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2022 ツアー・オブ・アルプス第3ステージ  総合順位に変動はあったのか?

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Photo credit: NH53 on Visualhunt.com
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第2ステージで優勝したのは、ペッリョ・ビルバオ。これで総合でもトップにたった。

Bahrain Victoriousは、最終日までビルバオのリーダージャージ死守に全力を傾ける。

第3ステージも総合に影響を与えそうなステージなので、各チームの攻撃が見たいところだ。

 

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第3ステージ    ラナ~ブレニー 154.2km

第3ステージ photo tourofthealps

 

第3ステージにも平坦は全くない。最初のスプリントポイントも山岳ポイントと言っても良い場所にある。

進むにつれて2級、1級と登りがきつくなるので、第2ステージと同様に集団は絞られていくだろう。最後の1級山岳フルチャ峠からゴールまでは24km。

ただ、下ってもゴール手前13kmからはずっと登り勾配。逃げ切りを目指すには、少人数では難しいコース設定だ。

 

  1. スプリントポイント Feldthurns/Velturno
  2. 2級山岳 テレント  6.1km・8.5%
  3. 1級山岳 フルチャ峠  7.9km・7.6%

 

12人の逃げ

TIZ-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

残り86kmでようやく、逃げが確定。

  1. ジェームス・ピッコリ Israel – Premier Tech
  2. ワジム・プロンスキー Astana Qazaqstan Team
  3. アンドレイ・アマドール INEOS Grenadiers
  4. レナード・ケムナ BORA-hansgrohe
  5. メルハウィ・クドゥス EF Education-EasyPost
  6.  ルーベン・トンプソン Groupama – FDJ 
  7.  ウィル・バルタ Movistar Team
  8.  ホセ・ロハス Movistar Team
  9.  クリス・ハミルトン Team DSM
  10.  ジョナサン・ラストラ (Caja Rural – Seguros RGA)
  11.  TESFATSION Natnael (Drone Hopper – Androni Giocattoli)
  12.  トースタイン・トレーエン (Uno-X Pro Cycling Team)

 

1級山岳 フルチャ峠  7.9km・7.6%

残り31.8kmでタイム差は2分28秒まで縮まった。まだ12名のまま。総合にあまり関係ないので、集団は容認状態だ。

 

集団はBahrain Victoriousに変わってINEOS Grenadiersが引き始める。まずは、ベン・スウィフトが先頭に。

 

Team DSMのクリス・ハミルトンが先頭から抜け出し始める。

 

クリス・ハミルトンはIsrael – Premier Techのジェームス・ピッコリの引きでつかまる。先頭も割れ始めた。

 

メイン集団からアタックがかかる。

 

先頭は4人となった。

  1. ジェームス・ピッコリ Israel – Premier Tech
  2. ワジム・プロンスキー Astana Qazaqstan Team
  3. メルハウィ・クドゥス EF Education-EasyPost
  4.  TESFATSION Natnael (Drone Hopper – Androni Giocattoli)

 

集団からはINEOS Grenadiersのエディ・ダンバーがアタックをかける。だが、これはTeam DSMに捕まる。

 

ジェームス・ピッコリの引きで、先頭集団は絞られていく。

 

さあ、昨日も逃げたパヴェル・シヴァコフが集団からアタックだ。

 

だが、これはペッリョ・ビルパオが逃がさない。

 

先頭は若手二人に変わった。ジェームス・ピッコリは少し後ろだ。

  1. トースタイン・トレーエン (Uno-X Pro Cycling Team)
  2. ワジム・プロンスキー Astana Qazaqstan Team

 

メイン集団は10人。総合上位が集まっている。タイム差は1分10秒となったので下りで追いつくかも。

 

ミゲルアンヘル・ロペスが集団からアタック。だが、これは決まらない。

 

先頭は雪の残る1級山岳を越える。

 

なんと先頭を走ってたUno-X Pro Cycling Teamのトースタイン・トレーエンが落車。コーナーに入るのが早過ぎたようだ。これは勿体ない。

 

ジェームス・ピッコリが下りで追いついてきた。

  1. ジェームス・ピッコリ Israel – Premier Tech
  2. ワジム・プロンスキー Astana Qazaqstan Team

 

ジェームス・ピッコリは先頭で飛ばしまくり。残り17.7kmで1分2秒差。二人だと少し厳しいか。

 

下りで次々とライダーが追いついてきた。再び合流しそうだ。

 

アンドレイ・アマドールも下りで追いついて、回せと指示を出す。

 

先頭は8人に戻ってタイム差を1分4秒まで戻す。

 

総合勢先頭はミケル・ランダが引く。後ろは、Groupama – FDJのマイケル・ストーラー。ミゲルアンヘル・ロペス、パヴェル・シヴァコフと続く。

 

ロマン・バルデのためにテイメン・アレンスマンが引く。

 

先頭からEF Education-EasyPostのメルハウィ・クドゥスが切れてしまう。すでにゴールに向けて登っている。この後、集団を引く役目に戻る。

 

先頭は7人に。残り9kmで56秒あるので逃げ切りも可能だ。誰がアタックをかけるかな。

  1. ワジム・プロンスキー Astana Qazaqstan Team
  2. アンドレイ・アマドール INEOS Grenadiers
  3. レナード・ケムナ BORA-hansgrohe
  4.  ルーベン・トンプソン Groupama – FDJ 
  5.  ウィル・バルタ Movistar Team
  6.  ジェームス・ピッコリ Israel – Premier Tech
  7.  ジョナサン・ラストラ (Caja Rural – Seguros RGA)
  8.  TESFATSION Natnael (Drone Hopper – Androni Giocattoli)

 

総合勢は、逃げは容認で多分タイム差なしでゴールの感じか。

 

ジェームス・ピッコリが切れたのかと思ったら。

 

後ろからアタックをかけた。

 

だがアンドレイ・アマドールに捕まる。

 

今度は、ワジム・プロンスキーがアタック。

 

もう、逃げ切りが確定しているので牽制とアタックの繰り返しだ。

 

レナード・ケムナがアタック!

 

しかし、すぐに追走がかかる。

 

 

レナード・ケムナにアンドレイ・アマドールジョナサン・ラストラ (Caja Rural – Seguros RGA)も追いつく。

 

さらに、ワジム・プロンスキーも追いつく。

 

4人が牽制だ。

 

後方が追いついてきた瞬間にレナード・ケムナがアタック!

 

もう、かなり離れてしまった。

 

レナード・ケムナがゴールに向かって爆走だ。

 

アンドレイ・アマドールが追走をかけるが残り400mだ。

 

  

レナード・ケムナは追いつかれることなく、ゴールまできた。

 

 

レナード・ケムナがアタックから見事な逃げ切りだ~!

レナード・ケムナは、オーバートレーニングで昨シーズンを棒に振った。

 

だが、ブエルタ・ア・アンダルシア第5ステージの優勝に続いて、今シーズン2勝目だ。

強いケムナが帰ってきた。

 

こちらはハイライト動画

 

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リザルト

第3ステージ リザルト

レナード・ケムナのコメント

今週ここで勝つとは思っていなかったので、とてもうれしい。私たちはブレイクアウェイでチームの数人のライダーと一緒に参加したかったのだけど、最も重要なことは私がそこにいることだった。

私はそれをよく支持し、うまくいった。とても美しい。

まだ、多くのチャンスがあるようにみえます。

私たちは積極的に行動し、攻撃を続ける必要がある。チームでは、総合トップ10には誰もいないので、それを最大限に活用する必要がある。

 

Rnk Rider Team UCI   Time
1
 KÄMNA Lennard
BORA – hansgrohe 20
10″
4:02:56
2
 AMADOR Andrey
INEOS Grenadiers 10
6″
0:03
3
 LASTRA Jonathan
Caja Rural – Seguros RGA 5
4″
0:04
4
 TESFATSION Natnael
Drone Hopper – Androni Giocattoli     ,,
5
 BARTA Will
Movistar Team     ,,
6
 PICCOLI James
Israel – Premier Tech     ,,
7
 PRONSKIY Vadim
Astana Qazaqstan Team     ,,
8
 QUINN Sean
EF Education-EasyPost     0:57
9
 GALL Felix
AG2R Citroën Team     ,,
10
 SIVAKOV Pavel
INEOS Grenadiers     ,,
11
 ARCAS Jorge
Movistar Team     ,,
12
 EG Niklas
Uno-X Pro Cycling Team     ,,
13
 RUBIO Einer Augusto
Movistar Team     ,,
14
 BILBAO Pello
Bahrain – Victorious     ,,
15
 ARENSMAN Thymen
Team DSM     ,,
16
 DUNBAR Eddie
INEOS Grenadiers     ,,
17
 BARDET Romain
Team DSM     ,,
18
 VALTER Attila
Groupama – FDJ     ,,
19
 LANDA Mikel
Bahrain – Victorious     ,,
20
 MARTINEZ Lenny
Groupama – FDJ     ,,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 1
 BILBAO Pello
Bahrain – Victorious   12:12:08
2 2
 BARDET Romain
Team DSM   0:06
3 3
 VALTER Attila
Groupama – FDJ   0:12
4 4
 GALL Felix
AG2R Citroën Team   0:16
5 5
 SIVAKOV Pavel
INEOS Grenadiers   ,,
6 9 ▲3
 RUBIO Einer Augusto
Movistar Team   ,,
7 8 ▲1
 DUNBAR Eddie
INEOS Grenadiers   ,,
8 11 ▲3
 ARENSMAN Thymen
Team DSM   ,,
9 7 ▼2
 CHAVES Esteban
EF Education-EasyPost   ,,
10 6 ▼4
 PORTE Richie
INEOS Grenadiers   ,,

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 SIVAKOV Pavel
INEOS Grenadiers 12
2  
 TRÆEN Torstein
Uno-X Pro Cycling Team 10
3  
 PICCOLI James
Israel – Premier Tech 10
4 2 ▼2
 BOUCHARD Geoffrey
AG2R Citroën Team 9
5 3 ▼2
 LÓPEZ Miguel Ángel
Astana Qazaqstan Team 8
6 4 ▼2
 ARENSMAN Thymen
Team DSM 8
7  
 PRONSKIY Vadim
Astana Qazaqstan Team 8
8  
 IRIBAR Unai
Euskaltel – Euskadi 6
9 5 ▼4
 PERNSTEINER Hermann
Bahrain – Victorious 6
10 6 ▼4
 ZWIEHOFF Ben
BORA – hansgrohe 6

新人

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 2 ▲1
 ARENSMAN Thymen
Team DSM 12:12:24
2 1 ▼1
 BUITRAGO Santiago
Bahrain – Victorious ,,
3 3
 MARTINEZ Lenny
Groupama – FDJ 0:04
4 4
 QUINN Sean
EF Education-EasyPost 0:39
5 5
 UIJTDEBROEKS Cian
BORA – hansgrohe ,,
6 6
 TESFATSION Natnael
Drone Hopper – Androni Giocattoli 3:33
7 10 ▲3
 LIPOWITZ Florian
Tirol KTM Cycling Team 8:33
8 9 ▲1
 GONZÁLEZ Abner
Movistar Team 9:44
9 11 ▲2
 KULSET Magnus
Uno-X Pro Cycling Team 10:31
10 7 ▼3
 THOMPSON Reuben
Groupama – FDJ 13:22

 

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