ツール第11ステージの速い段階で、Team Jumbo-Vismaのトニー・マルティンが道路下に転落してしまった。
トニー・マルティンと言えば、第1ステージで女性の看板に当たりケガをしたばかり。
レースの先頭付近で走ることが多く、スピードが出ているのでブロでも避けることが出来ない事故は多い。
復帰は未定
落車した瞬間の映像はなく、すでに道路下から這い出してくるトニー・マルティンの姿がとらえられた。
足からの出血がひどい。唇、腕、脚に関して縫ったようだ。溝に真っ逆さまに落ちたとき、いくつかの歯が緩んでいた可能性もある。
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指も縫っているのだろう。包帯が巻かれている。とてもグーサインを出せる状態ではないようだが。
t’s not my saison… ひどいクラッシュで ツール・ド・フランスを断念しなければなりません。
骨折はしていないが、唇、肘、膝を縫う必要があった。
でも、僕にとって最悪なのは、チームを離れることなんだ。私はチームを誇りに思っているし、残りのツール・ド・フランスでも多くの成功を祈っています💪🏻。
トニー・マルティンは、元世界選手権タイムトライヤルの4度のチャンピオン。Team Jumbo-Vismaに移籍してからは、アシストとしてチームの序盤から終盤近くまで先頭で引っ張る役割。
一人で3人分の働きをするトニー・マルティンを失うのはチームにとって大きな損失だ。プリモッシュ・ログリッチ、ロベルト・ヘーシンク(鎖骨骨折)に続いて3人目のリタイヤとなってしまった。
現在総合3位となったヨナス・ヴィンゲゴーをアシストするには人数が足りない。トニー・マルティンは、パリ~ニース第5ステージでも落車してレース出場が出来ていなかった。
なんとか、ツールに間に合った感じだったのに残念。
早くケガを治して、レースの先頭で走る姿をまた見せて貰いたい。
コメント
>骨折はしていないが、唇、肘、膝、鎖骨を縫う必要があった。
「鎖骨を縫う必要がある」状態を「骨折している」と言います。
糸の代わりに針金を使いますが…。
トニー・マルティンがインスタで書いていることを、そのまま訳してました。申し訳ありません<(_ _)>