ヨーロッパ選手権ロード。European Continental Championships ME – Road Race(CC)
1995年から選手権は開催されているが、エリートロードは2016年から始まっている。
過去の優勝者
- 2023 クリストフ・ラポルト
- 2022 ファビオ・ヤコブセン
- 2021 ソンニ・コルブレッリ
- 2020 ジャコモ・ニッツォーロ
- 2019 エリア・ヴィヴィアーニ
- 2018 マッテオ・トレンティン
- 2017 アレクサンダー・クリストフ
- 2016 ペーター・サガン
- ヒュースデン・ゾルダー~ハッセルト 220km
- スタート
- 5人の逃げ
- 残り3周
- 残り2周
- 残り1周
- 石畳 Manshoven (1.3 km)
- 石畳 Op de Kriezel (1.55 km)
- 山岳 Kolmontberg (0.6 km à 4.5%)
- 石畳 Manshoven (1.3 km)
- 石畳 Op de Kriezel (1.55 km)
- 山岳 Kolmontberg (0.6 km à 4.5%)
- 山岳 Zammelenberg (0.7 km à 4.2%)
- 石畳 Manshoven (1.3 km)
- 石畳 Op de Kriezel (1.55 km)
- 山岳 Zammelenberg (0.7 km à 4.2%)
- 石畳 Printhagendreef (0.5 km)
- 残り1周
- リザルト
ヒュースデン・ゾルダー~ハッセルト 220km

コースマップ photo limburg2024
ヒュースデン・ゾルダーからスタートし4周回。その後、リンブルグサーキットが3周回。ここで逃げが決まらなければ、ゴールスプリントとなる。

コースプロフィール photo limburg2024
- 残り4周
- 残り3周
- 残り2周
- 残り1周
- 石畳 Printhagendreef (0.5 km)
- 石畳 Manshoven (1.3 km)
- 石畳 Op de Kriezel (1.55 km)
- 山岳 Kolmontberg (0.6 km à 4.5%)
- 山岳 Zammelenberg (0.7 km à 4.2%)
- 石畳 Manshoven (1.3 km)
- 石畳 Op de Kriezel (1.55 km)
- 山岳 Kolmontberg (0.6 km à 4.5%)
- 山岳 Zammelenberg (0.7 km à 4.2%)
- 石畳 Manshoven (1.3 km)
- 石畳 Op de Kriezel (1.55 km)
- 山岳 Kolmontberg (0.6 km à 4.5%)
- 山岳 Zammelenberg (0.7 km à 4.2%)
- 石畳 Printhagendreef (0.5 km)
注目のライダーは
- オランダ マチュー・ファンデルプール、オラフ・コーイ
- ベルギー ジャスパー・フィリップセン、ティム・メルリエ
- デンマーク マッズ・ピーダスン
- フランス クリストフ・ラポルト、アルノー・デマール
- イタリア ジョナサン・ミラン、マッテオ・トレンティン
- ノルウェー ソーレン・ヴァーレンショルト、アレクサンダー・クリストフ
スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
ニュートラルスタート。

オフィシャルスタート。

残り215km。まだ、逃げも出来ない。

残り211km。少し集団の前に出てきた。
5人の逃げ

5人が逃げに成功だ。
- マティス・ルベール フランスArkéa – B&B Hotels
- ニルス・ブルン スイスTudor Pro Cycling Team
- ヨナス・ルッチ ドイツEF Education-EasyPost
- イヴォ・オリヴェイラ ポルトガルUAE Team Emirates
- フェリックス・リッツィンガー オーストリア

集団はオランダが引く。マチュー・ファンデルプールもアルカンシエルを着用して前方で走っている。
残り3周

最初のサーキットの残り3周。どうも狭いハンドルバーが気になる。

集団はフランスのレミ・カヴァニャが引いている。だから、先頭にいるマティス・ルベールは、先頭交代に入っていない。
残り2周

タイム差は42秒。

フランスは、手前のクリストフ・ラポルトか、アルノー・デマールがスプリントを狙う。
残り1周

これで一旦サーキットから離れる。

オーストリアのフェリックス・リッツィンガーは、幅の狭いハンドルを使っている。
2024 ヘイストス・ペイルでヤン・ウィレム・ファン・チップが失格となった日に、ツール・マロポルスカで勝利している。
石畳 Manshoven (1.3 km)

先頭は石畳に。

残り120.9kmで32秒差に。
石畳 Op de Kriezel (1.55 km)

先頭は25秒差。

先頭からオーストリアのフェリックス・リッツィンガーが切れた。

集団から二人が追走に。
- マッズ・マウロ・シュミット デンマークIsrael – Premier Tech
- アーサー・クルッカーズ ルクセンブルクTudor Pro Cycling Team

おおっ、マチュー・ファンデルプールが動いた。

さあ、追走が追いついた。

追走は、マチュー・ファンデルプールが引き連れている。

先頭にいた誰かが、パンクしている。オーストリアの誰か。

マチュー・ファンデルプールのグループには、マッズ・ピーダスンもいる。これは強力。是非、逃げ続けて貰いたい。

あ~、ダメだ。先頭共々集団に追い付かれてしまった。
山岳 Kolmontberg (0.6 km à 4.5%)

新たな逃げは出来るのか。

集団から抜け出しつつある。だが、少しして集団がつながる。

4人が少し前に。決まるか?

4人は捕まる。このまま逃げは出来ないのか。
石畳 Manshoven (1.3 km)

この短い石畳では抜け出すことは出来ない。

マチュー・ファンデルプールが3番手に上がってきた。

マチュー・ファンデルプールがアタックだ。

マチュー・ファンデルプールが先頭に。

さあ、逃げが作れるか。

あ~、ダメだ。マチュー・ファンデルプールは足を止めている。
石畳 Op de Kriezel (1.55 km)

ここは1.5kmの石畳。

フランスのユーゴ・パージがアタック。

またも、マチュー・ファンデルプールが仕掛ける。

3人で抜け出しそう。

マッテオ・トレンティンと共に少し抜け出した。もう一人はミッケル・ビョーグだ。

残り85.1kmで20秒離れた。

タイム差は開かない。
- マチュー・ファンデルプール オランダAlpecin-Deceuninck
- マッテオ・トレンティン イタリアTudor Pro Cycling Team
- ミッケル・ビョーグ デンマーク UAE Team Emirates

カスパー・アスグリーンが集団先頭に。

集団は割れている。

マチュー・ファンデルプールは追走に追い付かれる。
山岳 Kolmontberg (0.6 km à 4.5%)

先頭は23人に。
山岳 Zammelenberg (0.7 km à 4.2%)

今度はオランダのマイク・テウニッセンが攻める。

強力な3人の逃げに。
- マイク・テウニッセン オランダ Intermarché – Wanty
- マッズ・ピーダスン デンマーク Lidl – Trek
- マッテオ・トレンティン イタリア Tudor Pro Cycling Team

マチュー・ファンデルプールが追いついた。

マチュー・ファンデルプールは足を止める。

ルイ・オリヴェイラが抜け出したが、オランダのダニー・ファンポッペルが先頭交代してくれない。

ルイ・オリヴェイラは足を止める。

マッズ・ピーダスンは逃げたがっていて前を引く。

今度はデンマークのカスパー・アスグリーンが引く。

マチュー・ファンデルプールは先頭グループにいる。オランダは、パスカル・エーンクホーン、ダニー・ファンポッペル、マイク・テウニッセンと4人。

集団が10秒まで迫ってくるとマッズ・ピーダスンは抵抗する。
石畳 Manshoven (1.3 km)

集団は一つになっている。

マチュー・ファンデルプールは5番手に上がってくる。

マチュー・ファンデルプールは後ろを確認中。
石畳 Op de Kriezel (1.55 km)

残り55.6km。スプリントは避けようがないのか。

マッズ・ピーダスンはどうしても逃げたい。

これはメンバーがいいだけに逃げれそうもない。ダニー・ファンポッペル、クリストフ・ラポルト、マッズ・ピーダスン、マチュー・ファンデルプール、ヨナス・ルッチ、アーサー・クルッカーズ。

12秒離れた。

22秒までタイム差が開く。
山岳 Zammelenberg (0.7 km à 4.2%)

残り40.8kmで17秒差。

残り36.7km。集団と27秒差。

残り32.8km。集団はイタリア、ベルギーが引いている。

マッズ・ピーダスン、マチュー・ファンデルプール、クリストフ・ラポルトといても逃げ切れない。

かなり派手に落車。一回転していた。
石畳 Printhagendreef (0.5 km)

これが最後の石畳だ。

7秒差に。

残り25kmでマチュー・ファンデルプールは捕まってしまう。もうスプリントだ。

マチュー・ファンデルプールは最後尾まで下がっている。
残り1周

ジャンが鳴って残り1周に。

残り9.7km。デンマークのカスパー・アスグリーンがアタック。マッズ・ピーダスンの脚がなくなったのでスプリントが狙えないからか。

残り7.4km。まだカスパー・アスグリーンが逃げている。ただ、タイム差は開かない。

残り6km。そろそろ捕まる。
す
カスパー・アスグリーンが捕まる。

カウンターアタックで今度は、セーアン・クラーウアナスンがアタック。

残り3km。集団はイタリア先頭。

残り1.7km。オランダ先頭に。

残り1kmでイタリアのマッテオ・トレンティンが外れる。

残り900mで中央からベルギーのトレインが上がってくる。

イタリアとベルギーが平行して走る。

ベルギーは、ジャスパー・フィリップセンなのか、ティム・メルリエで狙うのか。

中央からノルウェーのアレクサンダー・クリストフも上がってくる。

アレクサンダー・クリストフとティム・メルリエが先頭に。

ティム・メルリエが先頭に立った。

ジャスパー・フィリップセンは後ろだ。ティム・メルリエが先頭でゴールに向かう。

オラフ・コーイが後ろからまくりに出る。

ティム・メルリエとオラフ・コーイの一騎打ちだ。

オラフ・コーイが追い込んできたが~。

勝ったのはティム・メルリエだ~!

途中パンクしていたティム・メルリエがヨーロッパ王者となった。

ティム・メルリエは今シーズンの14勝目となった。

ティム・メルリエはゴール手前から勝利を確信して身体をおこしている。

3位にはマディス・ミケルス、ジャスパー・フィリップセンは4位となっている。
リザルト

優勝したティム・メルリエ
信じられない。最初の2時間は本当にすべてがうまくいかなかった。レースが長引けば長引くほど、勝利を信じられるようになった。
ラインまであと300mというところでチェーンが外れてしまったんだ。でも、チェーンが元に戻って、またギャップを見つけることができた。
いいタイミングで抜け出すことができた。ベルギーで2つのタイトルを獲得した私にとって、これは大きな意味がある。このためにハードワークし、最近も2度転倒した。でも信じ続けて、今ここにいる……。

2位 オラフ・コーイ
レースがあったので完全なリードアウトにはならなかったかもしれないし、調整もした。
最終的には、それをある程度制御することもできる。しかし、どこかで間違いを犯し、何かから遠ざかりすぎてしまったんだ。残念ながら、ゴールラインが早すぎた。
現時点では失望が支配している。2位は悲しい。頭の中でスプリントをあと数回再生してみる。私はまだ22歳だが、自分に合った良いコースがいつ現れるかはわからない。
そして、数年後にはどうなるかわかない。得たチャンスは活かしたほうがいい。私たちはレースに参加したいと思っていた。
チームとして良いレースができたと思う。丘陵地帯では多少のレースがあったが、集団が追うのは簡単だった。だからこそ、スプリンター自身が冷静さを保っていることがわかる。それをコントロールできる人間が常にいるからだ。

4位 ジャスパー・フィリップセン
勝つために自分から来たのに、うまくいかなかった。でも、できることはすべてやった。
今日は最高のスプリントができなかった。スプリントの準備は順調だった。ジョナス・リカールトとヨルディ・メイウスをラストマンにして、かなりうまくいった。
でもアタックしたら、ティム・メルリエとオラフ・コーイがすぐに追いついてきた。
最高のフィーリングではなかった。残念だけど、それが現実なんだ。
当初、あなたがベルギー選手団の唯一のリーダーであり、その後、メルリエがメンバーに加わりましたね。
今日は優勝にふさわしい選手がいた。チームとして勝てたこと、全員にチャンスが与えられたことをうれしく思う。ティムは明らかに最速だった。

6位 マッズ・ピーダスン
今日はこれ以上得るものはなかったと思う。レースをご覧になった方は、デンマークのチームが可能な限りタフなレースにしようとしていたことをご存知でしょう。
できるだけ多くのスプリンターを降ろしたかったけど、最近はみんな上手いから、それは簡単じゃなかった。今日のレースでこれ以上の結果は出せなかったと思う。それでも6位でフィニッシュできたことは、これまでの努力の賜物だと思う。
マチュー・ファンデルプールとの逃げについては?
強力な逃げだった。僕たちは皆、全力疾走したんだ。もしベルギーとイタリアが誰も連れていなかったら、彼らは逃げ切りを図るだろう。彼らと私たちのグループとの戦いだった。彼らは間違いなくその戦いに勝利した。

| Rnk | Rider | Team | UCI | Time |
|---|---|---|---|---|
| 1 |
MERLIER Tim
|
Belgium | 250 | 4:37:09 |
| 2 |
KOOIJ Olav
|
Netherlands | 200 | ,, |
| 3 |
MIHKELS Madis
|
Estonia | 150 | ,, |
| 4 |
PHILIPSEN Jasper
|
Belgium | 125 | ,, |
| 5 |
KRISTOFF Alexander
|
Norway | 100 | ,, |
| 6 |
PEDERSEN Mads
|
Denmark | 90 | ,, |
| 7 |
BITTNER Pavel
|
Czech Republic | 80 | ,, |
| 8 |
ANIOŁKOWSKI Stanisław
|
Poland | 70 | ,, |
| 9 |
LAPORTE Christophe
|
France | 60 | ,, |
| 10 |
KIRSCH Alex
|
Luxembourg | 50 | ,, |
| 11 |
DÉMARE Arnaud
|
France | 40 | ,, |
| 12 |
WALSCHEID Max
|
Germany | 35 | ,, |
| 13 |
MILAN Jonathan
|
Italy | 30 | ,, |
| 14 |
KUBIŠ Lukáš
|
Slovakia | 25 | ,, |
| 15 |
LIENHARD Fabian
|
Switzerland | 20 | ,, |
| 16 |
WÆRENSKJOLD Søren
|
Norway | 15 | ,, |
| 17 |
BOHLI Tom
|
Switzerland | 10 | ,, |
| 18 |
MIQUEL Pau
|
Spain | 5 | ,, |
| 19 |
TEUNISSEN Mike
|
Netherlands | 5 | ,, |
| 20 |
MEEUS Jordi
|
Belgium | 5 | ,, |
| 21 |
KOGUT Oded
|
Israel | 5 | ,, |
| 22 |
PELLAUD Simon
|
Switzerland | 5 | ,, |
| 23 |
EINHORN Itamar
|
Israel | 5 | ,, |
| 24 |
ŤOUPALÍK Adam
|
Czech Republic | 5 | ,, |
| 25 |
LAUK Karl Patrick
|
Estonia | 5 | ,, |
| 26 |
BISSEGGER Stefan
|
Switzerland | 5 | ,, |
| 27 |
ZANGERLE Emanuel
|
Austria | 5 | ,, |
| 28 |
NORSGAARD Mathias
|
Denmark | 5 | ,, |
| 29 |
CONSONNI Simone
|
Italy | 5 | ,, |
| 30 |
VAN DER POEL Mathieu
|
Netherlands | 5 | ,, |



コメント
ベルギーはメルリエとフィリップセンを共存させるとは無茶しますねw
しかし、これでベルギーは今年の五輪ロード、欧州選手権ロード優勝。
ここに世界選手権ロード優勝を加えられるか、あるいは同一年トリプルクラウンを狙うあの男がそれを阻むか、注目ですね。
ベルギー代表監督のスヴェン・ヴァントーレンハウト(Sven Vanthourenhout)は、Soudal – Quick Stepのパトリック・ルフェーブルにアドバイスを求めたそうです。
落車で背中の傷が開いていたティム・メルリエは、身体は痛いけれど脚の状態は良かった。パトリック・ルフェーブルは加えるべきだと。二人のスプリンターを使って見事に勝利したので結果オーライでしょうか。
あとは、おっしゃる通り世界選手権の行方ですね。もし、彼がアシストに回ればクラウン制覇もありかと。