ルクセンブルクのサイクリストが途方もない記録を達成した。
ラルフ・ディスコービス(Ralph Diseviscourt)44歳は、24時間で915.39 kmという大記録を達成!
凄まじいスピードでav38.1km/hで走り抜けており、24時間走る間に次々とこれまでの記録を塗り替えている。
24時間走りっぱなし
場所はルクセンブルクのヴィアンデン湖周辺。完全フラットでとても綺麗なコース。普段走って良いとこなのか、どうかはわからない。
Stravaを見ても、まったくセグメントがない。普通こんなに綺麗なタイムトラヤルコースだったら、みんなタイム計測につかいそうな感じなんですけどねえ~。
破られていった記録は、
- 100 km 2時間19分
- 100マイル3時間47分2秒
- 200 kmを4時間44分30秒
- 500マイルを21時間1分44秒
- 24時間で915.39 km
24時間夜中も走り続けて915.39kmですからねえ~。これまでの記録は、2018年にオーストラリアのMich Andersonによって作られた894.35キロ。
約21kmも更新したことになる。
Ralph Diseviscourt
それにしてもはえ~。
ラルフ・ディスコービスは、27歳で自転車を始めたというのだから超遅い。どこかのチームと契約して走っていたプロ選手ではないが、ロードレースにも出場。
国内外で何度も優勝している。
最高の成績は、
2014年で全国大会への出場記録はなくなっているが、それまで選手権ロードもTTも10位以内に顔を出している凄い選手だ。
彼は極端に長いレースに強い選手。ウルトラバイクマラソン、イタリア横断、フランス横断、Race Across Americaなども走っている。
Race Across Americaなんて、4,935kmを9日間、12時間33分で走り抜けて2位。
長い距離も得意だが、24時間走りっぱなしで900kmも走るとは凄過ぎる。スピードが衰えないのが凄い。しかも44歳ですからねえ~。
この記録を抜くことは難しいのでは。抜くならば、このコースくらい走りやすいコースが必要でしょう。
ルクセンブルクだから、ボブ・ユンゲルスくらい?
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