2024年、ツール・ド・フランスはイタリアでスタートする。一年で最大の自転車レースが隣国でスタートするのは初めてのことだ。
トスカーナ州のフィレンツェは、2024年6月29日にツール・ド・フランスのグランデパールとなる。
主催者であるASOは、ツール2024の最初の3ステージも発表した。すでに最終ステージもイタリアとなることは知られている。パリオリンピックをさけるためだ。
第1ステージ フィレンツェ～リミニ 205km
😍 Here are the first 3 stages of the #TDF2024 and its Grand Départ from Florence!
😍 Voici les 3 premières étapes du #TDF2024 avec un Grand Départ depuis Florence ! pic.twitter.com/NAp6KFspmG
— Tour de France™ (@LeTour) December 21, 2022
上記ツイートを見ると、までジロ・デ・イタリアが始まるような感じにも見える。イタリアの自転車ファンにとったら、ジロも見れてツールも見れて最高でしょうね。
第1ステージ Image credit: aso
第1ステージは、フィレンツェから海岸沿いのリゾート地のリミニまでのステージ。
フィレンツェとリミニの間には7つの登りがあり、合計で3,800mの登りとなる。初日からスプリンターには厳しいコースだ。最後山岳ポイントからゴールまでは、25kmあるがスプリンターが帰ってくることは難しい。
初日から、マイヨジョーヌを巡った激しい戦いとなりそうだ。
第2ステージ チェゼナーティコ～ボローニャ 200km
第2ステージ Image credit: aso
2日目にようやくスプリンターの出番となるだろうか。前半こそ平坦だけど、後半の4連続の山岳ポイントは、距離は短いけれども勾配は10%を越える場面もあり、スプリンターには厳しい。
登れるスプリンターでないとゴールには絡めないだろう。
第3ステージ ピアチェンツァ～トリノ 225km
第3ステージ Image credit: aso
イタリア最終日でようやくスプリンターステージだ。225kmと長いけれども、逃げはゴールまで達することはないだろう。
各チーム共に、スプリンターのためにゴールを狙うのは間違いない。
初日にマイヨジョーヌを獲得すると、フランスに帰る4日目までは着用出来そうな感じだ。このコースを見て各チーム共に研究を始めるでしょうね。
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