2年連続で、世界タイムトライヤルチャンピオンに輝いたローハン・デニスが解雇された。
バーレーン・メリダは、ローハン・デニスとは2年契約になっていた。
だが、チームは9月13日に契約を解除。発表は世界選手権ロードにも出場するローハン・デニスの為に9月29日まで待っていた。
ツイッターでも、バーレーン・メリダのサイトでもとても簡潔に契約解除について書かれている。
ローハン・デニスの解雇
TEAM BAHRAIN MERIDA terminates contract with Rohan Dennis.
Full story: https://t.co/oURPLhCs4T
— Team Bahrain Merida (@Bahrain_Merida) September 29, 2019
代理人は、
バーレーン・メリダからデニス氏を解雇する意向の書簡を受け取った後、私たちはUCI仲裁委員会に、次の理由でチームに訴訟を提起する意思があることを通知しました。
- 自営業協定の誤った終了
- 契約違反
- デニスの健康と評判へのダメージ
タイムトライヤルでは、BMCのマークを隠して乗っていたローハン・デニス。
ヘルメットもチームスポンサーのルディプロジェクトではなくてカスク。
そして、世界選のロードレースではBMCのマークを隠すことなく真っ赤なBMCに乗ってレースを行った。
まあ、やけっぱちでしょうね。チームと和解する気があるのならば、スポンサー機材以外を使うことはないはずですからね。
すでに、
- Trek – Segafredo
- CCC Team
- Team INEOS
などが、話を持ち掛けているらしい。
CCCとは金銭的な折り合いがつかないらしいが、Team INEOSならばタイムトライヤルマシンも3Dパットでバーも作って貰えるはずだから満足するのでは。
バーレーン・メリダでは手作りのバットでしたからね。
まあ、どうなるかわかりませんが。
He defends his WORLD TITLE! 🌈
Just look what it means to Rohan Dennis 🇦🇺 and his family! #Yorkshire2019 pic.twitter.com/fpeKetcUKO
— UCI (@UCI_cycling) September 25, 2019
タイムトライヤルのゴール後に、TEAM DENNISと書かれた奥さんの帽子が気になっていた。
まさか、一人で次の世界選手権を狙えるはずはないので、どこかのチームに入るだろう。だが、彼を満足させるマシンや機材でないと同じ問題を抱えるかもしれない。
どうなるんでしょうねえ~
ローハン・デニスは、事件が結論に達するまで一切のコメントをしないことになっている。
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