・ド・フランスでヨナタン・ナルバエスがタデイ・ポガチャルを発射する時と同じようにヨナス・ヴィンゲゴーが発射された。

この予期せぬ攻撃についていけたのはLidl – Trekのジュリオ・チッコーネのみ。

だが、ジュリオ・チッコーネも遅れてしまいUAE Team Emirates – XRGのジョアン・アルメイダとQ36.5 Pro Cycling Teamのトム・ピドコックだけが追走に。

最終的に24秒遅れで二人はゴールした。この追走の時にジョアン・アルメイダは、引かないトム・ピドコックに対して文句を言っていたような。何を言ったのだろうか?

 

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ジョアン・アルメイダの叱責

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

 

ヨナス・ヴィンゲゴーのアタックはゴールから11kmも離れた地点。自身、事前の学習が足りなかったというほど早すぎる攻撃だった。

ジョアン・アルメイダの引きは強烈。最初は5人いたけれど、エガン・ベルナル、フェリックス・ガルも切れて最後はトム・ピドコックだけに。

だが、トム・ピドコックも前に出れない。それほどジョアン・アルメイダの重戦車のような引きは凄かったのだ。

後方からおいあげたジョアン・アルメイダだったけれど、最初の離れていた時からペースはそれほど落ちていないのが凄い。では、ジョアン・アルメイダはトム・ピドコックに何と言って前にださせたのか。

 

トム・ピドコックのコメント

ジョアン・アルメイダに何か言われてましたね。

彼は僕に度胸が必要だと言ったんだ(笑。だから、「少しペースを落とせば、ついていけるし、交代もできる」って言ったんだ。

ヨナス・ヴィンゲゴーととチッコーネが行ったとき、ついていくのは大変だった。ヨナスはいつも集団との間に4人のチームメイトがいて、Lidl – Trekは先頭だった。

でも、アルメイダはついていくのに完璧なホイールで、戻ってこれるかもしれないと思ったんだ。

彼には脱帽だよ。彼はトラクターのようなものだ。あの平坦区間、特にラスト1kmは感動的だった。彼を追い越すのがやっとだった。でも、正直言ってうれしいよ。

ヨナスにスペースを与えてはいけない。でも満足できる。自分の能力を正確に知るのは難しい。ちょっと慎重になってしまうこともあるけれど、これはこれからの厳しい日々に自信を与えてくれる。

チームは100%僕にコミットしてくれている。素晴らしい仲間達だし、とても楽しい。グランツールでは両手でチャンスを掴まなければならない。

 

トム・ピドコックは、ジョアン・アルメイダについていったことにより総合11位から4位にジャンプアップ。表彰台圏内が見えてくるポジションとなった。

仮に表彰台獲得となるとQ36.5 Pro Cycling Team、トム・ピドコックにとっても最高の結果となる。

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