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2021ツール・ド・フランス第12ステージ マーク・カヴェンディシュの4勝目となったのか?

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Photo credit: marimbajlamesa on VisualHunt
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第11ステージのダブルのモン・ヴァントゥでは多くのライダーがツールを去り、総合でも脱落する選手がいた。

Groupama-FDJのダヴィ・ゴデュは熱射病で嘔吐。総合10位から15位に転落。表彰台争いではベン・オコナーが2位から5位に後退。

更に、このステージでツールを去ったライダーは8人。合計では28人にのぼる。

  • 21. トニー・マルティン (Jumbo-Visma)落車DNF
  • 22.クレモン・ルッソ (Arkéa-Samsic) DNF
  • 23. トッシュ・ファンデルサンド (Lotto Soudal) – DNF
  • 24. マイルズ・スコットン(Groupama-FDJ) – DNF
  • 25. ティッシュ・ベノート (DSM)ケガの影響 DNF
  • 26. ダニエル・マクレイ (Arkéa Samsic) – DNF
  • 27. ヴィクトール・カンペナールツ (Qhubeka-NextHash) – DNF
  • 28. ルーク・ロウ (INEOS Grenadiers) – OTL

アワーレコード保持者のヴィクトール・カンペナールツは、モン・ヴァントゥの頂上手前3kmで待つ父親の前でリタイヤ。

「時々8000rpmに達することのできるディアットパンダだが、常に連続することはない。長時間走った場合にはエンジンが爆発する。常に3000rpmで運転するライダーならば、ジロとツールの組み合わせは可能かもしれないが、自分には無理だった。」

と語っている。

イネオスのルーク・ロウも初めてレースで時間外となり、リタイヤ。チームのロードキャプテンであり、貴重な平地アシストを失っている。

 

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第12ステージ サン・ポール・トロワ・シャトー〜ニーム 159.4㎞

第12ステージ photo letour

 

モン・ヴァントゥでの厳しいレースの後には、スプリンターが勝利を狙える日が用意された。

歴史の町サン・ポール・トロワ・シャトーをスタートし、途中3級山岳を含むやや起伏のあるコースほ走る。

今日の山岳ボイントは1か所。スプリントポイント1か所。

  1. 3級山岳 ダローベルヴェデーレ 4.4km・4.6%
  2. スプリントポイント ヨゼス

ゴール手前20kmにある未分類の上り坂(3%で3.9 km)も要注意。

更に、ゴール手前3kmから3つの直角コーナーがある。最後のコーナーはゴール手前900m。ラウンドアバウトもあるので落車のないように願いたい。

北風が吹いており、追い風もあるけど、途中ライダーの右側から横風が吹くという予報が出ている。ファンステージになるだろうか?

 

スタート前

Tiz-cyclingストリーミング スクリーンショット以下同様

Alpecin-Fenixのジャスパー・フィリップセン。ツアー・オブ・ターキーではマーク・カヴェンデッシュに2勝4敗。ツールでは全く勝てていない。

マチュー・ファンデルプールもティム・メルリエもいないので、勝ちたいところだけど、トレインも2人がいないことで弱体化しているから難しい。

 

Team BikeExchangeのアムントグリンダール・ヤンセンかな。毎回、チーム紹介では面白い顔をしてくれる。ルーク・ダブリッチでした。

 

モビスターのイバン・ガルシア。ここまでのステージでは勝負に絡めていない。そろそろ上位に入れるか。

 

イタリアチャンピオンのソンニ・コルブレッリは中間スプリントでは上位にくるけどゴールもいけるかな。

 

いや~、昨日のミハウ・クフィアトコフスキが引き終わってから、カラパスのアタックが欲しかったですねえ~。

あれだけチームメイトが引いてくれたのに、生かせないのは残念。余裕がなかったのかな。

 

Team Arkéa-Samsicのナセル・ブアニ。ここまで2位1回。3位2回。良いところまでくるけど勝利はない。チームメイトは3人リタイヤしており、リードアウトが出来ないのが痛い。

 

ワウト・ファンアールトは、モン・ヴァントゥのステージ勝利に続いてスプリントでも勝つと凄いけど。流石に今日はスプリントには絡まないでしょうね。

 

今日は歴史的な勝利数に並ぶ日になるのだろうか。マーク・カヴェンデッシュを阻むスプリンターは誰だろう。

 

 

第12ステージ スタートでの4賞

  • 総合 タディ・ポガチャル(UAE Team Emirates)
  • ポイント賞   マーク・カヴェンディシュ(Deceuninck-Quick-Step)
  • 山岳賞 ナイロ・キンタナ(Team Arkéa-Samsic)
  • 新人賞 ヨナス・ヴィンゲコー(UAE Team Emirates)

新人賞は2位のヨナス・ヴィンゲコーが着用。

 

風のステージ

追い風のために10分ほどスタート開始が遅れる。

スタートから全開でジュリアン・アラフィリップにカスパー・アスグリーンが攻撃を仕掛ける。

 

さらに、サガンを失ったBORAも攻撃。

 

全員でペースを上げるので、一列棒状に伸びていく。

 

あっと言う間に、後方に取り残されたグループが出来る。ウルフパックのミケル・モロコフも取り残されている。

 

すでに3つに割れてしまった。完全なファンステージだ。右から風が吹いていることがライダーの隊列からわかる。

 

第2グループは前に追いつこうとペースを上げる。

 

先頭では、アルケア・サムシックのコナー・スウィフトが飛び出してペースを上げる。早過ぎて後ろのディラン・トゥーンスは合図されても前にでれないほど。

 

13人の逃げ

後方から多くのライダーが追いついてきた。ジュリアン・アラフィリップもブリッジをかけて前にジョイン。これは逃げ切られた場合のスプリント狙いだろう。

 

  1. アンドレ・グライペル (Israel Start-Up Nation)
  2. ディラン・トゥーンス (Trek – Segafredo)
  3. ジュリアン・アラフィリップ (Deceuninck – Quick Step)
  4. イノマル・エルビティ (Movistar Team)
  5. ニルス・ポリッツ (BORA – hansgrohe)
  6. シュテファン・キュング (Groupama – FDJ)
  7. シュテファン・ビッセガー (EF Education – Nippo)
  8. コナー・スウィフト (Team Arkéa Samsic)
  9. ハーリー・スイニー (Lotto Soudal)
  10. ブレント・ファンムール (Lotto Soudal)
  11. ルカ・メズゲッツ (Team BikeExchange)
  12. セルジオ・エナオ (Team Qhubeka NextHash)
  13. エドヴァルド・ボアッソンハーゲン (Team TotalEnergies)

 

あっという間に逃げが決まったので、遅れていた集団も追いついた。ジュリアン・アラフィリップが前に入って先頭交代しているので、Deceuninck-Quick-Stepは引かないだろう。

今日は集団はお休みかな。

 

昨日も逃げていたジュリアン・アラフィリップだが、逃げ切りを狙っている。チームはマーク・カヴェンディシュのスプリントはあきらめたのではないだろうけど。

カブには、一日スキップさせるのかもしれない。

 

集団はUAEがゆっくりと引いている。逃げ切られても問題のあるライダーは誰もいない。

 

モン・ヴァントゥで、タデイ・ポガチャルを置き去りにしたヨナス・ヴィンゲコー。総合3位に位置している。次の山岳でもアタックをかけてポガチャルを脅かして貰いたい。

 

なんと、マーク・カヴェンデッシュがシューズのクリートを自分でいじっている。なんで、今頃調整する必要があるのだろう。緩んだということは考えられないけど、わずかな感覚のずれがあるのかな。急に変えて膝が痛くならないと良いけど。

 

逃げているアンドレ・グライペルとニルス・ポリッツはご近所さん。中学の頃から、ニルス・ポリッツは学校が終わると集合しては一緒に走りに行っていた。

アンドレがいない時には、がっかりしたそうだ。そう、彼の憧れのアイドルはアンドレ・グライペルだったのだ。ISNでは一緒のチームだったし、もし逃げ切れたらアシストするのかな。

 

それにしても逃げには良いメンバーが入っている。シュテファン・ビッセガーにシュテファン・キュングのタイムトライヤルスペシャリストが二人。

ロットからは、トーマス・デヘントが認める逃げ屋のブレント・ファンムールも入っている。

ゴール手前にある登りで誰が仕掛けてくるだろう。間違いなく、この中から勝者が出るのは間違いない。

 

3級山岳 ダローベルヴェデーレ 4.4km・4.6%

3級山岳を逃げ集団は上がる。これくらいの山岳ならば誰も遅れない。

 

3級山岳は争うことなく、ニルス・ポリッツがそのまま1位通過。ゴール手前までは、逃げ切りを目指してこのメンバーでいくのだろう。

 

ワウト・ファンアールトは、サボートカーに氷を貰って首の後ろに入れている。今日も暑い。今日は、スプリントをスキップするので明日は勝負するだろう。

 

クリス・フルームは集団の後方で走っている。良い休憩ステージになるのでは。残り51kmで12分43秒離れている。

 

僅かな登りで、ニルス・ポリッツがアタック!

 

コナー・スウィフトがジョインする。

 

これに、下りでルカ・メズゲッツが合流。3人となるが後ろも逃がすはずがない。

 

やはり追いつかれてしまう。ここらはアタック合戦だろう。

 

このメンバーでいくと、ゴール手前の登りでジュリアン・アラフィリップが抜け出しそうだが、どうだろう。他のメンバーは他で抜け出すしかないかも。

 

今度は、ロットのハーリー・スイニーが仕掛ける。

 

4人が20秒のタイム差をつける。これは強力だ。

  1. イノマル・エルビティ (Movistar Team)
  2. ニルス・ポリッツ (BORA – hansgrohe)
  3. シュテファン・キュング (Groupama – FDJ)
  4. ハーリー・スイニー (Lotto Soudal)

 

集団はイネオスが先頭を引きだす。これは何故なんだろう。

 

スプリントポイント ユゼス

最大32秒あったタイム差は26秒まで縮まる。

 

ニルス・ポリッツがスプリントポイントを1位通過。

  1. ニルス・ポリッツ (BORA – hansgrohe) 20ポイント
  2. ハーリー・スイニー (Lotto Soudal) 17
  3. イノマル・エルビティ (Movistar Team) 15
  4. シュテファン・キュング (Groupama – FDJ) 13

 

4人は39秒までタイム差を開いてきた。これはいけるかな?

 

追走はあきらめてしまったようだ。足が止まっている。48秒まで開いた。後ろは9人いるのに追いつかないとは~。

 

速い。ここまでav46.97km/h。最後の登りに4人は入る。ここでアタックがかかるはずだ。

 

シュテファン・キュングが先頭から遅れてしまう。

 

追走も登りに入ったが、コナー・スウィフトが遅れてしまう。

 

3人の中から優勝者が出るのか?

  1. ニルス・ポリッツ (BORA – hansgrohe)
  2. ハーリー・スイニー (Lotto Soudal) 
  3. イノマル・エルビティ (Movistar Team)

 

追走集団から、エドワード・トゥーンスがアタック!

 

先頭3人から、ニルス・ボリッツがアタック!

 

二人は反応出来ない。これは決まったか。残り11.7kmだが、下りならば追いつかれない。

 

ニルス・ポリッツは、普段登り坂でも苦しそうな顔をしているけど、今は最大限に口を開けて120%で走っている。

サガンがツールを去り、これまでチームには勝利がない。ここで踏ん張ればチームに勝利をプレゼント出来る。

 

ジュリアン・アラフィリップは二日連続の逃げだったが、実らず。流石に疲れている。

 

あと5.6km。タイム差は18秒だが、後ろは二人で先頭交代しているので有利だが。

 

ニルス・ポリッツはタイム差を33秒まで広げた。これで決まりだ。

 

リルス・ポリッツはハートマークを掲げてゴール!

見事に逃げ切りを決めてみせた。2018Deutschland Tour (2.1)でステージ優勝して以来のプロ2勝目となった。

終わってみれば、av47.3km/hという超高速なレースとなっている。スプリンターステージだったけど、モン・ヴァントゥの疲れは多くのライダーが休憩を選ぶという結果となった。

 

集団トップは、マーク・カヴェンデッシュ。この光景は明日の第13ステージで見られるのか?

今日と同じようにアップダウンがあるが、多分スプリントになるだろう。

 

こちらはハイライト動画
Tour de France 2021 Stage 12 Highlights | Mark Cavendish Vs The Breakaway

 

リザルト

第12ステージ

RnkRiderTeamUCIPntTime
1
 POLITT Nils
BORA – hansgrohe1201003:22:12
2
 ERVITI Imanol
Movistar Team50700:31
3
 SWEENY Harry
Lotto Soudal2550,,
4
 KÜNG Stefan
Groupama – FDJ15401:58
5
 MEZGEC Luka
Team BikeExchange5322:06
6
 GREIPEL André
Israel Start-Up Nation 26,,
7
 THEUNS Edward
Trek – Segafredo 22,,
8
 VAN MOER Brent
Lotto Soudal 18,,
9
 ALAPHILIPPE Julian
Deceuninck – Quick Step 14,,
10
 HENAO Sergio
Team Qhubeka NextHash 10,,

総合

RnkPrev▼▲RiderTeamUCITime
11
 POGAČAR Tadej
UAE-Team Emirates2547:22:43
22
 URÁN Rigoberto
EF Education – Nippo 5:18
33
 VINGEGAARD Jonas
Team Jumbo-Visma 5:32
44
 CARAPAZ Richard
INEOS Grenadiers 5:33
55
 O’CONNOR Ben
AG2R Citroën Team 5:58
66
 KELDERMAN Wilco
BORA – hansgrohe 6:16
77
 LUTSENKO Alexey
Astana – Premier Tech 6:30
88
 MAS Enric
Movistar Team 7:11
99
 MARTIN Guillaume
Cofidis, Solutions Crédits 9:29
1010
 BILBAO Pello
Bahrain – Victorious 10:28

ポイント賞

RnkPrev▼▲RiderTeamPoints
11
 CAVENDISH Mark
Deceuninck – Quick Step221
22
 MATTHEWS Michael
Team BikeExchange162
33
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix142
44
 COLBRELLI Sonny
Bahrain – Victorious138
55
 ALAPHILIPPE Julian
Deceuninck – Quick Step131
66
 BOUHANNI Nacer
Team Arkéa Samsic113
77
 POGAČAR Tadej
UAE-Team Emirates102
88
 VAN AERT Wout
Team Jumbo-Visma98
9 
 POLITT Nils
BORA – hansgrohe70
1019▲9
 KÜNG Stefan
Groupama – FDJ64

明日はカブのスプリントが見られるかな。

山岳賞

RnkPrev▼▲RiderTeamPoints
11
 QUINTANA Nairo
Team Arkéa Samsic50
22
 VAN AERT Wout
Team Jumbo-Visma43
33
 WOODS Michael
Israel Start-Up Nation42
44
 POELS Wout
Bahrain – Victorious39
55
 MOLLEMA Bauke
Trek – Segafredo36
66
 ELISSONDE Kenny
Trek – Segafredo27
77
 POGAČAR Tadej
UAE-Team Emirates26
88
 O’CONNOR Ben
AG2R Citroën Team24
99
 HIGUITA Sergio
EF Education – Nippo22
1010
 ALAPHILIPPE Julian
Deceuninck – Quick Step20

ヤングライダー賞

RnkPrev▼▲RiderTeamTime
11
 POGAČAR Tadej
UAE-Team Emirates47:22:43
22
 VINGEGAARD Jonas
Team Jumbo-Visma5:32
33
 PARET-PEINTRE Aurélien
AG2R Citroën Team24:44
44
 GAUDU David
Groupama – FDJ30:51
55
 HIGUITA Sergio
EF Education – Nippo54:41
66
 DONOVAN Mark
Team DSM1:18:23
77
 MADOUAS Valentin
Groupama – FDJ1:24:57
811▲3
 VAN MOER Brent
Lotto Soudal1:29:48
99
 RUTSCH Jonas
EF Education – Nippo1:30:51
1010
 POWLESS Neilson
EF Education – Nippo1:33:25

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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