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2024 ツール・ド・フランス第4ステージ レムコ・エヴェネプールは何故追いつかなかったのか?

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Photo credit: muneaki on VisualHunt
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UAE Team Emiratesの破壊活動は成功した。ニルス・ポリッツ、ティム・ウェレンス、マルク・ソレル、パヴェル・シヴァコフ、アダム・イェーツが先頭集団を絞り込む。

最後は、ガリビエ峠で全開アタックをタデイ・ポガチャルを決めた。ヨナス・ヴィンゲゴーに続いて、レムコ・エヴェネプールもガリビエ峠を越える。

ヨナス・ヴィンゲゴーは7秒差、レムコは13秒差で下り始めた。通常ならば、ゴールまでの下りで追いつくと思われたが。

 

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下りでの走り

 

タデイ・ポガチャルがガリビエ峠を通過した時に、ヨナス・ヴィンゲゴーとレムコ・エヴェネプールの差は6秒。

通常ならば、世界最高のタイムトライヤル能力があれば追いつくと思うのが普通だ。現に下り初めたヨナス・ヴィンゲゴーの後ろ30mくらいまでレムコ・エヴェネプールは追いついていた。

だが、カメラが切り替わると、レムコは何故か途中3番手から追走集団の最後尾に。この理由について、インタビューで答えている。

 

 

世界最高の選手に次いで2位でフィニッシュすることは、常にポジティブなことだ。僕らの戦略やレース展開に文句を言うことは何もない。僕らにとってはいい一日だった。

 

ガリビエでポガチャルのアタックについて行こうとしてましたね。

2000mを超えると、テンポのあるアタックに答えるのが難しくなる。タデイのアタックはとても堅実だった。それでも彼についていこうとしたけど、僕のレベルより少し上だった。

頂上にはボーナスがあると分かっていたので、そこでできるだけ早く行こうとした。

 

下りでは何故か、3番手から最後尾に遅れてましたね。

それからずっと下まで行ったが、あの氷水は少し怖かった。下りで濡れたコーナーがいくつかあった。何度か滑った。正直に言うと、転びそうになった。そうやって自信をなくしたし、追っ手も戻ってきた。

全体的にはいい感じだった。2位争いのスプリントでも勝つことができた。それは良かった。満足できる。

 

クリテリウム・デュ・ドーフィネでは、上り坂で遅れてましたが、このツールでは今のところその兆候はほとんどありませんね。

最初の4ステージはすぐに重要なステージだからね。調子はいいが、まだ100%ではない。

しかし、私にとってもチームにとっても良いスタートが切れたと言える。これからはさらに上を目指して、さらに良い脚を期待している。

たとえば7日目の最初のタイムトライアル。目標はやはりGC5位以内とステージ優勝だ。でも、ツールの後半で表彰台に近づくことができれば、それを狙っていく。調子は良いが、ツールはまだ長い。

 

カメラは先頭のタデイ・ポガチャルとヨナス・ヴィンゲゴーについており、レムコが滑りかけた映像などはない。頂上からの下りでは濡れている部分もあり滑りやすかった。しかし、ガリビエ峠からの下りでゴールとは非常に危険。

登りゴールで決着をつけろとは言わないけれど、選手に無理はさせないで貰いたい。

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