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マチュー・ファンデルプールが2019世界選手権ロードで突然遅れたのは何故?

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Photo Yuzuru Snada
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大雨のために285kmから261kmに距離が短縮。

さらに、前半の山岳は3か所から1か所へと減り、ハローゲートの周回コースが7周回から9周回に伸びた。

少しでも、距離が短縮されたのは選手には朗報だったが、やはり雨のレースは厳しい。

マチュー・ファンデルプールは、残り31kmからアタックして先頭に追いつき5人の先頭集団を形成。

残り1周を越えた時点で、これはマチュー・ファンデルプールとマッテオ・トレンティンの一騎打ちになるのかと思って見てましたが。

まさかのファンデルプールのバックアタック!

何故、彼が遅れたのかインタビューと選手の声から探ってみよう。

 

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コース変更でも、悪天候は厳しかった

https://twitter.com/laflammerouge16

変更されたコースマップ

 

前半は、逃げもあり周回コースに入るまでは落車も沢山あったが、ほとんどの選手が残っていた。

ハローゲートの周回コースに入ると、落車が発生。

 

右がジルベール・真ん中がレムコ

 

フィリップ・ジルベールも落車してしまい、レムコ・エヴェネプールに引いて貰って集団復帰を試みるが追いつかない。

レムコもフィリップ・ジルベールと共にレースを去ってしまう。

 

残り31kmでアタック

周回に入ってアタックで抜け出す選手はいるが、大きなタイム差は広がらない。

これは、最後はスプリントになるのかなあと思って見ていると。

残り31kmでマチュー・ファンデルプールがアタック!

前を走っていた

  • ジャンニ・モスコン(イタリア・Team INEOS)
  • マッズ・ピーダスン(デンマーク・Trek – Segafredo)
  • シュテファン・キュング(スイス・Groupama – FDJ)

3人に、マッテオ・トレンティンを引きつれて追いつく。

 

 

追いついて、マチュー・ファンデルプールが前を引くと一気に、後続とのタイム差が広がっていく。

マチュー・ファンデルプールは、好調で最終周回に入る前の登りでも先頭で引きまくる。

 

 

この逃げは決まったかなあ、と思われたのはタイム差が全く縮まらなかったため。後続はベルギーチームの為にイヴ・ランパールトが懸命に引く。

イヴ・ランパールトが力つきるとタイムが縮まることは二度となかった。

最終周回に入って5人のうち、ジャンニ・モスコンは登りで遅れることは前の周回の遅れでもわかっていた。そうなると勝負は4人になるかと思われていた時。

急に、マチュー・ファンデルプールが遅れ出す。メカトラかと思われるほど急激に走れなくなった。

まさに、エーッ という瞬間だった。

 

 

もう、全く力が入らないといった感じでハンガーノックかと思われる失速。

後続の集団にも力なく、遅れてしまう。

 

寒さ対策は万全だったのか?

Photo uci_cycling

 

タート前のマチュー・ファンデルプールの様子だが、キャップもかぶっている。

気になったのが、彼が着ていたウインドブレーカー。周回に入る前に食料を口にしている場面がカメラに写ったのだが、グレーのウインドブレーカーは身体にフィットしてなくて膨らんで見えた。

空気抵抗が多そうで凄く気になった。

そして、周回に入り彼がアタックする時には、すでにウインドブレーカーを脱いでいるのが確認出来る。

これについて、チームメイトのマイク・テウニッセンがゴール後に語っている推測が正しいかもしれない。

 

マチューと周回で話をした時に、彼は寒いと言っていた。彼は雨具を早めに脱いだと言っていたんだ。

と語っている。

いつでもアタックをかけれるように、空気抵抗の悪いウインドブレーカーを脱いでいた。

そのために、身体が冷えてしまったのではないか?

ゴール手前4キロくらいから、元の調子に戻ったと語っていることからもハンガーノックだけが原因ではなかったようだ。

ハンガーノックになったことがある人はわかるだろうけれども、一度ハンガーノックになると全く力が入らなくなる。

もう一つ考えられるのは、雨の中で6時間も走ったことがない、ということだ。

シクロクロスでは1時間なので耐えられるだろう。

だが、ゴールまで6時間40分の間大雨の中を走っているのだから、食べても冷えるのは当然ではないか。

気温は12度で、一時10度くらいまで下がったとも言われており、雨の中では体感温度はもっと下がっていたはずだ。

普通よりもエネルギーを消費するので、食べる量も足らなかったというのもあるだろう。これも雨の中の長距離ロードレースした経験がなかったのも一因だと思う。

出来たら身体にフィットしたゴアテックスのウインドブレーカーを、最後まで着ていれば遅れることもなかったかもしれない。

 

来年の世界選のコースはマチュー・ファンデルプールに向いているかどうかは、わからないが再度チャレンジして栄光をつかむ姿を見てみたい。

 

 

こちらは、世界選手権エリート男子ハイライト

 

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