2022 ドイツツアー第1ステージ　復活の勝利か～!

プロローグではINEOS Grenadiersのフィリッポ・ガンナがトッブを獲得。

タイム差も少ないので、ドイツツアーは今日から始まると言った感じか。このステージは登りもあるけど、ギリギリでスプリンターが残れそうな感じ。

最後のゴールをトップで駆け抜けるのは誰だ。

 

第1ステージ　ヴァイマール～マイニンゲン　171.7km

 

ゴール手前31.5kmで一度フニッシュラインを通過。ここにはスプリントポイントも設定してある。

最後の登りボーナスポイントからゴールまでは、約19kmあるのでスプリンターも帰ってこれるのでは。

 

1. スプリントポイント　Rudolstadt
2. 1級山岳　オーバーヴァイスバッハブルク 6.2km・5.9%
3. 2級山岳　Masserberg　5.2km・4.1%
4. 2級山岳　キューンドルフ　2.9km・3.9%
5. スプリントポイント　Meiningen
6. ボーナスポイント    Dreissigacker
   

 

このステージで注目されるライダーは

 

スタート前

フィリッポ・ガンナがリーダージャージ。ただ、リードはわずか2秒だ。

 

3人の逃げ

最初は4人が逃げていたが3人に減った。

1. DUCKERT Roman(Team Dauner | Akkon)
2. GEßNER Jakob(Team Lotto – Kern Haus)
3. STOCKMAN Michiel(Saris Rouvy Sauerland Team)

 

1級山岳　オーバーヴァイスバッハブルク 6.2km・5.9%

山岳ポイント通過。

1. GEßNER Jakob(Team Lotto – Kern Haus)　5ポイント
2. DUCKERT Roman(Team Dauner | Akkon)　3ポイント
3. STOCKMAN Michiel(Saris Rouvy Sauerland Team)　1ポイント

 

2級山岳　Masserberg　5.2km・4.1%

逃げのメンバーが、山岳ポイント通過。

1. GEßNER Jakob(Team Lotto – Kern Haus)　3ポイント
2. DUCKERT Roman(Team Dauner | Akkon)　2ポイント
3. STOCKMAN Michiel(Saris Rouvy Sauerland Team)　1ポイント

 

集団牽引はエガン・ベルナル!

 

ガンナはベルナルが引いてるよとカメラにアピール。

 

ベルナル固定で引いている。アシストモード全開だ。

 

先頭から切れたライダーをエガン・ベルナルが抜いていく。

 

INEOS Grenadiersは、集団先頭で補給中。

 

ニルス・ボリッツは、補給とボトル運び。3秒遅れの総合3位。昨年の総合優勝者だ。

 

ベルナルの集団牽引が続く。残り66.6kmでタイム差3分10秒と開いていく。

 

エガン・ベルナルは3対1で戦っている訳だけど、タイム差が3分57秒と更に開く。まだ、力は戻っていないのか。

 

残り50.4kmで4分5秒。そろそろベルナルの限界がくるか。

 

ようやくベルナルに援軍が。Trek-Segafredoのアマヌエル・ゲブレイグザブハイアーだ。

 

集団牽引にEF Education-EasyPostも加わる。タイム差は3分33秒に。

 

2級山岳　キューンドルフ　2.9km・3.9%

先頭は2級山岳に。

 

2分40秒差で通過。

1. GEßNER Jakob(Team Lotto – Kern Haus)　3ポイント
2. DUCKERT Roman(Team Dauner | Akkon)　2ポイント
3. STOCKMAN Michiel(Saris Rouvy Sauerland Team)　1ポイント

 

ベルナルは集団後方に下がる。

 

スプリントポイント　Meiningen

先頭がスプリントポイントを通過。

1. STOCKMAN Michiel(Saris Rouvy Sauerland Team)　　3ポイント
2. GEßNER Jakob(Team Lotto – Kern Haus)　2ポイント
3. DUCKERT Roman(Team Dauner | Akkon)　1ポイント

 

 

集団もスプリントポイントを通過。

 

エガン・ベルナルは仕事終了。

 

十二分にチームに貢献している。

 

先頭から、DUCKERT Roman(Team Dauner | Akkon)がアタック!

 

EF Education-EasyPostのルーベン・ゲレイロがメカトラだ。

 

先頭は単独に。20歳のドイツの若者だ。

 

ボーナスポイント    Dreissigacker

先頭がボーナスポイント通過。

 

あ～、ファビオ・ヤコブセンは切れてしまった。欧州チャンピオンジャージでの勝利はお預けだ。

 

先頭とは43秒。

 

ここでニルス・ボリッツがアタック!

 

カウンターアタックでフィリッポ・ガンナがアタックだ。逃げていた二人を抜いていく。

 

ガンナが独走するか。

 

いや、逃げれない。

 

ガンナでも引き離せない。

 

ガンナの反乱は終了だ。

 

残り12.8km。先頭が捕まる。

 

残り9.5km。先頭はIntermarché – Wanty – Gobert Matériaux。

 

残り6.4km。集団はスプリントに向かう。

 

残り4.4km。グレッグ・ファンアーヴェルマートがアタックをかける。

 

まあ、逃げして貰えるわけがない。

 

残り2.4km。カレブ・ユアンはロジャー・クルーゲに引かれて残っている。

 

残り1.7km。Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux先頭。

 

Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxは2人でアレクサンダー・クリストフを引いている。カレブ・ユアンは、レイナルト・ヤンセファンレンズバーグに引かれている。

 

さあ、ゴール前だ。先頭はLotto Soudalのレイナルト・ヤンセファンレンズバーグ。

 

レイナルト・ヤンセファンレンズバーグが先頭から外れる。

 

Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxのバルバーシュ・ペアークが先頭に。

 

 

さあ、アレクサンダー・クリストフが発射!

 

カレブ・ユアンが後ろにいる!

 

Bahrain Victoriousのジョナサン・ミランが追い込んでくる。

 

ジョナサン・ミラン先頭だ。

 

カレブ・ユアンが前に出た!

 

    

カレブ・ユアン先頭だ。

 

でた～!

カレブ・ユアンの久々のガッツボーズだ～。ユアンの勝利は遠かった。ツアー・オブ・ターキー第6ステージ以来の今シーズン6勝目となった。

カレブ・ユアンは今年は波に乗れない。

 

ジロでは第1ステージから不運に見舞われる。

 

ツールでも不遇は続く。チームの低迷に繋がっていた。

 

カレブ・ユアンは世界選手権の代表選考から漏れている。地元の大会で勝利を狙っていただけに残念だっただろう。

 

この勝利から、再び好調を維持して貰いたい。

 

 

リザルト

第1ステージ　リザルト

カレブ・ユアンのコメント(公式サイトより)

厳しい登り坂もあり、決して楽なステージではなかったが、チームが完璧に僕を守り、理想的な位置でフィニッシュすることができた。

長い間勝利がなかったのに、ここで終われてうれしい。このステージの勝利は、不運の連続だったこの時期には、とても甘い味わいだ。私は自分を信じ続け、チームは私を支え続けた。また優勝できて、チームにドイツツアーの優勝をプレゼントできて幸せだ。

ハンブルクで転倒してしまったので、中々それを見せることができなかったんだ。今日は坂の多い選択的なステージだったが、また登れるようになったので、簡単についていけるようになった。

坂の多いコースのため、最終ステージは混沌としていたが、チームメイトが完璧に仕上げてくれた。彼らはプロトンをまとめ、最後はスプリントになるようにお膳立てしてくれた。

このような下りのフィニッシュはタイミングが難しいことが多いが、完璧に落とされていたので、好きなタイミングでスプリントを開始することができた。

追いつかれたときは少し厄介だったが、隙間を見つけてゴールまでスプリントを続けることができた。この勝利は本当に嬉しい。

総合

フィリッポ・ガンナがリーダージャージを維持した。

ポイント賞

山岳賞

新人賞