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2023 ツール・ド・フランス第13ステージ ジュラの巨人を過去最速タイムで登頂したのは?

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Photo credit: Cédric JANODET on VisualHunt
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第13ステージのグラン・コロンビエを制したのはINEOS Grenadiersのミハウ・クフィアトコフスキ。

グラン・コロンビエ峠はジュラの巨人、もしくはジュラの屋根とも呼ばれている。ツール・ド・フランスでは過去5回登場している。

今回優勝したのは、ミハウ・クフィアトコフスキだけど、最速タイムで駆け上がったのはあの人だった。

 

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最速タイム更新

 

タディ・ポガチャルは、2020ツール・ド・フランスでも過去の記録を更新していた。だが、今回の記録は2分近く短縮。トップで登頂したミハウ・クフィアトコフスキを2分53秒も上回っている。

 

  • 2023  17.6km・7.1%  44:32 av 23.71km/h タディ・ポガチャル
  • 2023   47:25 av22.27km/h ミハウ・クフィアトコフスキ
  • 2020 46:24  av22.76km/h  タディ・ポガチャル
  • 2020 49:00 av21.67km/h  プリモッシュ・ログリッチ(ツール・ド・レン)
  • 2019   48:18 av   21.99km/h  ティボー・ピノ(ツール・ド・レン)
  • 2012 50:00 av21.24 km/h ティボー・ピノ

 

タディ・ポガチャルが、加速したのはゴール手前500mから。だが、そこからのスピードはヨナス・ヴィンゲコーを4秒も引き離すほどの爆速ぶり。

過去記録を2分も上回るということは、プロトン全体のレベルも上がっているし、タディ・ポガチャル本人も、更に進化を続けているということだ。

 

タディ・ポガチャルのコメント

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット

 

タディ・ポガチャルは、今回の走りについてどう思っているのだろうか。

 

今日はミハウ・クフィアトコフスキが素晴らしかったが、最終的には我々にとっても良い1日となり、多くのセコンドを獲得することができた。

ツールはまだ長く、この状況は我々にとって良いことだ。

 

本人は、ステージ優勝でのボーナスタイムを狙っていたのでは。それでも、追いつかないと思われた逃げ集団を捕まえたのは凄いことだ。

 

ヨナス・ヴィンゲゴー

 

先頭集団が優勝争いに加わっても気にしなかった。このステージは僕にはあまり合わなかった。チームは素晴らしい走りを見せてくれた。

これからもっと長い登りに直面することになる。その方が自分の資質に合っているし、どんどん良くなっていると感じている。

イエロージャージと今の調子には満足している。これから1週間、全力を尽くすつもりだ。それが総合優勝に十分かどうかは、パリでわかるだろう。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは、タイム差が17秒から9秒に縮まったことをあまり気にしていない発言をしているが、内心はどうなんだろうか。

続く第14ステージも山岳が続くが、ここでは下ってゴールとなる。あまり無理はしてほしくないコース設定だ。二人のタイム差が変わるのかはわからない。

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