オーストラリアのサイクリング界のスター、カレブ・ユアンは、コースプロファイルを好まないものの、地元で開催される世界選手権に集中する予定だ。
カレブ・ユアンは、ロットに加入してから、過去3年間のチーム47勝のうち23勝を占めている。ただ、昨年はツールでの落車によりシーズン6勝となってしまった。
これによりチームはポイント数でピンチなのだけど。
地元での世界王者を
This was our media day at training camp! 📹🎙️
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— Lotto Soudal (@Lotto_Soudal) January 16, 2022
ロットのチームリーダーは、9月18日から25日までウロンゴンで開催される世界選手権で最も注目される選手の一人だ。
シドニーの南西に位置するモスベールは、彼が育ち、サイクリングへの情熱を育んだ場所。
ウロンゴン世界選手権での男子エリートロードは、ユアンにとって大きな目標だが、彼はコースについて知られていることに失望していることを隠していない。
昨年末にコースプロフィールの一部が公開されたが、明らかにスプリンターのためのコースではない。
ユアンは、大会主催者がコースを設計する際に、彼を念頭に置くべきだったか、あるいは彼の意見を求めるべきだったか、という質問に対して不安げな表情を浮かべた。
もし、私が主催者に意見を言って、主催者が私の意見を聞いていたら、このようなコースにはなっていなかっただろう。
オーストラリアでレースをしていて、勝てるオーストラリア人がいるとしたら、そのオーストラリア人に合ったコースにするのが賢いやり方だろう。(でも）それが本当にオーストラリアのやり方だとは思わない。
UCIがスプリントを望んだという話は聞いたことがある。だが、ウロンゴンはスプリントを望まなかった。オーストラリア人に合うコースだからだ。
カレブ・ユアンが登りスプリントも得意なのは、これまでのレースでも物語っている。
ユアンは登りで力をつけてきていると感じており、ウロンゴンではまだ大きな脅威となりうることも考えられる。
ただ、何度も急こう配を上がれるかというと難しいかもしれない。どこまで、カレブ・ユアンが先頭に残れるだろうか。
しかし、最後まで残れば勝機は間違いなくある。
カレブ・ユアンのスケジュール
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2月1日 サウジツアー
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2月20日 UAE ツアー
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3月7日 ティレーノ〜アドリアティコ
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3月19日 ミラノ～サンレモ
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3月23日 オキシクリーンクラシックブルージュ-デパンネ
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3月27日 ヘント〜ウェヴェルヘム
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5月6日 ジロ・デ・イタリア
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7月1日 ツール・ド・フランス
ユアンは、8月7日にバーミンガムで開催されるコモンウェルスゲームのレースにも参加する可能性があることを明らかにしている。
彼は忙しいシーズンを送ることになり、3月19日のミラノ～サンレモではモニュメントの制覇も狙っている。
2018年にはヴィンチェンツォ・ニバリについで集団の頭で2位。更に、2021年も2位だ。
そして5月のジロ・デ・イタリアと7月のツール・ド・フランスでは、さらなるステージ優勝を目指す。
ユアンは昨年、3つのグランツールすべてでステージ優勝するという偉業を目指していたが、ツール・ド・フランスの序盤で落車し、その偉業は打ち砕かれた。
その後、ひどく骨折した鎖骨の修復手術から長期間の回復を余儀なくされ、ブエルタの出場はかなわなかった。
ユアンはジロ、ツール、そしてブエルタ・ア・エスパーニャでのステージ優勝を目指して再びシーズンをスタートさせることに疑問を持っているが、それはまだ夢であることを認めている。
それは本当にシーズンに大きなストレスを与える…（しかし）それはまだ私のキャリアでやってみたいことだ。
落車さえなければ、ブエルタも出場する可能性はあるのではないかな。いや、是非出場して全てのグランドツアーで同一年に勝利するライダーとなって貰いたい。
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