モナコでスポーツの祭典BEKING Back to Bike Monaco 2022が行われた。
目玉は、プロ選手が競うモナコBekingクリテリウムだ。
モナコBekingクリテリウム
最初のイベントは、プロとアマチュアが組んでのチームタイムトライヤル。プロ2人とプリンセスシャーリーンまたはモナコ財団から招待された1人のアスリート、2人のアマチュアの計5人がチームとなる。
上記は優勝したLotto Soudalのフィリップ・ジルベールのチーム。1秒差の勝利だった。
結果は
- フィリップ・ジルベール(Lotto Soudal)・クレモン・シャンプッサン(AG2R Citroën Team)
- マテイ・モホリッチ(Bahrain Victorious)・ロバート・スタナード(Alpecin-Deceuninck)
- サガン(TotalEnergies)・マッティオ・モスケッテイ(Trek-Segafredo)
子供と走るイベントもあって、上記はプリモッシュ・ログリッチ。
午後は、注目のプロのクリテリウムレース。先頭には、引退したフィリップ・ジルベール、ダビデ・レベリン、そして、タデイ・ポガチャルの姿も見られる。
スタートはまとまって1周ほど。先頭には、サガン、タデイ・ポガチャル、マッテオ・トレンティン、マイケル・マシューズの姿も。コースは、モナコのF1も走るコースを40周。
最初の逃げには、6人くらいが乗っていた。カレブ・ユアンが先頭を走る。
- カレブ・ユアン Lotto Soudal
- ルーク・ロウ INEOS Grenadiers
- マテイ・モホリッチ Bahrain Victorious
- Victor Langellotti (Burgos-BH)
当然、逃げを追うのはタデイ・ポガチャルをエースとするUAE Team Emiratesのメンバー。
- マッテオ・トレンティン
- タデイ・ポガチャル
- ダヴィテ・フォルモロ
- オリヴィエロ・トロイア
- アレッサンドロ・コーヴィ
タデイ・ポガチャルも逃げに追いついて、マテイ・モホリッチと共に二人で前に。
先頭を追うは、Lotto Soudalのフィリップ・ジルベール。後ろは、マイケル・マシューズ、サガンと続く。
逃げは、マテイ・モホリッチとタデイ・ポガチャルだけに。後方はTotalEnergiesのニコロ・ボニファツィオがサガンの為に先頭で追う。
タデイ・ポガチャルとマテイ・モホリッチは吸収。INEOS Grenadiersはエリア・ヴィヴィアーニで、BORA-hansgroheはサム・ベネットでスプリントを狙うパターンか。
おっと、ここでフィリップ・ジルベールがアタック!
フィリップ・ジルベールは捕まって、今度はマテイ・モホリッチが仕掛けている。
最後は、またもフィリップ・ジルベールがアタック!
フィリップ・ジルベールが逃げ切って勝利!
結果は
- フィリップ・ジルベール Lotto Soudal
- マイケル・マシューズ Team BikeExchange – Jayco
- タデイ・ポガチャル UAE Team Emirates
マテイ・モホリッチは、敢闘賞獲得で表彰台に。
優勝したフィリップ・ジルベールは、
「本当にうれしい。私は両方のレースに勝った。プロアマでは、2位との差はわずか1秒で、プロレースでの優勝も簡単ではなかった。参加者の分野のレベルは非常に高かった。
チャンピオンたちと一緒にチャリティーイベントに参加するのは楽しかった。13年間住んでいた場所で、このように私のキャリアを終えることができて、とてもうれしい。」
と語っている。
BEKINGは募金活動で選択した慈善団体を支援しており、2022年は、Fondation Princesse Charléne De Monaco と Fight Aids Monaco を支援することになっている。
コメント
ガチレースではなかったのかな。ジルベールに花を持たせた感じの結果になりましたね。
シクロクロスレース記事も面白いですが、やはりロードレース記事が一番おもしろいです(^^)
昨年から始まったお祭りみないなイベントですね。モナコには、多くのライダーが住んでいるのでオフでも集まりやすい。
F1が走るモナコグランプリも開催されているので自転車も道路許可が降りやすいのかもしれませんね。
ロードレースまでは、あと50日くらいでしょうか。ようやくサントスツアーダウンアンダーが開催されるので楽しみですね!